夢の介音楽夜話

音楽、アート、グリーン、クラフトなどなど徒然なるままに

フェンダー・アイウェア

2017年11月20日 | 日記・エッセイ・コラム



所用で出かけた街で意外なものを見つけた
「Fender」のロゴを配したメガネフレームだ

何度も眼を凝らして見たが、間違いなくあの楽器メーカーの「Fender」ロゴだった
しばらくメガネを着用していなかったが、検眼してもらうと車の運転にはかけたほうが良いという

低価格だったこともあり調整をお願いするとものの一時間で出来上がった
そして驚いたのはメガネケースがあのビンテージ・ギターアンプを彷彿させるツイードデザインであったこと

さらにはメガネ拭きまで「Fender」デザインが施され、極め付きは小さな紙袋にまでデザインされていたこと
なんてことはない、メガネの淵に小さなロゴが付いているだけであるのだが、それだけで小躍りするおじさん達がいる、ってことか

お店の方に聞けば「Fender」社にコネクションのある方が交渉の末出来上がったブランドだそうな
2年がかりで実現したあまりにも有名なこのロゴのサイズは、本物の13分の1の大きさという

検眼してくださった方もギターをやられるとか、「でもボクのは、フェルナンデスなんですけどね」
メガネフレームの新ブランドとして楽器メーカーとのコラボレーションは新鮮だった

「「Effector」というメガネブランドがあるのをご存知ですか?」「いいえ」
「「Over Drive」という機種があるようですよ」「へーっ!」

思えばガットギターが当たり前の時代に、国産フォークギター、エレキギターが登場し憧れたもの
やがて「Fender」「Gibson」と言った米国の楽器が流通するようになって身近になってきた

その後コピーブランドの低価格戦略と高級ブランドの二極分化へと時代は変遷して行った
しかしおじさん達にはいつまでもあの頃のブランドは権威と愛着があるのだが、今やそれを意識しない若者が購入する時代でもあるのだろう






Chet Atkins - Pu, Uana Hulu (Remembering Gabby) Live 1996

Chet Atkins "Hawaiin Slack Key"

Chet Atkins performs "Hawaiian Wedding Song"