東京-大阪 単身赴任 旅物語

2003年10月1日から2012年9月30日まで経験した単身赴任。帰省旅行の思い出と、お得情報を綴っています。

GW最中の逆出張

2007-04-30 06:57:00 | ANA
ANA142便から見た富士山
4月30日(月)
    →関西空港:関空快速
関西空港→羽田空港:ANA142便(SSP)
羽田空港→    :京急青砥行き
    →羽田空港:京急羽田行き急行
羽田空港→伊丹空港:ANA013便
伊丹空港→あべの橋:空港バス
天王寺 →    :快速日根野行き

¥780+¥14,600(リピート4)-¥7,500(ANAご利用券)+ANAご利用券
+¥14,600(リピート4)-¥7,500(ANAご利用券)+¥620+¥210
※リピート4回をANAご利用券3万円分+Edyで購入

GWも半ばであるが、野暮用で東京へ戻らないといけない。搭乗回数が増えるのは嬉しいが、せっかくの休みなのに面白くは無い。春の微睡みをゆっくりと楽しみたいのに、早起きしなくてはいけないし。

まだ眠っている家族に気遣いながら、5時に起きだして、始発の関空快速で関西空港へ。たったの3両編成なので、途中駅からだと一人掛けは埋まってしまっている。

この関空快速は奇妙なダイヤである。先行する普通列車を上野芝で抜かすのであるが、折角、追い抜かした普通列車を鳳で接続待ちをするのである。

そんな事なら、上野芝で普通列車を抜かす必要が無いとおもうのだが...謎である。

元々、朝一番のANA972便で羽田に向かうつもりであったが、GW中の逆出張なので、自分へのご褒美として少し贅沢をすることにした。

当日朝、7時発のANA142便に変更、しかも、ANAご利用券を1枚使って、SSPにアップグレードした。
ANA142便@関空

衝動買いである。茶菓しか提供されないSSPなら勿体ないと思うのだが、ANA142便は、朝食提供便であるので、少しは納得感はある。おまけに、機材はB747、SSPも広めであるし、SSPは先端の閉じた空間にあるので、B767のように晒し者になることは無い。
関空19番ゲートはガラガラ
関空のバスゲートまで降りて撮影

例によって出発15分前から搭乗開始。

なんせ、GWの中日の早朝。乗客は極めて少なそうである。優先搭乗も小生含めたったの2名。しかも、その人は一般席だったので、藤色のカーテンを潜ってSSPルームに一番乗りである。

500人乗りのB747であるが、入り口の様子から察するに、やはり搭乗客はかなり少なかったと思われる。SSPはたったの3人
SSPはたったの3人

ANA142便は定刻より若干早く出発。

今朝は天気が良く、多少霞がかかってはいるが、地上の景色が面白いようにくっきりと見える。

当機は、いつも通り、神戸に向かって離陸して、反時計方向に螺旋を描いて上空に達し、東へと進路を取る。

丁度、自宅上空付近に達した頃、ベルトサインが消えたので、ここぞとばかりにデジカメで撮影する。以前から、一度撮っておきたいと思っていたのだが、今回ようやく念願がかなった。もっとも、1ピクセルも無いくらいの小さな家屋ではあるが。
自宅付近を通過。大きな古墳は仁徳天皇陵と呼ばれているもの

と丁度その頃、飲み物と供食が開始される。なんせ乗客は3人しか居ないので、一瞬で配り終わる。

今朝のメニューは次の通り。たしか、札幌行きのANA1711便と同じメニューだったはず。多分、SSPの朝食は同じだろうが、あちらの方の搭乗率はいかがであろうか? GWだから、多分100%に近いのだろうか? せっかくのSSPの朝食、余ったら勿体ない。

しばし、地上の景色を見下ろしながら、舌鼓を打つ。眼下に風景を見下ろしながら贅沢な朝食である。しかし、空の上で食べると斯くも美味しいのは何故か?
機内食
機内食 お品書き
いつもの感じの朝食だが、みどりの野菜が多い

暫くすると、伊勢湾が見えてきた。そして、セントレアのほぼ真上を通過する。
伊勢湾が見える
セントレア上空を通過

機内には3人の乗客と、CAさんだけなので、個室に近い雰囲気。凄く贅沢な気分に浸る。
SSP

先ほどから小生が盛んに写真を撮っているのがチェックされていたようで、
”写真はよく撮られるのですか?”
と当たり障りの無い言葉で、CAさんが話しかけてくる。

”ええ、今日はホントに良い天気ですね”
と、こちらも当たり障りの無い言葉を返す。

”あっ、富士山、見えてきましたよ”
”ホントだ”
”シャッターチャンスを逃さないで!”


なんか、CMの一駒みたいである。

富士山もよく見えた

大阪行きと違って、東京行きの航路は海寄りになっているようで、それほど大きくは見えない。しかし、これくらい離れて見る方が、バランスが良いのではないかと思う。

降下が始まり、ベルトサインが点灯する頃、流石に眠くなってきた。房総半島を北上するのを見ながら、少し眠ろうとするが妙に目だけが冴えてくる。

そして、空港周辺の倉庫群に突っ込んでいくような錯覚を覚えて、羽田に到着。

8時丁度。定刻より10分も早い。

たった1時間のフライトであったが、存分に楽しめた。ANAご利用券たった1枚でどれだけ空の旅が素晴らしいものになったことか。やっぱり、セコセコとマイルは貯めておくものである。

羽田到着後、まだ、時間のゆとりがあるので、カードラウンジで飲み物でも、と思ったが、仕事先に向かう電車の中で確実に眠っておくために、もう少し腹を満たしておこうと考えた。

連絡バスで1タミへまわって、新大和に突撃する。

以前から興味はあったが、7時からということで食する機会に恵まれなかった?”やまかけ定食”をソバで注文。ソバの出汁は、噂に違わず、やや関西風で鰹出汁が良く利いており、美味しい。流石に、ご飯は少し残したが、朝から満腹である。
羽田では新大和でも食事をいただく

AMEXカードを渡して、そそくさと店を出て、京急で都内まで...


さて、野暮用は予定よりも早く終わったので、16時の便で帰郷するところ、1時間繰り上げることにした。やっぱり、リピート4回は便利である。

連休の中日ということもあって、空港内は人が多いのだが、混雑というほどでも無い。チェックインカウンターの列は長いのだが、グループ客や家族連れが多いので、人混みの割には流れは速い。

スーパーシートに空きがあるとのことだが、流石に、行き帰りともSSPというのは勿体ないし、茶菓だと割が合わない気がする。

15時発の便の空席状況を確認した訳ではなかったが、恐らく、後ろの方は空いていると思われたので、

”後ろで良いので、空いている所をお願いします”と一応お願いすると。
”では、中央4列の通路側をお取りします”

ということで、多分、隣は空席だろう。

中に入って、北ピアまで行って、ゲート内ラウンジで喉を潤してから、60番搭乗口戻る。中途半端な時刻なのに、思ったよりも乗客が多そうである。

座席に着いてしばらくすると、反対側の通路側には、夫婦と思しき2人連れが着席した。子連れでは無い。良かった。行きと比較してはいけないが、これでゆったりとできる。

空いていると思っていたが、出発間際に多くの乗客が乗り込んできて、中央4人掛けの部分も大体人が埋まる。小さな子供を連れた家族も多く、あちこちで、泣き声が聞こえる賑やかさであるが、GWゆえ仕方の無いことである。その昔、家族でディスニーランドへ行った時に、羽田から伊丹まで泣き叫ぶ下の子をすっと抱いたまま過ごしたことを思い出した。

まだ、全員着席しない間に、ドアクローズし、滑走路に向けて動き出す。少しフライング気味の出発であるが、間もなく、夕方の滑走路ラッシュが始まるので、何としても定時出発させたいのだろう。

いつもなら、CAさんが毛布を配ってまわるのだが、前の方で売り切れてしまったのだろうか、小生の居る付近までまわってこなかった。仕方なく、上着を毛布代わりに睡眠体制に入るが、冷気の流路にあたってしまったみたいで、少し寒い。

ドリンクサービスも無視して、目を閉じていたが、ついぞ、伊丹到着まで眠れず。せっかく隣席ブロックに成功したのに、少し寒いと寝付けない。

伊丹から、天王寺行きのバスに乗るが、これが、事もあろうか人が一杯。南ターミナルで既に補助席含め満席となり、なんと北ターミナルを通過する。もう一台バスを走らせるのだろうか? このままだと 北ターミナルで待っている人、怒るだろうな。

GWにも関わらず、阪神高速はほとんど渋滞らしい渋滞もなく、約30分で天王寺到着。そこからいつものパターンで阪和線で帰宅の途につく。

行きの豪華さに比べるとあまりにも落差が大きい、疲れを感じる帰路となった。こういうときこそ、睡眠薬を補給して搭乗するのが正解なのだろう。


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