１１１０ 大鹿村小渋川に凄い氷結つらら出現

一昨日知り合いで近くに住む撮影のベテランＴ氏が　突然我が家に来て大鹿村小渋川岩壁に厳寒期だけ現れている巨大な氷結ツララを鑑賞しに行かないかとお誘いを受けた。彼は今シーズン既に行ってきたと言い携帯の映像を見せてくれた。私も機会があれば是非行きたいと　かねてより願っていたので　二つ返事で午後行きましょうと・・・快諾。

急に温かくなった大鹿道にはまったく積雪無しの大快晴　女房も連れ３人で小渋川上流砕石場から徒歩で二十分ほど川筋を長靴を履いて　少ない水量流を数回横切りながら深い谷間を楽しんで行った。
周囲は陽が射し難いから早くも両岸岩壁には巨大な氷柱群がアチコチに断続的に垂れており感激。

大きなカーブを曲がると前方に突然高岩壁上空から流れ落ちる氷結した滝筋が白龍のように現れその下部小渋へ注がれる接点周辺一帯に巨大な氷柱群の壁が見え　そりゃもう驚き声を出して大感激。





こんな氷柱の氷壁は今まで見たことがない・・・。暫し息を呑んでその美しさに見惚れたのでした。
近寄り見上げて見れば見るほど背筋がゾクッとする大迫力　ギリシャ神話建物に出てくるようなエンタシスの透明な柱が幾重にも重なり林立しているとは言い過ぎか・・・。





この垂れ下がった氷柱の長さは身長よりはるかに長いのですよ。真下へ行くともし落下してきたら串刺しになってしまうと恐怖でした。

又天空へ駆け昇る白龍のように氷結した滝筋も見事　その高岩壁の中ほどに流れ筋に氷柱大滝があるが　ここではそれもさほどに感じないほど雄大なスケールなのでした。
そんな感激を楽しみなが小一時間　写真を撮ったり　オゾンを全身で感じながら大満足の鑑賞でした。

表題の写真ですが上空から流れている川筋は全て氷結筋です　水流ではありません。
この氷柱壁ですが　温かくなって溶け落ちる時のダイナミックな姿を一度見たいものだ　大迫力だろうなと　つまらん事を想像して苦笑い・・・　しかし見たいですよね。
それと立春が過ぎ急に温かく成ってきましたからこの２～３日でピークアウトし　徐々に溶け始めると思います。