制作好房

初志貫徹 ~志無くして進歩なし

曳山回顧(平成4年土崎神明社青年会)

2013年07月04日 07時22分25秒 | 土崎港曳山祭り
昨日はこのブログのアクセス数が自己過去最多数を更新しました!
ランキングも5,000位に上がりました。(全体で189万ブログありますからね)
おそらく土崎の方がほとんどだと思いますが
地元ではなく東京から発信しているこんなブログに
多数のアクセス本当にありがとうございますm(__)m

そんな訳で今回は縁起の良い外題、
平成4年の土崎神明社青年会の置き山です。


「八棧敷に 酒船置きて大蛇斬り 御刀毀つ天叢雲」


まずやたら長い外題の意味を色々調べてみました。

八棧敷(やさずき)・・・八角形の垣の各出入口にある棧敷(物を置く台?)
酒船(さかぶね)・・・酒を入れる器
毀つ(こぼつ)・・・壊す
天叢雲(あめのむらくも)・・・八岐大蛇の頭上に常にあった雲

要するに
八角形の垣の各出入口にある棧敷に酒を入れる器を置いて大蛇を斬り、
八岐大蛇の頭上に常にあった雲を破壊した。
的なニュアンスで合ってますでしょうか?

とにかく、この外題の概要は、
須佐之男命(スサノオノミコト)が八岐大蛇を倒すとその尻尾から刀が出てきた。
それが三種の神器のひとつ、「天叢雲剣(あめのむらくものつるぎ)」(後の草薙剣)である。
ということでしょう。
よーく見てみると一番上のザルに尻尾が乗っていて、刀が刺さってる(出てきてる?)ように見えます。
そんで手前にも酒の入った壺があります。
この壺は平成23年の壹騎町二区さんで槍が刺さってたアレでしょうか。

この攻撃人形、この次の年から顔が変わるようですのでこれが見納めの年だった訳ですね。(あのヤラレと交換)
やっぱりこの時の顔の方が良かったなあ・・

昔は毎年、神明社にもこんな立派な山車が飾られてましたが、最近はまったく無くなってしまいましたね。
是非ともまたやって欲しいです。。



当方HP↓(写真の人形と関係ございません)