瀬戸の住職

瀬戸内のちいさな島。そこに暮らす住職の日常。

『しまのわ禅興寺音楽祭 Vol.2』ご予約受付中

2014-08-19 | Weblog


瀬戸内しま博覧会"瀬戸内しまのわ2014"民間企画認定イベント
『しまのわ禅興寺音楽祭 Vol.2』

●2014年9月15日(月・祝)@禅興寺
愛媛県今治市伯方町木浦甲3645
http://zenkou.net/
開場 17:00 / 開演 18:00 / 終演 21:00ごろを予定
チケット 3,000円 (学生1,000円・小学生以下無料)
※予定枚数に達し次第受付を終了致します。

出演:土岐麻子 / おおはた雄一 / 杉瀬陽子

[ご予約&お問合せ]
電話:0897-72-0126 (禅興寺)
メール:zenkou.abe@gmail.com
※件名を『しまのわ禅興寺音楽祭』とし、
代表者のお名前(フルネーム)、枚数、電話番号を記入して送信してください。

サポート:Cow and Mouse
http://cowandmouse.blogspot.jp/
http://www.facebook.com/cowandmouse

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■土岐麻子 (トキアサコ/TOKI ASAKO)
Cymbals のリードシンガーとしてデビュー。
2004年の解散後、実父 土岐英史氏を共同プロデュースに迎えた
ジャズ・カヴァー・アルバム『STANDARDS ~土岐麻子ジャズを歌う~』をリリースし、ソロ始動。
今年ソロデビュー10周年を迎える。
本人出演/歌唱が話題となったユニクロTV-CMソング『How Beautiful』を始め、
NISSAN「新型TEANA」TV-CM ソング『Waltz for Debby』、
資生堂「エリクシール シュペリエル」CMソング、『Gift ~あなたはマドンナ~』など、
自身のリーダー作品のみならずCM音楽の歌唱や、
数多くのアーティスト作品へのゲスト参加、ナレーション、TV、
ラジオ番組のナビゲーターを務めるなど、“声のスペシャリスト”。
最新アルバムは「HEARTBREAKIN’」。
http://www.tokiasako.com

■おおはた雄一
1975年茨城県生まれ。ブルースやフォークミュージックをルーツとする
シンガー・ソングライター、ギタリスト、音楽プロデューサー。
2004年、1stアルバムを発表。現在までに6枚のオリジナルアルバムをリリース。
代表曲「おだやかな暮らし」は、クラムボンなど多くのアーティストにカバーされている。
楽曲提供(畠山美由紀、湯川潮音など)や、アルバム録音の参加も多数あるほか、
映画音楽・CM音楽、ナレーション(ファブリーズ)等、広く活動を展開。
芳垣安洋(dr)・伊賀航(B)とのトリオや、坂本美雨とのユニット「おお雨」でもライブ出演。
2013年、福岡晃子(チャットモンチー)との新ユニット「くもゆき」としても活動を開始し、
1stアルバム「くもゆきのいろ」を8/6リリースする。
ギターインストアルバム「Solace」(ライブ会場限定)も好評発売中!
http://www.yuichiohata.com/

■杉瀬陽子
奈良県出身 大阪府在住 10月21日生
柔らかくも力強い、どこかノスタルジーを感じる歌声は、時に『祈りのようである』と言い表される。
一声を出した瞬間に、その場の空気を自分の世界に一変させるライブは必見。
主に弾き語り、時にバンド形態で、関西を中心に全国で演奏活動中。
2011年6月 Happiness Recordsより待望のファーストアルバム『音画』を全国リリース。
2012年3月 現代美術作家 ヤノベケンジさんの作品「サン・チャイルド」が、大阪府茨木市に恒久設置されるにあたり、芸術集団「茨木芸術中心」より依頼を受け制作した、サン・チャイルド公式テーマソング「太陽の子」を発表。
2012年9月 3曲入りMAXIシングルCD「太陽の子」をリリース。通販・店舗委託販売・ライブ会場のみで 発売。
2012年7月 奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のアルバム『桜富士山』に、「桜富士山」「SWEET MEMORIESにゲストボーカルで参加。フジロックフェスティバル2012に、奇妙礼太郎トラベルスイング楽団のゲストボーカルで出演。
2013年9月 Happiness Recordsより、約2年振りのニューアルバム「遠雷」を全国リリースし、全国23ヶ所を巡るリリースツアーを敢行。
2014年3月 URBAN RESEACH DOORSのメンズドレスライン「LIFE STYLE TAILOR」の2014年春夏コレクションイメージムービーの音楽を担当。
http://sugiseyoko.com/

終戦の日に

2014-08-18 | Weblog
第二次世界大戦終戦の日8/15、ある老翁が一生の最期を迎えた。
享年95。

老翁は伯方島木浦地区の旧家に生まれ、後に近所の、これも旧家に婿に入り家名を守ってこられた。
一代を農業を生業として黙々と働いてこられたその生き様は立派だった。
因みに老翁が継がれた家は、過去に禅興寺の7代目の住職ほか歴代住職の弟子も輩出しており、寺との縁も深い。

大戦時には徴兵され、南方の戦地にも赴いたという。
そこは想像を絶する激戦地で、隊を離れて用事を済ませ還ってみると、隊が全滅していたという体験をお聞きした。
終戦後1年間は捕虜として拘束されていたそうだ。

法事などでお会いした際、幾度か戦時中のことをお訊ねしたことがあるが、
「いまはそういうのは流行らんから」
と、話したがらない様子だった。
若い私では聴き手として不足だったか、その目で見てきた光景は言葉では伝えきれないと考えたか。
生前ご家族にも戦時の辛いことは余り話されなかったそうだ。

老翁が九死に一生を得て長らえた命を、終戦日にお返しして旅だっていかれたのは何やら不思議だ。
往時を知る方々は年々歳を重ね、次第に戦争を知らない世代ばかりとなってゆく。

老翁の心中をおもんばかるに、「戦争はしてはいけない」という想いに尽きるのではなかろうか。

施餓鬼法要

2014-08-03 | Weblog


8/1は毎歳恒例の施餓鬼。
過去3年間の新仏さま方のご遺族およそ250名、満堂の皆さまと、近隣の寺院方とともに無事お勤めいたしました。

夜にはこれも毎歳恒例の灯篭流しですが、バケツをひっくり返したような、雷を伴う大雨。
昨年もこんな大雨でした。
引き潮に乗って多くの灯篭が流れていく景色は素晴らしく美しいのですが、大雨ではいけません。
ご詠歌のご婦人がたのお唱えは中止として、独り読経とご詠歌を有縁無縁の御霊へ奉りました。

雨は3日間降り続いています。
日曜日の今日は珍しく法事も無く、良い骨休めになりました。