美術手帖の特集がBLだったことに驚いた音猫です。
こんにちは。
二度見した。
そして立ち読みした。
雲井はるこさんやヨネダコウさんといった割と好きな作家さんが
取り上げられており、ジャンル別に有名作品が紹介されていたので、
ちょっと欲しくなった。
表紙は明日美子先生だし。
そんな訳で久しぶりにBL漫画を買ってみたよ。
えすとえむ「はたらけ、ケンタウロス! 」
ゼロコミックス
意外だと言われそうですが、えすとえむの作品を持っていなかったんです。
オノ・ナツメと同じ心の棚に入っている。
これ美術手帖で取り上げられてたかな。
えすとえむが載っていたのは確かなんですけど。
このBLがやばい!に入った作品もケンタウロスものだったし、
馬って画力が伴わないと描けないモチーフなので試しに買ってみた。
BL色は左程なく(登場人物は9割男性ですが)、濡れ場もありません。
ギャグかと思いきや、なかなかいい話もありバラエティに
富んでいて楽しめました。
靴屋の話もなかなか良かった。
ケンタウロスが人間社会に進出している世界観、人間と同じ生活を送ろう
とするとこんな弊害があるんだよ(主に大きさ)、それから馬じゃないよ、
という描写が面白かったです。
サラリーマンやそば屋といった普通の職業に就こうとしているのがいいですね。
もっと何か特殊なさあ!
村山 慶 「きのこ人間の結婚」
太田出版
こちらも人外ものだ。
この人もケンタウロス漫画描いてたね…。
登場人物(?)が全部菌類という設定に惹かれた。
胞子で増えるから性別不要のため、全員が女の子の容姿で描かれており愛らしい。
百合好きホイホイ。
スカート部分がきのこの傘のようになっており大変可愛いです。
王族、書記官や牧人といったように役職により身分が分かれ、
更にその中に部族があるといった設定はよく作られていると思いました。
枠組みがしっかり作られたファンタジーやSFは良いね。
ちょっと萩尾望都的な匂いを感じたこと、太田出版なら
失敗ないだろうと手に取ったら当たりでした。
続きが気になる。
「クリスマスも近いから俺が効率よくディズニーリゾートを回るコツ教える」
http://blog.livedoor.jp/kinisoku/archives/4255773.html
取り敢えずラーメン食べて亀と喋っておけばいいんだな