座敷ネズミの吉祥寺だより

吉祥寺って、ラッキーでハッピーなお寺ってこと?
中瀬の吉祥寺のあれこれをおしゃべり。

4月の仏遊会

2024-04-09 | 仏遊会

4月の仏遊会は、13日(土曜日)の 午後2時からです。

 

テーマは、座禅と 「ほとけさま」part3 です。

 

午後2時までに 大玄関からお入り下さい。

 

最初に本堂で 座禅を組みます。

 

椅子座禅もできますので、正座できない方でも大丈夫です。

 

その後で 客殿で 仏様のお話をしたりします。

 

テキストに使うプリントは お渡しします。

 

 

仏遊会は どなたでも参加できます。

 

お待ちしています。

 

 

 

桜散らしの雨と風です。

 

せっかく満開になったのにね。

 

 

        

 

 

8日の花まつりの際の 吉祥寺ツアーの最初は、

もちろん、本堂からでした。

 

          

 

 

 

 

 


「中尊寺金色堂」

2024-03-08 | 行って来ました

一昨日、東京国立博物館 本館特別5室の

「建立900年 特別展 中尊寺金色堂」を観覧してきました。

 

東博は、久しぶりです。

 

 

 

 

埼玉教区で合同研修会として開催された講演のために、

まず平成館の小講堂へ向かいました。

 

埼玉教区の教区長さんや、

中尊寺管首直々の御挨拶などの後、

目録の解説も執筆なさった主任研究員のお話が始まりました。

 

児島さんとおっしゃるこの東博の方が、

しゃべくりがお仕事の方かと思ったくらい

お話が上手で、また興味ある内容が盛りだくさんで、

時間が短く感じられました。

 

 

 

 

その後、平成館から本館の第5室に移動、

いよいよ中尊寺金色堂の特別展へ。

 

本館は、すごーく 久しぶり。

 

 

ブレブレの写真になってしまいましたが、

ドラマ「半沢直樹」の撮影に使われた、重厚な正面階段、

第5室は その手前を右奥に入ります。

 

 

 

 

 

金色堂には 藤原の清衡・基衡・秀衡の

三代の遺体が安置され、

その上の壇に それぞれ 弥陀三尊と六地蔵、

それに二天像が 置かれています。

 

その中の、清衡の壇にある

阿弥陀如来坐像、観音菩薩立像、勢至菩薩立像、

六体の地蔵菩薩立像、

持国天像、増長天像、

これらの11体の仏像を

まるっと東京に持って来てしまっています。

 

ぜ~んぶ、国宝です、当然かもしれませんが。

 

その外にも、国宝や重文の寺宝の数々を見る事ができて、

興奮の時間でした。

 

 

 

というか、あそこって、国宝と重文しかないんですね!

 

天治元年(1124年)8月廿日 と記された棟木が残されています。

 

この棟木によって

建立年代がはっきりしており、大工の名前までわかります。

 

 

 

 

 

そこいらじゅう キラキラしく金箔を貼り、

とんでもない場所まで 蒔絵や螺鈿で装飾されています。

 

阿弥陀如来のおわす西方極楽浄土の再現に

心を砕いた権力者は 他にもいましたし、

可能なら再現したいと思う人は 

もっと大勢いたかもしれません。

 

末法思想が広まった時代。

 

奥州藤原氏の 極楽浄土へのあこがれは 

戦乱や疫病の続く現世の裏返しだったのでしょう。

 

 

 

 

同じくキンキラキンの模型が展示されています。

 

昭和の時代に作られたという模型は、

マニアックなまでに精巧にできていて、

棟木までそっくりな物が天井に挙げられているそうです。

 

          

 

後ろの方はスケルトンな作りになっていますが、

棟札は見えないそうです。

 

こういうのを作った人たちも、

そういった事まで研究を重ね続けている人たちも、

きっとみんな やってて楽しかったんだろうな、

と思わずにはいられません。

 

 

 

 

 

 

先日の「ブラタモリ」の正倉院の回で

正倉院の中のゴミを集めて

ピンセットのようなもので 

細かくより分けている人がいました。

 

嫌いだったら 続けられる仕事じゃありません。

 

逆に、好きだったら、楽しいのではないでしょうか。

 

(私には真似できませんが。)

 

 

 

 

 

8KのCGも良いですが、

これはやはり、いつか平泉に行かないと(笑)。

 

大宮から新幹線で、すぐ、ですよね

 

 

          

 

図録なら、中瀬の吉祥寺でご覧いただけます(笑)。

 

 

 


3月の仏遊会

2024-03-03 | 仏遊会

3月の仏遊会は 10日(日曜日)の 午後2時からです。

 

テーマは、座禅と 「ほとけさま」part2 です。

 

午後2時までに 大玄関からお入り下さい。

 

テキストに使うプリントは お渡しします。

 

 

 

画像は 上野の都美術で開かれている展覧会、

「印象派 ーーモネからアメリカへ ウスター美術館所蔵」

のもので、

先日 少しの時間があったので、大急ぎで回ってきました。

 

「海を越えて咲いたもうひとつの印象派。」

 

「日本初公開多数。 大西洋を渡った印象派」

 

とホームページにあります。

 

ウスター美術館の「ウスター」は、

ウスターソースの「ウスター」だそうです。

 

 

見慣れているモネの「睡蓮」よりも明るい色調の、

初めて見る「睡蓮」がステキでした。

 

4月7日(日曜日)までやってます。

 

 

 


「さよならマエストロ」

2024-02-25 | おしゃべり

「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート」
(TBSテレビ 日曜午後9時からのドラマ)

を見ています。

 

そろそろ物語も佳境に入ってきた感じがあるので、

間もなく終わってしまうかも。。。

 

だとしたら、残念で、もったいない気がします(笑)。

 

 

 

「アパッシオナート」って、聞いた事がなかったので

調べました。

 

アパッシオナートは、クラシック音楽で使われる音楽用語のひとつです。イタリア語で「情熱的に、感情豊かに」を意味します。

 

だそうで、音楽用語は 私はまったくわからない事が判明。

 

ちなみに、「マエストロ」とは、

現場で 演奏者をまとめる音楽監督や

クラシックを演奏する演奏家、

オペラを指揮してまとめる者

だそうです。

 

 

 

 

 

私がこの番組を好きな理由は、

自転車をこぐ西島秀俊の背景が

電線のない広い広い茶畑で、

その向こうに青い空と富士山がある、

という事だけでは ありません。

 

もちろん、芦田愛菜チャンは可愛いし、

石田ゆり子サンはキレイだけれども、

私の目を引き付けるのは西島秀俊。

 

指揮棒を振るマエストロの西島秀俊の表情が

思い切り明るくて、

とってもとっても楽しそうだからです。

 

嬉しくてたまらない、っていう表情。

 

ああ、この人、やってて きっと 楽しいんだろうな、

と思える表情を見せてくれているからです。

 

こちらも思わず笑顔になってしまいます。

 

 

あんな風に 楽しそうに 何かに打ち込んでいる人って、

こちらの心も楽しくなってしまいませんか?

 

いいですよね。

 

うらやましいですよね。

 

でも、「うらやましい」という事を忘れて

とにかく こっちまで楽しくなってしまう。

 

幸せの波動に 周囲も巻き込まれて、

こちらも 一刻、思わず幸せになってしまいます。

 

そんな波動の源になるという言動は

貴重です。

 

貴重ですし、そんな人のそばに居たいです。

 

 

 

人を幸せにしてくれる

笑顔の演技を見せてくれる西島秀俊は

ちょっと前まで 

パートナーの身体を優しく気遣った美味しいお料理を

せっせと これまた楽しく工夫して作っていた

シロさんを演じでいたのでした。

 

『きのう何食べた?』 - 座敷ネズミの吉祥寺だより

 

 

 

住職は よく 「好きな人には かなわない」

と口にしますが、

好きな人が 好きな事を 楽しんでやっていると

時間を忘れると思います。

 

それを、

頑張って、頑張って、

まだダメだ、もっとやらなきゃダメだ、

それじゃダメだ、もっとだ、

とやっている人にとっては、

努力と忍耐の時間になるでしょう。

 

好きな人なら もっとやりたい、と思っている時間を

苦痛に顔を歪めるように頑張って過ごしている。

 

好きな人なら 頑張らなくても上達する事を

努力と忍耐の人が上回る事は 少ないし

あったら、それは 

とてつもない努力と忍耐の時間を過ごしたのではないでしょうか。

 

 

 

音楽家とか 演奏家と呼ばれる人たちも

たくさんの時間を 音楽とともに過ごしている事でしょう。

 

たゆまぬ努力を怠らない音楽家や演奏家は 

いないと思いますが、

そこに 他にはない楽しみを見つけた人でなければ

たくさんの時間を 音楽に割く事は難しいでしょう。

 

きっと努力さえ 楽しく楽しく やり続けて

乗り越えてきた人たちなんじゃないでしょうか。

 

もちろん、苦しみの時間もたくさんあったのでしょうけれど。

 

 

 

 

 

私が 食事の支度をするために立ち上がる時、

手にしていた事柄を手放すその時に

残念な思いにとらわれて

ああ、もっとこれを続けていたい、

そう思う事って、なんだろう?

 

時間を忘れて没頭する事ができるって、

私にとって何だろう?

 

テレビは 続きを見たければ

録画ボタンを押せば良いし。

 

マンガを読むことくらいかしら?

 

いや、きっと

「ご飯ですよ~」と声をかけられたら、

マンガを途中で閉じる事も平気です。

 

結局、美味しいものを食べる事が 

一番の楽しみなんだと思います。

 

それが 音楽であったり美術であったりする人とは

かなり隔たりがある気がします。

 

 

 

没頭できるって、ある意味、才能だと思うんですよね。

 

没頭する事があるって、すごい事、幸せな事ですよね。

 

 

 

西島秀俊のタクトを振る時の演技を

私はじっと見つめてしまうのです。

 

あんな顔で タクトを振る指揮者って、

見た事ないんですけどね。

 

       

 

 

 

今夜も 大河ドラマの後は「マエストロ」です。

 

楽しみです。

 

 

訂正:茶畑の風景に、電線、ありましたね(笑)

 

 

 


五行歌とACP

2024-02-23 | おしゃべり

これは1月17日(水曜日)の

読売新聞朝刊の埼玉版なのですが、

「よみうり五行歌」の特選に

所沢の女性の歌が採用されています。

 

 

五行歌というのは、

短歌でも俳句でもなく、

短い五行に分かち書きされた詩です。

 

自由律の句、題名のない詩、

と言えるのでしょうか。

 

勝手気ままに書き散らすことができ、

子供でも、年寄りでも、

誰にでも書けそうです。

 

 

 

五行歌 - Wikipedia

 

草壁焔太 - Wikipedia

 

五行歌の創始者である草壁焔太(くさかべ えんた)の選による

五つの歌の中で

一等初めに載っているのは、

こんな歌です。

 

 

   最期に言えないと困るので

 

   今言います

 

   ありがあとう 幸せでした

 

   3年前の母の遺文に

 

   心がやわらぐ

 

 

 

私は「遺文」という言葉に違和感を持ちましたが、

「遺言」というほど堅苦しいものではないのだろう、

と想像しました。

 

「遺文」には

「故人が生前に書きのこした未発表の文章」

の意味があるそうです。

 

この人の「遺文」は

「遺言書」なんていうキッチリしたものではなく、

亡くなった人が書き残したメモ書きのようなもの

だったかもしれません。

 

そんなメモを書き残せたら 幸せな人生だったと思うし、

書き残せた事に満足して死ねそうです。

 

 

 

 

 

人は 死ぬ間際に 

思い通りに動けたりしゃべれたりする事は

稀なのではないでしょうか。

 

 

ドラマなんかで 手を取り合って

「ありがとう」

「おとうさん!」「おかあさん!」「おじいちゃん!」「おばあちゃん!」

ピーーーーーー(機械音)

・・・・・・・・・・・・

「ご臨終です。」

という展開を見た事はありますが、

実際にそうだったと聞いた事はありません。

 

いえ、そういう場面の翌日に亡くなった人の話は、

先日 新聞で読みました。

 

「そういう場面」は 探せばあるのかもしれませんが、

なかなかうまくいかない場合も多いと思います。

 

最近みた医療ドラマには、

苦しみを和らげるために薬剤を使う、

そうするとそのまま臨終に向かう、

という場面がありました。

 

 

 

 

「命の危機が迫った状態になると、約70%の方が、

 医療やケアなどを 自分で決めたり、

 望みを伝えたりすることが できなくなる」

 

という文章が ACP普及啓発教室のチラシにありました。

 

私は 幡羅公民館で行われたこの教室に参加する事は

できませんでしたが、

一昨年の 大寄や豊里の公民館へは参加して、

もじょもじょと 何かを考える事をしてきました。

 

 

いざという時に 望まない医療につながるのは

ちょっと、ごめんだけど、

それは誰かに伝えておかないと、

何の意味もなくなってしまいますね。

 

「もじょもじょ」では、役に立たないのです。

 

もっと 具体的に考えて、

身近な人に もっと伝えて

備えておかなくては。

 

そう思いつつ、

なかなか具体的な行動に移せないのは、

「まだまだ大丈夫」という思いからでしょうか。

 

 

わたしの「もじょもじょ」は、まだ続きます。

 

 

 

 

画像は、先日 東京ステーションギャラリーの

「みちのくのいとしい仏たち」で

購入してきた図録です。

 

この展示は、説明文が

何ともいえずおかしみがあって、

そこも気に入ったのですが、

会期の終盤に行ったものですから、

会期中にお知らせできませんでした。

 

 

せめて図録の表紙だけでもご覧下さい(笑)。

 

 

 


2月の仏遊会

2024-02-21 | 仏遊会

2月の仏遊会は 25日(日曜日)の午後2時からです。

 

内容は、

* 座禅   * ほとけさま Ⅱ

です。

 

 

 

何の脈絡もないい、ふるい画像です(笑)。

仏遊会は どなたでも参加できます。

 

大玄関からお入り下さい。

 

お待ちしています。


大般若会 2024

2024-02-12 | 大般若会

今年の大般若会が 18日(日曜日)の

午後1時参集で 行われます。

 

 

          

 

 

 

ご興味のある方、いらっしゃいませんか?

 

見てみたい方、

ビラビラビラ~~っとやってみたい方、

午後1時頃に 本堂にご参集下さい。

 

練習の時間が とってあります。

 

ぜひご参加下さい。

 

 

 


1月の仏遊会

2024-01-23 | 仏遊会

1月の仏遊会は 28日(日曜日)の午後2時からです。

 

内容は、

* 座禅   * ほとけさま

です。

 

 

 

 

 

仏遊会は どなたでも参加できます。

 

大玄関からお入り下さい。

 

お待ちしています。

 

 

 


吉祥寺 北門

2024-01-14 | 山門

吉祥寺の北門の事は、

まだお話してしていませんでした。

 

少々 というか、多々(?) 傷んでいましたので、

改修工事をしました。

 

  2023年6月3日

 

 

  6月7日

 

 

  8月9日

 

 

  8月22日

 

 

 

 

  9月4日

 

 

新しい材木でできた部分は わかりやすいです。

 

 

  9月13日

 

 

それを黒く塗ると、わからなくなってしまいますね。

 

 

 

 

 

黒い鉄でできた 古い門扉も新しくします。

 

これまで 開けにくく、閉めにくい扉でした。

 

 

  10月27日

 

 

  

 

 

10月30日

 

 

門扉は、あっという間に新しく取り替えられました。

 

 

 

 

 

 

 

古い部分も、新しくなった部分も、

気持ち良く新年を迎える事ができました。

 

以上、ご報告でした。

 

 

 


教区だより

2024-01-06 | おしゃべり

「天台宗 埼玉教区だより」という、うす~い、うす~い、

冊子(パンフレット?)があります。

 

令和6年1月1日発行とされる、第57号が

今 手元にあります。

 

今号は 吉祥寺にとって 嬉しい号となりました。

 

 

 

中瀬の吉祥寺は

天台宗の埼玉教区に属しています。

 

その埼玉教区からのおたよりが「教区だより」ですが、

その6~7ページには 吉祥寺がいっぱいです!

 

去年の5月24日の 一隅大会についての記事で、

吉祥寺の本堂の写真がいっぱい。

 

それからそれから、総本部長賞を受賞した方々が

吉祥寺の檀徒さんに3組もいらっしゃって、

大好きな人たちの写真が上がっているのです。

 

これは、とっても嬉しい。

 

最後のページの下の段には、

住職が大僧正に補任された記事もあります。

 

今回は とっても嬉しい「教区だより」となりました。

 

 

 

お手元に届いていますか?

 

残部があります。

 

欲しい方は お申し越し下さい。

 

 

 

第54回埼玉教区「一隅を照らす運動推進大会」についての記事は、

天台宗埼玉教区ホームページの中にもあります。

 

第54回 埼玉教区「一隅を照らす運動」推進大会|天台宗埼玉教区:一隅を照らす運動埼玉教区本部 (tendaisaitama.jp)