今日はウィーンフィルの夜の定期演奏会に行ってきました。
プログラムは
Mozart :Regina coeli fuer Sopran,Chor,Orchester und Orgel,KV108
Schumann :Konzert fuer Violoncello und Oechester,a-moll,op.129
:Symphonie Nr.2,C-Dur,op.61
Solist:Ildiko Raimondi,Sopran/Tomas Vaega,Violoncello
まず最初のモーツァルト、最初の入りは和声的に音楽が滞りなく流れてウィーンフィルの弦楽器の音色とマッチし、美しい響き。
合唱も強すぎず、一言一言大切に歌っていて、ホールの響きと上手く融合。
ただ、ソリストが入った時にソリストに合わせすぎたのが、音楽がちょっと押し戻され気味に・・・。いっそのこと思い切って流れを変えてしまったらまた違ったのだろうけれど、前の流れを保とうとしていたのか、ソリストが入った時だけ違和感を感じました。
2曲目のチェロコンチェルト、ソリストにウィーンフィルメンバーのTomas Vaegaを迎えての演奏。
前曲も感じた事ですが、どうやら私はオケとソリストの音楽のイントネーションが違いすぎてしまうとなかなか音楽に集中できないようです。
この曲もそうでした。合わせすぎて個性が光らなくなってしまっても、お互いの音楽を無視してしまっても成立しない協奏曲の難しさかもしれません。
同じオケのメンバーがソリストだと言うことで、微妙な掛け合いを期待していたのですが、ソリストとオケで同じ言葉の発音が違うことがしばしばありました。
それがうまく融合していれば良かったのですが、あきらかにワンテンポずれてしまったような印象を与えてしまっていたので・・・。
一音一音堅実に、1フレーズを大事に弾くチェロは好感が持てましたが、音楽を大きな流れで創るエッシェンバッハとの相性はあまりよくなかったのかもしれません。
※誤解の無いように・・・ソリストとオケ、音はちゃんと合っていました!ここでは音楽的ズレのことを言っているので。
3曲目の交響曲2番は、最初の弾きだしがちょっとあいまいだった以外は常に音楽が流れてとても心地良いシューマン
ウィーンフィルの面々もとても弾きやすそうに弾いており、エッシェンバッハも細かい事より和声的な大きな流れを大事にして、細かいことはオケに任せていた印象。
この日一番大きい拍手の沸いた曲でした。
プログラムは
Mozart :Regina coeli fuer Sopran,Chor,Orchester und Orgel,KV108
Schumann :Konzert fuer Violoncello und Oechester,a-moll,op.129
:Symphonie Nr.2,C-Dur,op.61
Solist:Ildiko Raimondi,Sopran/Tomas Vaega,Violoncello
まず最初のモーツァルト、最初の入りは和声的に音楽が滞りなく流れてウィーンフィルの弦楽器の音色とマッチし、美しい響き。
合唱も強すぎず、一言一言大切に歌っていて、ホールの響きと上手く融合。
ただ、ソリストが入った時にソリストに合わせすぎたのが、音楽がちょっと押し戻され気味に・・・。いっそのこと思い切って流れを変えてしまったらまた違ったのだろうけれど、前の流れを保とうとしていたのか、ソリストが入った時だけ違和感を感じました。
2曲目のチェロコンチェルト、ソリストにウィーンフィルメンバーのTomas Vaegaを迎えての演奏。
前曲も感じた事ですが、どうやら私はオケとソリストの音楽のイントネーションが違いすぎてしまうとなかなか音楽に集中できないようです。
この曲もそうでした。合わせすぎて個性が光らなくなってしまっても、お互いの音楽を無視してしまっても成立しない協奏曲の難しさかもしれません。
同じオケのメンバーがソリストだと言うことで、微妙な掛け合いを期待していたのですが、ソリストとオケで同じ言葉の発音が違うことがしばしばありました。
それがうまく融合していれば良かったのですが、あきらかにワンテンポずれてしまったような印象を与えてしまっていたので・・・。
一音一音堅実に、1フレーズを大事に弾くチェロは好感が持てましたが、音楽を大きな流れで創るエッシェンバッハとの相性はあまりよくなかったのかもしれません。
※誤解の無いように・・・ソリストとオケ、音はちゃんと合っていました!ここでは音楽的ズレのことを言っているので。
3曲目の交響曲2番は、最初の弾きだしがちょっとあいまいだった以外は常に音楽が流れてとても心地良いシューマン
ウィーンフィルの面々もとても弾きやすそうに弾いており、エッシェンバッハも細かい事より和声的な大きな流れを大事にして、細かいことはオケに任せていた印象。
この日一番大きい拍手の沸いた曲でした。