ティグリは、ほぼ間違いなく、糖尿病だそうです。
猫の血糖値の正常値は、50~150mg/dl。
ティグリは、368mg/dlでした。
明日、朝9時に再度、空腹時の血糖値を測った上で、
入院してインスリンを少しずつ投与する、ということです。
入院中に、他に高血糖を引き起こす原疾患がないか、精密検査をします。
疑われる原疾患としては、膵炎、甲状腺機能亢進症などで、そちらが見つかった場合は、治療方法が変わってくる、という説明を受けました。
しかし――、治療費が高い。
今日は、2万9千700円でした。
診療項目別料金は、
初診 1500円
採血 1000円
膀胱穿刺 2000円
外注検査料 8000円
外注検査料 6000円
尿化学的検査(比重、PH、糖、ケント等) 1000円
尿沈渣顕微鏡検査 1000円
血液一般検査・CBC 2000円
血液生化学検査 5000円
明日の、インシュリン投与や他の検査にいったいいくらかかるんだろう……
そして、定期的にインシュリン投与が必要などという事態になったら、
どうすればいいんだろう……
困りましたね……
ティグリ……
明日のインシュリン投与で、劇的に改善するなんてことは、ないんだろうな……
あぁ、ペット保険に加入しておけばよかった……
このところ、ティグリの具合が悪かったのです。
猫にはそういう時もあるので、注意深く観察していました。
尿の量が多い。
排尿をした直後に水を大量に飲む。
膝や椅子やソファの上に飛び乗ることをしなくなった。
目がどんよりしている。
便がゆるい。
長毛なので目立たなかったが、触ると骨張っている(急激に痩せた)。
インターネットで、これらの症状を調べてみたところ、もっとも疑われるのは腎臓病(腎不全)です。
しかし、お金がない――。
そんなことは言ってられない。
仕事先に前払いをしてもらえるようお願いしてみるしかない――、
ということで、何人かの方にお願いをしました。
そして午後、入金をしていただけたので、近所の動物病院にティグリを連れて行きました。
体重を測ったら、ティグリは5kgでした。
ラグドールは大きな猫種で、昨年末測った時は8kgでした。
つまり、3ヶ月で3kgも減ったことになります。
19年前、クロというオス猫を6歳で亡くしました。
腎不全で、もう手遅れだということで、獣医師には安楽死をすすめられましたが、自宅で看取りました。
ティグリは7歳、まだまだ生きられるはずです。
この19年の間に動物に対する医療も進歩しました。
なんとか、快復するといいのですが……
いま、ティグリは、尿検査と血液検査と腎臓の超音波(エコー)検査をしてもらっています。
そろそろティグリを迎えに行く時間です。
行ってきます。