往路:9月5日(金) →新宿 :中央特快 新宿 →品川 :山手線 品川 →羽田空港:京急羽田行き急行 羽田空港→関西空港:ANA975便(P) 関西空港→ :関空快速 運賃:¥690+¥600/2+¥15,100+ANAご利用券+¥780
昨年後半から散々JALばかり乗り倒してきたので、青い翼が恋しくなってきた。それは先週、急遽予定を変更した理由の一つでもある。
9月からは、プレミアムクラス体験キャンペーンで¥5,000でアップグレード可能となるし、東京-大阪プレミアムポイントボーナスキャンペーンも既に始まっているから(JALも追随したが)乗るなら今である。
金曜日、18時20分過ぎの中央特快に間に合うように退社する。予定通り立川で座席を確保。
新宿で下車。
金曜日のこの時間帯の新宿駅は、見事な人混みである。エスカレータの順番を待っている間に、次の電車が到着してしまうのは気分が悪い。
雑踏を掻き分けて山手線に乗りかえて品川へ。
品川駅構内も人混みで大変。
いやはや、久しぶりに東京の殺人的なラッシュを味わったが、朝に比べると、まだマシな方である。
モノレールを使わずに、京急を選択したのは、京急羽特きっぷを使うため。品川(横浜)と羽田往復が¥600という非常にお得なきっぷである。が、なぜか、
Myキャンペーンには表れない。
悪用?を恐れて、ANAは、積極的にアピールしたく無いのかも知れない??
このきっぷの購入には、品川駅の有人窓口(JRとの連絡窓口でもOK)で予約確認画面(e-チケットではない)のプリントアウトを見せるだけで良い。
小生が、品川までのSUICAとeチケットのプリントアウトを提示して、”羽得きっぷをお願いします”と言うと、
”ええーっと、ハイハイ、ちょっとお待ち下さい”という感じで、紙切れを探して、ハンコをぺたぺた押して、作ってくれたきっぷがこれである。
なんとまぁ、1970年代の臭いがプンプンするきっぷではないか。京急くらいになると、専用の磁気きっぷを2枚出力するのかと思ったが、そうでもないらしい。
紙切れのきっぷなので、窓口に一番近い改札を抜けようとしたが、そこは通れない。口から一番遠い改札が有人改札になっており、そちらへ行くように指示される。
丁度良いタイミングで、羽田行きの急行がホームに入ってきた。
快特を待つ人々の列をすり抜けて乗り込む。残念ながら、品川で着席はできなかったが、次の青物横丁で座席を確保できた。
ANAビジネスきっぷで、21時丁度発のANA975便の普通席を押さえているが、できれば、一本早いANA149便のプレミアムクラスに乗って帰ろうと思っていた。
しかし、羽田到着が20時頃になってしまう事や、ANA149便のプレミアムクラスは満席のようなので、諦めて予定通りANA975便に搭乗することにする。
羽田に到着して2タミに入る。
19番ゲートで、ANA975便のアップグレードを申し出る。
空きは充分あり難なくOK。窓際をお願いする。
¥5,000のご利用券を出して、これでアップグレードをお願いします。と申し出たところ、
”あのー、4月から¥7,000になったのですが,....”と言われ、
”あれっ? 9月からキャンペーンで¥5,000でアップグレードできるのではないですか?”と尋ねると、しまった、という顔をしたGHさんが、
”あっ、そうでした、大変失礼いたしました。”と謝る。
ANAの社員にも、プレミアムクラス¥5,000でアップグレードできるキャンペーンは徹底されていないような感じを受けた。
いつの間にか、ANAもJALに似てきたか...
予定通りアップグレードが完了すると、地下に戻って、軽食を物色することにする。機内でプレミアムデリが配られるまで待てないし、また、プレミアムデリを一食分とカウントするのは分量からして心許ない。
京急連絡通路に面したAIRPORT MART EASTというお店は、お土産がメインだが、コンビニも兼ねており、また、空弁も置いている。当然、Edyが使えるし、比較的遅くまで開いているので重宝する。
空弁にしようかと少し迷ったが、後でプレミアムデリがあるので、コンビニ弁当の牛肉の焼肉だれ漬弁当¥398を手に取ってレジへ。
優先手荷物検査場を抜けて、ANAラウンジへ直行する。
伊丹便が終了したこの時間帯は、流石に空いており、久しぶりのANAラウンジでゆっくりと過ごす。
青汁を運び、先程購入した、コンビニ弁当を食べ始める。可も無く不可も無く、値段相応のお味である。無難な選択肢だった。
20時36分には、早くも搭乗の案内があり、食後の珈琲とニコチンを済ませた所で、20時40分頃ラウンジを後にする。
今宵の翼は、ANA975便である。B747に乗るのも久しぶりである。
出発は57番ゲート。と、言われても、1年近く2タミとご無沙汰しているので、頭の中に地図が描けない。完全に忘れてしまっている。
60、59、58、...と辿っていくが無茶苦茶遠い。どうりで、出発の20分以上も前に搭乗案内があったはずだ。
出発ゲートに着いた時には、既に、一般の搭乗が始まっていた。しかし、当便は空いているらしく、搭乗時の渋滞は無かった。
所定の席に着くと、CAさんが恭しく挨拶に来られたので、例によって日経新聞を持ってきて貰い、ビジネスマンらしく振る舞う事10数分、定刻になったが、まだ出発しない。
なんでも、手荷物検査場が混雑しているため、当機は約10分遅れて出発との事。いくら開けているゲートが少ないからと言って、こんな遅い時間に手荷物検査場が混雑する事があるのだろうか??
プレミアムクラスの区画は、9割くらい埋まったが、小生の隣は空席。
シートの改修が終わっていないB747のプレミアムクラスではあるが、隣が空席ならかなり快適である。
出発後、暫くすると、ベルトサインが消えて、飲み物とプレミアムデリが配膳される。迂闊にもデジカメを東京に置いてきてしまったので、記録には残せなかったのは残念。
当機の様に20時以降の羽田発の便では和食が提供される。特に、焼鯖寿司と秋刀魚有馬煮が大変美味しかった。
ご馳走様でした。
関空到着は21時15分。19番ゲート。
到着時、プレミアムクラスの優先降機ご協力、ご理解の案内があるが、皆、無視している。特にB747のように出口が前方に無い機材だと尚更そうである。
小生は、さっさと降りてくれさえすれば、別にどうでも良いと思っているが、本当に優先降機を売りにするのなら、カーテンを引くとかCAさんがブロックするとか徹底するべきだろう。
さて、次の関空快速は22時30分発なので、さして慌てる事もなくJRの駅へ向かう。関空快速は22時23分に入線。珍しく日根野で併合しない8両編成の列車である。丁度、この時間帯は到着便が重な事があるので、8両編成はありがたい。
乗客を乗せた状態で、係員が乗り込んできて軽く車内清掃を行うが、転換クロスシートの転換をしない。関東からやってきた人は、転換クロスシートに慣れていないためか、逆向きのまま座る人も多い。そうなると、区画の座席の向きが乱れてしまう。
車内清掃員が掃除のついでに、きちんと転換すれば良いのだが、どうも手を抜いているように見受けられる。
関空快速では紀行文の作成に専念する。
そして、23時15分頃に自宅に到着。
プレミアムシートを2席占有できたし、プレミアムデリも比較的美味しかったので、今回の移動には満足したが、やはり新宿乗り換えは辛い物がある。やはり、多少高くついても、金曜夕方の移動はモノレールの方が良いように感じた。