「Oやま」
必要なものを買い足し、出かける。
昨日の15時頃、94歳の母はおやつを食べた後、歯を洗おうと歩き出して
すぐにしりもちをついた。
起こそうとしても左足の付け根が痛がって起き上がれない。
かかりつけの病院に電話したらすぐに来てくださいと云われた。
女房殿と二人で抱かえようとしたが、足に負担がかかるのか大変痛がる。
母に「救急車に来てもらうわ」というと「そんな恥ずかしいこと、いらんで」と
いうがどうしようもないので「119番」した。年齢とか病状を聞かれ、出動し
てもらうことになった。
わかりやすい場所で待っているとしばらくして救急車のサイレンが聞こえて
きた。こっちこっちと自宅前まで案内する。
近所に知られたくないが、やはり小さな村に大きなサイレン。近所の数人
が「おばちゃんどうしゃはったん?」とか「たいがい元気やったのに」とか
見にきて下さった。
病院ではまず医師に見てもらい、次にレントゲンを撮ってもらった。大腿部
の骨にひびが入っていることがわかり即入院となった。
入院についていろいろ説明を受ける。看護師さんからは、入院すると環境
の変化で認知症が進む人がいると聞かされた。義父が他の病院に入院し
た時も同じことを聞かされた。
怪我と認知症を心配しないといけない。
今朝
病院にいくと、
看護師さんが「耳が聞こえないので大きな声でしゃべると、他の患者さんの
迷惑になるので部屋を換えました」といわれた。
母は元気で「看護師さんに補聴器お持ちですか?と聞かれた。お金あらし
ませんので買おてませんと答えた」といっていた。認知症は大丈夫のようだ。
一方寝起きの時には夢を見たのか、10数年前のことと混同しているのか
「○ちゃん受験やろ、早よ帰ったらんか」と云ったりする。
ロビーからは二上山の雄岳・雌岳が見える。
2011/01/26 17:08
夕刻同じ場所から。
時々