蒼天航路 (1) (講談社漫画文庫)李 学仁,王欣太講談社このアイテムの詳細を見る |
今、「レッドクリフ」=「三国志の映画」が評判になっているらしい。
11月1日から全国で上映しているのかな。
でも三国志の小説は毎日読んでも恐らく数週間くらいはかかる壮大なスケールのドラマ。
事前のストーリーの知識がなければ見ても面白くないのでは?
漫画としては横山光輝の書いた三国志があるけれど、この漫画の絵(顔など)は完全に昔の漫画の絵だから、読んでいても迫力がないね。
それに比べたら、蒼天航路は劇画風で迫力満点。
この本は週刊誌「モーニング」で連載しているけれど、まだ完結してないのかな?
曹操が幼いときから描かれており、小説以上に迫力がある。
でも、曹操が高齢になってからの顔が個人的には好きではない。
だから20数巻くらいまで読んだと思うけれど、その後は読んでいない。
原作がスケールが大きすぎると、映画は予想より面白くないことが多い。例えば「アレキサンダー大王」はそれ程面白くなかった。
という訳で「レッドクリフ」を見に行こうかどうか迷っている。あわてて見なくても将来DVDで見ることもできるからね。
<追記>
今、本屋さんに行って来たら「蒼天航路」は置いてなかった。
帰ってから、ネットで調べたら1994年10月~2005年11月まで連載されて完結したらしい。
単行本は36巻で、文庫本にも発行され全巻18巻、と書いてあった。
この漫画は将来多分「古典」になると思うよ。
横山光輝の漫画は少しだけ読みましたが、あまりに冊数が多い(会社が儲けすぎ?)かさばるし、金かかるのですぐに止めました。再ブーム・・?「三国志」広めたことに関しては意義があったと思います。
「泣いて馬しょくを切る」の場面となった「赤壁の戦い」・・レッド・クリフという意味でしょうか??
「泣いて馬しょくを切る」は228年に起こった「街亭の戦い」(蜀と魏)との戦いで蜀が敗れ、軍師の諸葛孔明が事前に指令した指示を守らなかった蜀の隊長の「馬しょく」を処罰したこと。
馬しょくは優秀な軍人であったが、軍律違反の為に孔明は泣いて処罰した、といわれる。
だから、「馬しょく」とは軍人の名前であり、バレイショ(ジャガイモ)ではありません(笑
「レッド・クリフ」とは何の意味かは知りません。