分単位を競う撮影が続く。
金曜ドラマ「SPEC」、
まさにラストスパート。
役者の皆さんの「顔」をいちばん“好き”になる頃である。
擬似的な家族のようになり、
「気持ち」を共有でき、やたらアップが多くなる。
でも“終わり”はすぐそこだ。
その切なさがいい。
やりつくしたような、やり残したような・・・
まだ始まったばかりのような、もう充分のような・・・
死力を尽くしたような、まだウォーミングアップのような・・・
連ドラの終わりはいつもアンビバレント。
アンビバビバビバ・・・
すいません・・・・
残りの日々を悔いなく過ごそう。
そして怒涛の仕上げ。
編集家族が待っている。
といっても金髪の前衛・クスのみだが。
舞台「テンペスト」の具体的準備、前稽古も始まる。
次回作の準備も。
動き出す日々。
新しい時計が動き出す。
今日は名古屋、日帰り弾丸。