kisetsunokazeni

ときには空を見上げて深呼吸。無駄と思える時間も必要な時がある。

かわいい時もあるんです・・・

2017-09-21 15:28:37 | 介護
今日は実家の改修の話し合いのあと特に用事がなかったため

母をランチに誘ってみた

でも一つ問題があって

最近は何食べたい?と聞くとだいたい

「ごはんがいいね」

でもごはんって言ってもいろいろあるけど

実際何が食べたいのかはなかなか出てこない

これも認知症が進行してるせい?

なので

今後は母が食べたいものが決まらないときは

私チョイスで母にとっては珍しいものを食べるのも

けっこう刺激になっていいかな?って思って

今日も「ごはんがいい」のクチだったので

サンドイッチを勧めてみると

それでいいとのこと



小一時間ほどドライブして

サブウェイへGO

めったに行かない方へのドライブは

景色も目新しくて楽しい(ハズ)

「この辺りは猿とか鹿とかも出るね~」なんて話しながら行くと

けっこうあっという間に到着

いざお店についてみると

サンドイッチは食パンの三角のヤツを想像してたらしく

へぇって顔つきだったけど

ローストビーフのサンドイッチを勧めると

大喜び

先に椅子に座らせてから飲み物は何がいいか聞くと

ポスターに大写しになってた「クリームソーダ!」

もうね

満面の笑顔でちょっと恥ずかしそうに

「いいかしら・・・」なんて

もちろんいいに決まってる

パンとかあれこれセレクトは私が決めて持っていくと

サンドイッチの大きさにびっくりし

「こんなには食べられない・・・」と言いつつ

端っこからちょっとずつかじってるから

ちょっとつぶすようにして食べるように言うと

「ああ、なるほど」

もともとお肉関係大好きな人だし

このサンドイッチの味も気に入ったらしく

気づくとどんどん進んでる

慌ててクリームソーダも勧めて

のどに詰まらないように様子を見つつわたしもいただく

すると

「うふふ、なんだかこんなにおいしいのたくさん食べちゃってよかったかしら」

思いがけずクリームソーダにも巡り合えて

相当うれしかった様子

食べられないと言いつつ

クリームソーダの氷まで完食して

ごちそうさま

とっても安上がりなのにこんなに喜んでもらって大成功のランチ

こんなことなら

これからは私チョイスを増やして

びっくり楽しいランチを楽しんでもらおうかな・・・

もちろん母がずっと笑顔だったのは食事中くらいで

道中は

母「あなたすぐそうやって言い返すから!」

私「それは血筋です、あなたの娘ですから!」

みたいな口げんかもしょっちゅうだけど

今日のランチみたいなかわいいところも時々あると

しょうがない、また連れてってあげよう、ってなっちゃう


子育ても大変だけど

親育て(介護)も大変

でも悪い事ばっかりじゃないし

言いたいこと言いあえるのはけっこういいかも・・・

まあどっちにしろやるしかないなら

楽しくできる方法を見つけて

笑顔で過ごせる時間を増やせれば

それに越したことはない

ってわけで

今後のランチは私チョイスで!

ちょっと楽しみが増えてわたしも”うふふ”、なのでした~



遊びに来てくださって、ありがとうございました
コメント (2)
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