音のパレット

2009年11月4年半にわたるウィーンでの留学生活を終え、日本に完全帰国。
体を壊した長いブランクを経て、始動、です。

ここのところの音楽生活

2015-01-18 | ひとりごと
さて、ここ数年、ずいぶん更新をさぼっていますが、手のほうはまだ思うようには治ってくれません。

かといってまったくピアノを弾かないわけではなく、伴奏の仕事やごくたまにソロ(負担のかからないレベルのもので)をやってきました。

一年の中では主人(歌い手)のサポート的な仕事が多数を占めます。

リサイタルの伴奏

主人の生徒さんの発表会での伴奏(毎回20名前後)

主人の演奏会の伴奏

主人の指導する合唱団の伴奏・・・などなど

そこにたま~にソロを仕事を引き受け、入れています。

といっても大曲を引くことはかなわないのでサロンコンサートが主になりますが。

手を壊して、大きな絶望感を味わいましたが、音楽家である主人と出会ったことで

『今ある状態で、今までの経験を最大限に生かす』

という幸運に恵まれたことは本当にわたしにとって大きなことです。

しかしながらいつまでもソロから遠のいていてはやはり今までの人生を振り返ってちょっと淋しいのも事実。

今年からちょっと負担の大きい作品に取り組んでみようかと、手と相談中です。

朝の手のこわばりから見ると、全然よくなっていない気もしますが、慎重に慎重に、練習してみようかな、と。

どうなるかわかりませんが、手に痛みがでませんように・・・。

久しぶりの一人時間

2015-01-18 | ひとりごと
先日のこと、一昨年、出産して以来はじめてたったひとりで自分のために長時間外出しました。

お目当ては福袋(笑)

ウィーンに留学するまでは毎年恒例でした。

元旦の朝に、デパートのチラシを見ながら何気なく(もちろん行く気もなく)

『福袋か~、買に行きたいなぁ~』

とつぶやくと、主人が『子供はみてるから行って来ていいよ』とのこと。

最初はずいぶん迷いましたが(なにせ寒いし)、行くと決め、ごはんの支度を済ませていざ出陣。

ふと気が付くとなんと福袋を買いにお正月にでかけるのはじつに10年ぶり!

ウィーンに留学したときから、なんと10年も経っていたのです!

これにはびっくり!

昔に思いを馳せつつ早朝の電車に揺られてデパートにつき福袋を無事にゲット。

その後はひとりごはん



お買いものめぐりをして、一服



いつも子供と荷物と一緒なので、なんだかとなりがスースーするような・・・。

子供は主人と一緒に楽しく過ごしたようです。

子供との時間は楽しいので『ひとりになりたい!』なんてことはないのですが、それでもとてもリフレッシュできた一日でした。

おひさしぶりです

2015-01-17 | ひとりごと
時間が経つのは本当に早いですね。
もう2015年が始まってはや半月が過ぎてしまいました。

あれから子育てに追われ、思いのほか体調もずいぶん崩し、なかなかこちらに書き込みがでず、のぞきに来ていただいた方にはずいぶん失礼をしてしまいましたが、その中でも細々と音楽に携わりつつ生活してきました。

今年はどれくらい更新できるかわかりませんが、どうぞよろしくお願いします。




ご無沙汰しすぎです

2013-07-12 | ひとりごと
ご無沙汰しすぎています。
まだこのブログを覗いてくださる方がいてうれしく思い、更新しなくては!と書き込んでいます。

ウィーンの留学生活からはや4年、手のほうはずいぶんと快方へ向かい、ここのところは伴奏や後進の指導を中心に活動していました。

まだソロの曲の練習には残念ながら耐え抜けないため、そろりそろりと練習し、楽章単位での演奏にとどめつつも、気長に復活を目指している最中です。

この4年の間にはいろいろと人生の一大事がありました。
音楽を仕事としている旦那様と結婚し、先月一児の母に!なりました。

ウィーン留学中は自分の人生の中に結婚や出産なんて思い描きもせず、ましてや具体的な結婚願望すらなかった自分だったので、思い返してみても自分でもびっくり。
でも同じ音楽をやっている(旦那様はテノール)者同士で共演することがありますが、けがで苦しんだとはいえ今までやってきたことが無になっていないという充足感をもらえ、旦那様には感謝しています。

フェイスブックなどでウィーンにいる友人たちの更新をみると何とも懐かしく、オペラにコンサート、行きたい!!という気持ちがむくむく浮かびますが、きっと近い将来行くぞ!(笑)なんて思っています。

いやしかし、日本に帰ってきて思いますが、いかに自分が贅沢な音楽環境にいたか・・・。
いかに素晴らしいオペラやコンサートに通っていたか。
色々な体験をして、ブログに残しておいてよかった。
あの日々は私の宝物です。

その宝物のような日々を、実生活に反映させるべくこれからも頑張っていきたいと思います。

これからの更新は主に日本での生活中心になると思いますが、お付き合いいただければ幸いです。

タダでは転ばぬ・・・・

2012-03-19 | ひとりごと
体を痛めて早3年、さあ復活にむけていざラフマニノフ!
と意気込んでいたら、風邪を引き、そこから咳喘息を発病し、さらにその咳により寝不足か続き、疲れ果てた体で仕事に向う途中頚椎捻挫をしてしまいました・・・・・・。

一体どういうことなのか・・・。

3週間経つ今も痛みが残っていて日常生活に支障をきたし、リハビリに通う日々。
一体6月の本番に間に合うのか???という不安を抱えつつ、そろそろとピアノに触る毎日が続いています。

さて、体をいためていた間、なにか身になることがしたいと思っていた私、歌を習い始めました。
今イタリア歌曲を勉強しています。
伴奏もガンガンやっているので、歌の息遣いを勉強するにもうってつけです。



この間は発表会があり、イタリア古典歌曲集より2曲ほど歌いました。
歌はピアノと似ているところと、全く違うところと両面があり、この歳で違うジャンルに手を出すとは思いませんでしたが、これもピアノに生かせるよう、でも楽しみながら頑張りたいと思います。

このブランク、転んでもタダでは起きません!

・・・・・・起き上がれなさすぎて、本当にめげそうですが・・・・・

ラフマニノフと対話中

2012-03-05 | ひとりごと
6月に弾く曲を、決めました。

ラフマニノフで行くつもりです。

今少しずつ、ラフマニノフと対話中。

力加減を少しづつ調整していかないと、また痛みがでるので慎重に。

間に合うかな、と思いつつも、ピアノは楽しいなぁ~とかみ締めながら弾いてます。

気晴らしに、久々にクッキーなど焼きながら。



紅茶とクッキーで一息ついたら、また楽譜と睨めっこ開始

復活のためにも

2012-01-13 | お仕事
ピアノは弾き続けることが大切。
体は容赦なく鈍ります・・・・・・。

ピアノのソロを最後に人前で奏でたのは2009年の6月。
以来、一進一退を繰り返している私の体ですが、だんだんと伴奏で本番を踏むようになってきています。

2月には歌のコンサートの伴奏をすることになっていて、今まさに合わせ真っ盛り(笑
総計20余名の歌曲伴奏をする予定でいます。

経過がよければ6月にあるコンサートに出演させてもらおうか、とも考え中ですが、焦りは禁物。

どうなることやら・・・・・・。

こんなときはウィーンの頬に突き刺さるような冬の空気の中、無心で散歩したいなぁ!

Prosit Neujahr!

2012-01-01 | Notizbuch 雑記帳
明けましておめでとうございます。
昨年はブログを全く放置。

色々とありまして、長らくゆっくりネットで近況を綴る環境にありませんでした(苦笑
今年は、どうかなぁ・・・・。

自信はありませんが、まだこのブログに遊びに来てくださる方々が沢山おられるので、少しでもエントリできたらなぁ、と思います。

さて、昨年は色々ありましたね。
色々なことを考え直す一年となりました。

当たり前の日常が、あたりまえのように自分の周りで巡り廻る、そんな奇跡に感謝し、音楽の素晴らしさを一人でもおおくのひとにお伝えできるように生きて生きたいなと思います。

某SNSの、留学仲間、特にウィーンにまだいる友達の、現地からの更新に

『ウィーン!いいなぁ』

とつぶやきながらも、私は日本で何とか頑張っていこう!と意気込んだ新年です(笑

今年も一年、このブログを読んでくださってる皆様(もそうじゃない皆様も)幸せあふれる一年となりますよう祈念しつつ新年の挨拶とさせていただきます。

Zauner-ton

始動。

2011-01-27 | Mein Hauptberuf 本業
お久しぶりのエントリです。
書こう、と思いつつも、重い腰・・・ならぬ重いパソコンのキー(?)にかまけ、なかなか打鍵進まず・・・。

さて、一昨年ウィーンから完全に引き上げた私ですが、自分でもびっくりするほど体の調子をくずし、やっと最近おちついてきました。
精神的にも、肉体的にも、溜まった疲れが一気に噴出した感じて。。。。。

そんな中でも、ちょこっとずつピアノに携わる仕事をはじめ、昨年秋より本格的に『ピアノを弾く』ということを始めました。
もちろん、まだ100パーセント体を使えない状態ではありますが、出来る範囲でピアノを弾く喜びをかみしめています。

今の状況としては、2時間近くに渡るコンサートの伴奏を弾ききれるまでに回復しました!
もちろん、コンサート中はもちろん、コンサート後の痛みも出なくなり、飛び跳ねて喜びたい気分です。

ただですが、今までに受けたストレスたるや相当なものだったらしく、その時におかしくなった精神的なダメージ(突然の動悸や不眠、腰の神経痛や、ストレス性のせき)はまだ陰を潜めてくれず、完全復活にはしばらく時間がかるんでしょうか・・・・・。

先週は今年の仕事初めで、声楽のクラスのコンサートで、24人ほど伴奏してきました。
一人2曲、リハーサルから本番まで、約7時間ほど弾きっぱなしでしたが、ここでも痛みは出ず
ずいぶん我慢してきましたが(約1年半)ついにピアノ曲、手始めにバッハのトッカータと、ドビュッシーの練習曲を練習しだしました

やっぱりピアノが弾けるって幸せです

・・・・・あんまり調子に乗らず、その日の手の疲れはしっかりと取りながら、少しずつ、始動です。

ご無沙汰しておりました

2010-12-08 | Nachrichten お知らせ
一年近くに渡り、ブログを更新できず、申しわけありませんでした。
その間も、覗きに来てくださった方々がたくさんいらっしゃり、とても感謝しています。

この一年、とても色々なことがありました。

実は昨年末の更新以降、なぜか急にウィーンから引き上げたことを、上手く消化できず、年越しをして以来、、このブログを開くことがなんとも苦痛になってしまったのです。

でももう一年経つし・・・・と思う自分と、まだまだ、ふとウィーンに思いを馳せてしまう自分と・・・・・そして今尚万全ではない私の手と・・・・とにかく、どうしても楽しげにウィーンの思い出を書くことが難しいうちに、今度は自分自身の身の回りにめまぐるしい変化が次々と起こり、今となってしまいました。

長らく放置してしまったことを今一度お詫びいたします。
正直なところ、またこのスタンスでブログを続けるか、まだ迷いがあるのが正直なところです。

ただひとつ、一年前よりもずっとずっと、手の調子が改善され、音楽に携わる仕事が始められていることを、ご心配をおかけした皆さんにご報告しなくてはいけない、と思い、久々の更新に至りました。

私の手の経過や、近況を心配してくださった方々、メールで励ましてくださった方に心より感謝し、ご報告とさせていただきます。
また近々、何かエントリできるといいな、と思います。

2010年12月8日 zauber-ton

あと数時間で

2009-12-31 | Notizbuch 雑記帳
今年も終わりですね。

一年、時間が経つのが早かった・・・。
体を壊してウィーンから一時帰国した日がまるで昨日のようです。

きりよく『ウィーン思い出日記』を年内に終わらせたかったのに、思いのほか写真や、それに伴う思い出が多く、終わりませんでした(笑
あと数回、年明けに持ち越しますがもうしばらくお付き合いください。

さて、色々とご心配していただいている手のほうですが、最近は多少動かせるようにはなったものの、やはりソロの曲などはまだまだ無理なようです。
そんな状態なので、あまり負担にならない程度に自分の手の稼動範囲と相談しながらそろそろとピアノを触っています。

こういう壁にぶつかってみて、改めて思うこと・・・やっぱりピアノが弾けるという幸せ。
そして『出来て当たり前だと思っていたこと』がひょんなきっかけで『出来なくなる』ことの恐怖。しかも、予告もなしに突然奪われる自由・・・。
それでも、こうして無事に年越しできるということの有難さ。

普段とりまく環境に『当たり前』とあぐらをかいていてはだめだな、と思います。

今年一年、色々なことが起こりました。
自分の中で、また、自分の周りで。
喜怒哀楽、自分の尺度ではありますが、すべて味わいました。

しかしながら、回りの人や環境に恵まれ、今年一年とても幸せだったと振り返ることが出来き、とても幸せです。
来年も『感謝』という心を忘れず、自分と正直に向き合いながら頑張ろうと心新たに思いながらこのエントリを書いています。

最後になりましたが、今年も一年、このブログを読んでくださりありがとうございました。
ピアノが弾けなくなり、ウィーンのことも書きたくない時期も正直あったのですが、やめずに続けることが出来たのは、このブログを読んでくださる皆さんの存在あってこそと感謝しています。

皆さんの来年一年のご多幸を心よりお祈りし、年末のご挨拶とさせていただきます。

Ich wuensche Ihnen einen guten Rutsch ins neues Jahr!!(よいお年を!)

Liebe Gruesse,zauber-ton 31.12.2009


ぎりぎりセーフで

2009-12-29 | Notizbuch 雑記帳
間に合いました!

毎年(子供の様に 笑)とっても楽しみにしていたクリスマス市!
帰国を一日延ばして、クリスマス市開催当日に行くことが叶いました

おなじみ、イルミネーションが美しい市庁舎



今回はとにかく、食べて、飲んで・・・笑
まずは毎年恒例、プンシュ(暖かいリキュールの効いたフルーツポンチ)の前にじゃがいも!オーブンで焼き上げたじゃがいもの上にお好みのトッピングを乗せて・・・。



写真で見ると比較対対象がないのでわかりづらいですが、このじゃがいも、手のひらくらいの大きさ!



ちなみにこれはベーコン&たまねぎのトッピング。ほかににんにくソースやチーズ、コーンなど好きにアレンジ可能です。

次に向ったのはプンシュ!49番のお店のプンシュは甘くて美味しく、ウィーンの留学生仲間のうちでは大好評の一軒。



私はいつもベーレンプンシュ(Beerenpunsch ベリー類のミックスプンシュ)を注文。他にいちごやグリューヴァイン(Gruewein ワインにスパイスをいれ温めた飲み物)やアルコールフリーの子ども向けプンシュ、お店によってはオレンジリキュールのプンシュも出ています。

そしてこれは今年初?(去年は気づきませんでした)
揚げたてミニドーナツ!



自動でどんどん揚がってくるあつあつドーナツに、お好みのソースをつけて食べる一品。私はチョコレート&生クリームを注文しましたが、美味しかった♪

他にも巨大ブレッツェルや、ソフトクリーム型のマシュマロにチョコレートがかかったお菓子などなど・・・おなかが許す限り堪能。
これでクリスマス市に思い残すことはありません(笑


半ばクリスマス市はあきらめていたので、帰国前夜にこれだけ楽しめて本当に良かった!あっちも、こっちも・・・と私のワガママにつきあってくれた友達に感謝です。



クリスマス市、ちょっとごてごてしていて

『シンプルがいいわ』

なんて思う方には、他の場所で開催されているクリスマス市もオススメ。
市庁舎はどちらかというと観光客向けですが、中には地元の人が多く集うクリスマス市もちゃんとあります。
今回私がいる間に始まったのは市庁舎だけだったため、他のところはいけませんでしたが、12月に入ればどこのクリスマス市も開催されています。
この時期にウィーンを訪れる方は、ぜひ一度足を運んでみてください。

1516

2009-12-28 | Cafe カフェ
こうして記事をエントリしていて思うこと・・・。

このウィーンでの3週間、かなり忙しくてやりたいことが半分も出来なかった気がするわりには、けっこう色々食べている・・・(笑

今回はあまり冒険しなかった私ですが、友達と見に行った『フィガロの結婚』の終演後、友達に連れられてを飲みに行ってきました。

向った先は、楽友協会から歩いて5分もしないところにある『1516』というお店。



初めて飲む半にごり(?)のビール。
これがとっても飲みやすくて美味しい



目の前にはビールサーバー!

お酒も入っていい気分で長居をし、お店をでるころには終電も終バスもとっくに無くなるいい時間。



酔っ払っていた為か、ピンボケです(苦笑
が、時計は正確。夜中の1時半を指しているのは間違いじゃありません(笑

ちなみに、こんな夜中まで飲んでも、『Nachtbus(夜のバス』という素晴らしいバスが街を網羅している素晴らしいウィーン!
お店を出て、オペラ座前からバスに乗り、ものの20分で自宅まで帰ってこれる便利さ!
昼間は昼間で電車・バス・路面電車・・・と全く移動手段に困らないウィーン。
この交通の便のよさに慣れてしまっているので日本はちょっと(かなり)不便に思ってしまうのは仕方がないことでしょうか。
日本もこうなったらどんなに便利かな~と思ってしまいます。

・・・余談ですが、こん夜中にひとりで家に帰宅したのはこれが初めて。
人気の無い深夜のウィーンをふらふら・・・思い出がひとつ増えました。

ウィーンふらり その⑤

2009-12-27 | Notiz der Wienウィーン雑記
Dr.Karl-Renner-Ringよりバスを降りて一枚。



Stephansplatzのエスカレーターから見上げて。



いつの間にか味のある石畳が無くなっていたケルントナー通り。



ブルクリングから一枚。




吸い込まれそうな青空の下、去らなければいけないウィーンを想いながら歩いた日々が、まるで昨日のよう・・・。

今となってはなつかしい日々の思い出です。
何気ない風景がとっておきの思い出に変わっていく境目はちょっとセンチメンタル(古い・・・?)になりがち。
きっと冬という気候のせいもあるかもしれません。

懐かしい思い出に浸れるっていうことは、私の留学生活は充実していたんですね(笑


これもちゃんと・・・

2009-12-25 | Cafe カフェ
ウィーンのケーキと言えば、まずザッハートルテ。
そして先日エントリしたシュトゥルーデル。
そしてカイザーシュマレンもこちら特有のケーキ。

ふわふわのホットケーキに似た生地を細かく刻み、粉砂糖を振りかけて、りんごやツヴェッチケン(というスモモに似た味の果物)のジャムをかけて食べるケーキです。

このケーキ、留学したてのころに一度、しかもその時は果物に火の通ったものを全く口にしなかった為ソースをかけずに食べたきりでした。

滞在中、友達とお茶をしにカフェ・モーツァルトに足を運んだ際、たまたまメニューの中に『Keiserschmalen』を見つけ、帰る前に一度ちゃんと、今度はソースもつけてちゃんと一度味わっておこうと思い、オーダー(笑



ふわふわの生地はやはりそのままでも美味しい!
次にソースをつけて・・・
・・・りんごのソースも、ツヴェッチケンのソースも甘酸っぱい・・・。
ソースそのものは美味しいのですが、ホットケーキにはメープルシロップ!で育った私の舌には、酸味のあるソースで食べるこのシュマレンはあまり馴染んでくれず・・・
欲を言えばこのケーキ、フルーツソースではなくチョコレートソースがカスタードで食べたい・・・なんてい言ったら邪道でしょうか(笑
やっぱり私はチョコレート系のスィーツが好きみたいです(苦笑

友達は私がラントマンで食べた『Maroni Bruet』をモーツァルトで注文。



↓これはラントマンのもの。アーモンドのかかり具合といい、マロンペーストの載せ具合といい、ラントマンのほうが丁寧な感じがするような・・・



なんて色々言ってみましたが、こういうものってただただ好みですよね。
ウィーンのケーキ、美味しかったです。

お一人様でゆったり味わった日もあれば、閉店時間まで友達と話に花を咲かせた日もある・・・ウィーンのカフェにはたくさん『癒し』を貰いました。
日本には無い『カフェ文化』
ちょっとひといき・たまにはゆったりティータイム・・・そんな心のゆとりを忘れないにしようと思います。