(葬式アーティスト)フュネラルアーティスト

森本由美:欧米で葬儀装飾習得のフュネラル(葬式)アーティスト第一人者。アート葬式はサンケイ大阪賞受賞・商標登録済。

美術館のベンチ椅子

2005-09-15 | アート
イギリスのベンチ型のひつぎである。

『ベンチをひつぎにしたい』と考えた故人はどんな人であったのだろうか?

このひつぎも故人が生前予約あるいは、遺族が故人の為にオーダーした物である。パロディーではなく、実際にオーダーがあったひつぎである。

ひつぎは『美術館のベンチ椅子』と言う題が付けられているが、故人は美術館が好きで、いつも美術館のベンチに腰掛、『至福の時』を過ごしていた人物であろうか?
私も美術館が大好きなので、気持ちがわからなくも無いが、、、。ひつぎはちょっと、、。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は本当に個性的だ。

このオーダーひつぎを製作しているイギリスのひつぎ屋さんは私と知人で、この不思議なオーダーひつぎはドイツや、イギリスでも展示会をされたりしている。

この9月の中ごろまでドイツでの展示会が催されていた。
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1800年代の真紅のドレス

2005-09-14 | アート
1800年代の女性の赤のドレスである。

今まで、何度となくピンクのドレスをご紹介して来たが、やはり情熱的に生きた女性には真紅がとても良く似合う。『真紅』は時代を超え、女性が好きな色の1つである。

女性の種類によっては強烈な色が良く似合う女性もいる。
私も真紅が好きな女性の内の1人である。

私がロンドンで研究し、考案し、今日本で発表しているフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)にも真紅の花々を使用した作品がある。もう生前予約を頂いた作品もある。

葬儀に何故真紅の花を使ってはいけないのか?故人が情熱の赤が好きであったなら、一番好きな花が赤であったなら、『人生のフィナーレ』は故人らしく、赤で装飾してあげても良いはずである。
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ロンドンのカラフルな装飾

2005-09-13 | アート
ロンドンの景色の絵が描かれた墓標である。

黒地にカラフルなグリーンや、赤などの色で野原などの絵を付けた墓標である。
下には、カラフルな生花が飾られてある。

故人は自然が好きだった女性であろうか?今までにも色々な形の墓標をご紹介しているが、イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は本当にカラフルで暗い感じがあまりしない。

ロンドンのこんな綺麗な墓石を見ていると、暗く怖い感じがする日本の墓石があまりにも寂しい。

これだけ、生活が西洋化してきているのに、葬儀や、お墓の分野がまだまだ遅れている様に感じるのは私だけであろうか?
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1800年代のピンクが好きな女性

2005-09-12 | アート
1800年代の女性のドレスである。

これは実際に現存するドレスで、後ろにエプロンのようなオーバースカートが付いている。やはり、以前にもご紹介したが、『ピンク』はどの時代の女性にも支持される最も人気の色であるようだ。

私が作成する空間デコレーションにもピンクを使った作品達が沢山あるが、その中でも特にフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)で発表された物(またの機会に作品をご紹介しよう。)は人気があり、生前予約も幾度か受けている。

ピンクが好きだった女性は『人生のフィナーレ』もピンクで〆くくっていけないはずが無い。とことんピンクずくめで自分らしくあれば良い。
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ニューヨーク時代

2005-09-11 | アート
ニューヨークのギャラリー勤務時代の私。

マンハッタンのパークアヴェニューにある展示会場で、日系のオーナーと供にブース出展したギャラリーの前にて、、、。

この頃、ニューヨーク大学やパーソンズアート学校で、アートや空間デコレーションを学びながら、マンハッタンのギャラリーで勤務していた。
このニューヨーク時代の経験を元に今、アールデコ金箔絵画のデザイン、販売。そして、空間デコレーションの仕事に赴いている。

この後、ロンドンに渡り、フュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)との出会いがあり、現在に至る。

私のデコレーションの作品達(アート葬式の作品も含めて)には、ニューヨークで受けたモダンアートの刺激と、ロンドンで受けたアンティークな装飾の刺激が上手くミックスされた装飾が持ち味だと思っている。
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ANGELの装飾

2005-09-10 | アート
『エンジェル』と題されたひつぎである。

宇宙未来っぽいと言うのか、人型にはめ込んだような形のオーダーひつぎである。

このひつぎを生前予約し、依頼した故人はどんな人であったのだろうか?
イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は本当に制限が無く、びっくりする事が多い。

こんなひつぎが実際にオーダーされ、製作され、使用されていることには本当に脱帽する。故人が自分の『人生のフィナーレ』をとことん、演出し、思うがままに装飾する所がスゴイ!

イギリスのフュネラルアートには、無限大の創造力を感じざるを得ない。
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ロココ調空間デコレーション・アート

2005-09-09 | アート
最近、私が手掛けた空間デコレーションアートの作品の1つである。

この空間はなんと、ロココ調の葬儀会場のエンタランスを私が装飾した物である。

ロンドンでは主にフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)の研究と、金箔アールデコ絵画の仕事で滞在するが、以前ニューヨークに合計7年程暮らしていた時には、こう言った空間デコレーションアートも学び、ニューヨークのギャラリーでも勤務していた。

ニューヨークや、ロンドンでの色々な経験と、実践を元に今、総合的にフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)として、葬式アートを空間演出している。

ひつぎ廻りだけでない、葬儀会場や、葬儀の音楽、雰囲気創り全体を美しくアート演出を手掛けている。

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イギリスの中世時代の貴公子達

2005-09-08 | アート
1600年代から1700年代の貴公子達の肖像画である。現在もロンドンの美術館に保存され、展示されている絵画である。

この時代の紳士達の衣装は本当にフリルや、フリンジ、レースと言った飾りが多い。

ジョン・スチュアート氏と彼の兄弟の肖像画であるが、この時代の人はゴールドの布地や、シルバーの布地を使った衣服を着ることが多い様だ。光沢のあるシルクサテンをデコラティヴに装飾している。

フリルが好きな紳士が現在でもいるだろうし、ゴールドや、シルバーが好きな男性もいる。フューネラルアート(葬儀・葬式の装飾)に男性でもエレガントな装飾を施してもそれが『故人らしい』のであれば、良いはずである。

最近では『ゲイ』(同性愛者)も沢山カミングアウト(自分が同性愛者である事を認め、公表する事)している。

***私が長年暮らしたニューヨークのグリニッジヴィレッジでは、私の住むコンドミニアムの3分の2の住民が『ゲイ』であった。***(ニューヨークの事もまたご紹介しよう。)

男性だから男っぽくないとダメな事はないはずである。お洒落の表現も千差万別であるはずだ。
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ドラキュラの花嫁

2005-09-07 | アート
イギリスには霊柩馬車があり、中世の時代の様にフュネラル(葬儀・葬式)を司る事が出来る、、と以前にもご紹介した。

故ダイアナ妃の葬儀も確か、黒馬の霊柩馬車であったと記憶している。

この写真は『ドラキュラの花嫁』と題が付けられていて、実際に故人が生前予約、あるいは、遺族からのオーダーメイドによるオートクチュールひつぎである。

イギリス人は霊柩馬車でも分かる様に、中世時代の装飾を(例えば葬儀社員のユニフォームがシルクハットに燕尾服であったり、白馬や、黒馬の霊柩馬車を葬儀に使ったりしている事)今でもそのまま時代を超えて美しく演出したりするのがとても上手い。

このひつぎを注文した故人もまさしく、中世時代そのままのようなフュネラルアートを実践したかったのだろうか? それが、『故人らしい』のであれば、それも良い。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)への感性は、時代物を上手く取り入れながら、『ドラキュラの花嫁』だって演出してあげる。かれらの自由な葬式アートには、本当に感銘を受ける。
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スキーが好きだった葬装飾

2005-09-06 | アート
イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)もここまでくるとスゴイ!と思う。
これは、故人が大変なスキー好きだったらしく、足にスキー靴を履かせたひつぎである。
一見、遭難した山男の救出の担架に乗せられた遺体の様にも見えるが、れっきとした注文ひつぎである。

オーダーメイトの柩もここまで来るのか?と言う感じがする。やはり、イギリスのフュネラルの『故人らしさ』の表現は中途半端ではないらしい。

ここまで、故人の遺志を反映させたひつぎも無いだろう。でも、、、この故人は山で遭難してお亡くなりになったのではないのだろうか?

イギリス人のフュネラルの個性の演出には脱帽する。
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ロココ時代の男性用衣服

2005-09-05 | アート
ロココ時代の男性のナイトガウン、及び家でくつろぐ時に着用する衣服である。
1700年代~1800年代の時代は、最もエレガントな時代とされ、男性用の服もこんなにお洒落である。

このガウン達は遠く、東洋から持ち込まれたシルクで創られている。
全体にキルティングされた布地にヨーロピアンな花々のプリントが施されてある物と、ロイヤルブルーの光るシルクサテンの布地を使用した物。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式)の装飾で、葬儀社のユニフォームがこの時代からの名残であろうか、今でもシルクハットに燕尾服姿で故人を送り出すお手伝いをしている。

最もお洒落だった時代の衣服を葬儀と言う、『人生のフィナーレ』を飾る儀式に取り入れ、まるで映画や、おとぎばなしの様に美しく演出して葬儀を司る心は本当に美しい。

ロンドンの葬儀社のお洒落なユニフォームについては今後も、ご紹介して行こう。
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イギリスの三つ葉クロバー型の葬飾

2005-09-04 | アート
クローバーの形の墓石である。

イギリスでは70%火葬である為、大抵は遺灰をメモリアルガーデン(墓地)に埋め、その上に薔薇の苗や、若木の木を植えたりする事が多いが、この写真のような墓石を立てて、故人を悼む事もある。

この可愛い三つ葉のクローバーの墓標も両脇にカラフルなお花が飾られてある。
この写真だけを見ていると、墓標と言う感じがあまりしない。

あまりにも明るく可愛いイギリスの墓石に、気持ち悪く、暗い感じの日本の墓石とは本当に対照的である。イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)はとことん、明るい。

こんな可愛い墓標達がいっぱい並ぶメモリアルガーデン(墓地)なら、お墓参りも行き易い。ピンクや、真っ赤な薔薇を手に、故人を偲びにガーデンを訪れる回数も増える事だろう。
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スノーボード形の装飾

2005-09-02 | アート
イギリスのスノーボード形のひつぎである。

イギリスのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)はカラフルで、個性的であると何度もご紹介しているが、このひつぎなどは本当に芸術的である。

依頼主はこよなくスノーボードを愛した人であったのだろうか?このひつぎは実際に生前予約でご本人がオーダーをし、ひつぎ屋さんが製作した物である。

こんな綺麗なひつぎが存在するとは、、。本当にアートである。

ロンドンを含む、イギリスのフュネラルアートはどこまでも故人の個性を重視し、人が何と言おうと、自分の個性を『人生のフィナーレ』でその故人が納得行く形で表現し、演出するのである。
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ロンドンの刺青の模様?

2005-09-01 | アート
以前からも幾度と無くご紹介しているが、ロンドンの墓石や、遺灰を埋めた土地の上に建てる鉄で出来たプレートに彫る模様である。(イギリスでは70%火葬である。)

一瞬、刺青(イレズミ)のサンプル模様かと思えるほど、可愛いい模様がある。
エンジェルが飛んでいる物や、お花、サッカーボール、蝶々やギターなど、本当にお墓に彫る模様には思えない。

この模様にまだカラフルな赤や、黄色、ブルー等の色付けするのだ。

ロンドンのフュネラルアート(葬儀・葬式の装飾)は日本のそれとは比べ物にならないほど可愛いデザインが一杯ある。
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中世時代の女性の下着

2005-09-01 | アート
前回、イギリスの中世時代のドレスをご紹介したが、今回はその時代の女性達の下着をご紹介しよう。

写真で解るとうり、女性はバルーンの様に膨らんだドレスのスカートの中にこの様な金で出来たワク組みを取りつけていたとされる。

このワク組みのおかげでスカートをバルーン状に膨らませていたのだ。なんとも窮屈な下着だ。この時代から少し経つと女性のウエストを開放させた『ルーズウエスト』のワンピースなどの服が流行する。アールデコなどのルーズウエストの服だ。

画期的な服飾の革命である。私が今、フュネラル(葬儀・葬式)を元来とは全く違う考え方で新しく考案しているのも一種の『葬式革命・改革』だと思っている。

今まで日本では、こんな概念も無かったカラフルな葬儀、故人が主役となる無宗教の葬儀、そんなに高い御金をかけなくてもステキな御葬式が出来るのだ、、と言う今まで『ワク』にはめられていた事を、開放させて行くのがフュネラルアーティストである私の役目でもあると思っている。

葬式業者が押しつけるチョイスの無い葬儀ではなく、故人や遺族が主役のお葬式を司るお手伝いをして行きたいと思っている。

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