リラの花咲く‥は、なんとことばの響きがいいのだろう! ライラックはそういうわけには行けない。
画像のライラックは、小学校のグラウンドに植栽されている。背景にはホテルのような小学校の校舎が映っている。開き始めたところで、もう少したくさんの花が咲いておればよいのに‥。
木犀(もくせい)科。学名 Syringa vulgaris
Syringa : ハシドイ属
vulgaris : 普通の、通常の
Syringa(シリンガ)は、ギリシャ語の「Syrinx(笛、パイプ)」が語源。
ヨーロッパ南東部原産。 「ライラック」は英語名。とてもよい香り。香水の原料にもなる。
冷涼地を好む。札幌市の花でもある。花びらはふつう4枚だが、まれに5枚のものがあり、それを見つけると幸せになれるという言い伝えがある。別名 「リラ」 (英語のLilacを、フランス語では 「Lilas」と呼ぶことから)
フランスで「リラの咲く頃」とは、 一番良い気候のことを指す。