先月のことになりますが、今治市内のお寺さんで新住職さんのお披露目の式「結制・晋山式」がありました。
先代住職さまは、梅花流詠賛歌(ご詠歌)の指導を長年勤めてこられた方で、禅興寺へも毎週船で渡って熱心にご指導いただきました。
このたび住職の座を、長男でもあるお弟子さんに譲られました。
この式を修行すると、宗門から「大和尚」の位を認可されます。
同時に、首座(しゅそ)という役目の和尚さんも、この修行を経て、長老(ちょうろう)という位になります。
この首座を勤めたのが、新住職さんのご長男さん。
高校生とは思えぬ、堂々たる法要での振る舞いでした。
父子三代にわたって法や家風が伝承されていくのは有り難いことです。
行持に先立って、啓建塔(けいけんとう)を書かせていただきました。
高さ6メートルという立派なものです。
法華経「如来神力品」のなかに、
「若しは園中に於ても、若しは林中に於ても、若しは樹下に於ても、若しは僧坊に於ても、若しは白衣の舎にても、
若しは殿堂に在っても、若しは山谷曠野にても、是の中に皆塔を起てて供養すべし。」
とあります。
このたびの塔は、お釈迦さまを供養し、その功徳をもってお寺の永久の安寧をこいねがうという内容でした。
心に残る法要でした。
先代住職さまは、梅花流詠賛歌(ご詠歌)の指導を長年勤めてこられた方で、禅興寺へも毎週船で渡って熱心にご指導いただきました。
このたび住職の座を、長男でもあるお弟子さんに譲られました。
この式を修行すると、宗門から「大和尚」の位を認可されます。
同時に、首座(しゅそ)という役目の和尚さんも、この修行を経て、長老(ちょうろう)という位になります。
この首座を勤めたのが、新住職さんのご長男さん。
高校生とは思えぬ、堂々たる法要での振る舞いでした。
父子三代にわたって法や家風が伝承されていくのは有り難いことです。
行持に先立って、啓建塔(けいけんとう)を書かせていただきました。
高さ6メートルという立派なものです。
法華経「如来神力品」のなかに、
「若しは園中に於ても、若しは林中に於ても、若しは樹下に於ても、若しは僧坊に於ても、若しは白衣の舎にても、
若しは殿堂に在っても、若しは山谷曠野にても、是の中に皆塔を起てて供養すべし。」
とあります。
このたびの塔は、お釈迦さまを供養し、その功徳をもってお寺の永久の安寧をこいねがうという内容でした。
心に残る法要でした。