いちファンによるヨエコさん応援ブログ

いちファンによる、ミュージシャンのヨエコさんを応援するブログです。

■倉橋ヨエコさんの3月・4月のライブ情報

2006-02-27 08:08:01 | ライブ情報
 2月25日の大阪のShangri-Laでのワンマンライブで、「『ただいま』てくてくツアー」は終了でしたね。俺はツアーの中で、2月10日の東京の渋谷O-westでのライブを見ましたが、楽しかったです(その模様は下記でご覧ください)。

2006-02-11 ■ライブレポート:ワンマンライブ@2006.02.10渋谷O-WEST
http://blog.goo.ne.jp/yoekofan/e/633239210132cdcbc177680b75eba610

 さて、3月以降もライブは続々続きます。紹介致しましょう。

= CRAZY FINGERS 公式サイトのライブ情報 http://www.crazyfingers.jp/live.html より引用 =
★3月17日(金)CRAZY FINGERS PARTY
「CRAZY FINGERS PARTY」
3月17日(金) @下北沢440
OPEN 19:00 START 19:30
adv 3,300 door 3,800(ドリンク代別)
出演:リクオ、YANCY
ゲスト:倉橋ヨエコ
2月11日(土)よりクレフィンモバイルチケットレス予約より 
にて先行メール予約開始
2月18日(土)より440電話予約開始
問合せ:440 03-5481-4143(2PM~8PM)
= 引用終わり =
 ヨエコさんの公式サイトやBabeStarのサイトではまだ紹介がないのですが、上記のとおりゲスト出演の模様です。
 CRAZY FINGERSのサイトでライブレポートなどを読むと、CRAZY FINGERSの演奏にヨエコさんも参加する、という形の可能性が高そうです。どのような参加になるのか気になる方は、事前に会場の440やヨエコさんの公式サイトからメールでお問い合わせされるのがよろしいかと思います。 

= BabeStarのインフォメーションページ http://www.babestar.net/babestar/-/Information/A020110.html#concert より引用 =
アナタとヨエコ
2006.03.21(火) @心斎橋club QUATTRO
OPEN 18:00 / START 19:00
(問)清水音泉06-6357-3666
VINTAGE ROCK 03-5486-1099
[共演]ANATAKIKOU
[チケット]一般発売1/22~
前売¥3,000 当日¥3,500 (D込)
チケットぴあ0570-02-9999
ローソンチケット0570-084-003
イープラス(一般)eee.eplus.co.jp
会場店頭
= 引用終わり =
 ANATAKIKOU(アナタキコウ)とのツーマンライブです。アルバム『ただいま』収録のANATAKIKOUプロデュースの2曲(「線を書く」「ピエロ」)ほか、セッションも期待できるところでしょう。大阪だと、管理人はちょっと行けそうにないのが残念。

= VINTAGE ROCK http://www.vintage-rock.com/artists/yoeko.html より引用 =
2006/4/29(土)
北沢タウンホール:下北沢ゴールデンカーニバル~ヨエコノハカスタ倶楽部
倉橋ヨエコ/サキノハカ/the castanets
| OPEN 17:30 | START 18:30 | 全自由 2,800 ※3/4(土)チケット発売
・チケットぴあ 0570-02-9999(Pコード:223-748)
・ローソンチケット 0570-084-003(Lコード:33573)
・イープラス(プレオーダーあり) eee.eplus.co.jp
・ハイラインレコーズ店頭
・INFO. VINTAGE ROCK 03-5486-1099
= 引用終わり =
 本日2月27日(月)23:00まで、VINTAGE TICKETのサイトで先行予約受付中です。
 北沢タウンホールは入ったことはないのですが、ライブハウスとはまた違った趣がありそうで楽しみ。俺は先行予約に申し込みました。

 今後また情報が分かりましたら紹介します。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■ライブレポート:「ヨエコとチェスタでムジカ」2005年11月18日at渋谷O-West

2006-02-22 22:12:33 | ライブレポート
 以前書いたライブレポートなども、少しずつアップして行こうと思っています。
 まずは、2005年11月18日、渋谷O-Westで行われた、シングル「楯」発売直前のライブ「ヨエコとチェスタでムジカ」のレポートを。2005年12月17日に書いたものです。

 2005年11月18日、渋谷O-Westで行われたライブ「ヨエコとチェスタでムジカ」へ行ってきました。
 出演は、倉橋ヨエコ、Chester Copperpot、ムジカラグーの三組。

 倉橋ヨエコさんのセットリストは下記のとおりです。

[ 倉橋ヨエコ : ボーカル・キーボード ]
[ 古城康行 : ベース ]
[ 一ノ瀬久 : ドラム ]


0.「楯」プロモーションビデオ上映
1.楯
 MC:シングル「楯」とそのPVについて
2.流星
3.ロボット
 MC:バンド紹介・今回のイベントと共演者について・シングル・アルバムについて
4.線を書く(『ただいま』収録曲)
5.春の歌(『ただいま』収録曲)
 MC:ヨエコクラブについて・ライブ告知・メガネレンチのCDについて
6.シーソー(『ただいま』収録曲)
7.昼の月(『ただいま』収録曲)
 MC:改めて、シングル「楯」とアルバム『ただいま』の告知
8.ここにいる(『ただいま』収録曲)
9.花いちもんめ
MC:アンケートとグッズ販売について
10.盗られ系
11(アンコール).東京

 先に共演(対バン)の2バンドについて。
 Chester Copperpot(チェスターコパーポット)は、キーボード・ベース・ドラムの三人編成。メロディアスであり、時には激しい。
・Chester Copperpot『スクラップ』
スクラップ
(Amazon.co.jpの紹介ページ)

 ムジカラグーは、ヴォーカル&キーボード、ギター、ベース、ドラム、パーカッションの5人。音楽は、エキゾチックな感じの、中南米っぽい音楽。
 完全に初めて曲を聴いたのですが、俺の好みに合っていて、ライブ会場で販売されていたCD(CD-R)も二枚買ってきました。
 全体的にいいのだが、特にエフェクトをかけたギターとか、パーカッションとか、特に印象に残った。

・ムジカラグー『デイドリーム』
(Amazon.co.jpの紹介ページ)

 さて、ヨエコさんのライブの感想を。
 まず、会場の前面が椅子席(60席くらい)になっていたのが、オールスタンディングだと思っていたので意外だった。

 そして、ライブの最初は11月30日発売のシングル「楯」のプロモーションビデオ上映。
 歌詞の意味を、改めて感じさせてくれた。「死と再生」のイメージが強く残った。悲しい内容なのだが、最後に救われる。

 その後ヨエコさんのピアノ弾き語りによる「1.楯」。プロモーションビデオを見た後で聴くと、また泣ける。ヨエコさんの強さやりりしさに、一曲目から泣けた。
 ヨエコさんの衣装は、紫のロングスカート、黒のキャミソールの上にピンクの羽織。黒い髪と白いコサージュの対比も印象的だった。

 「楯」を紹介するMCの後、バンドとともに「2.流星」、「3.ロボット」。
 バンド形式のライブは、8月の新宿紅布(red cloth)以来だったが(10月の青山月見ル君想フではソロの弾き語りだったので)、ベース・ドラムとの息もやっぱりぴったりで、ノリもよくて、どんどんステージに引き込まれていく。
 その後のMCで、バンドの紹介。そして今回のライブについて。共演者の紹介の後、今日はシングル、アルバムの発売前夜祭として、新曲を続々披露することを発表。

 そのまま新曲の「4.線を書く」、「5.春の歌」。「線を書く」は、歌詞もメロディーも切ない。そして「春の歌」は、バンドの入ったアレンジだとまた違ったノリのよさがあり、「元気は出るまで出すな」というフレーズが力強く聴こえてくる。

 その次のMCでは、まずライブ告知。2006年2月の、ワンマンを含むツアーが発表される。
 実はこれは最後に言おうと思った大ニュースだったらしく「物事には順番があるのだった」の言葉に会場が笑いに包まれる。しかし、そんな中でもあわてずに、12月のライブの告知、バンドのメガネレンチのCDリリースについて告知を行う。
 そんな様子を見ながら、歌や演奏とともに、MCでもヨエコさんは落ち着いていたなあと思った。ヨエコさんのライブでのMCといえば、あわてているというイメージがこれまであったが、今はそうではなくなっている。このことは書いておきたい。

 その後も新曲「6.シーソー」、「7.昼の月」の二曲を披露。
 「シーソー」は、ゆっくりしたテンポで、孤独を歌う。「女一人の恨み節」とでも言おうか。

 次のMCで、改めてシングル「楯」とアルバム『ただいま』を告知。そして「8.ここにいる」と「9.花いちもんめ」。
 「ここにいる」は前回聴いたのはピアノ弾き語りバージョンだが、今回はバンドアレンジ。この歌も孤独がテーマだが、それに対する反発や開き直りが激しく歌われる。バンドアレンジでは更に力強さを増す。
 そのまま同じような雰囲気の「花いちもんめ」につながるところは、かっこよかったなあ。「はないちもんめ」の途中では、間奏で水を飲み、一フレーズ歌えなくなってしまったが、それも含めてリラックスした自然体の雰囲気を感じさせた。

 最後のMCでアンケートとグッズ販売について、そして12月のライブ告知を再度行った後、「10.盗られ系」で盛り上がり、更にアンコールの「東京」でライブが終わった。

 ライブ全体を通じて、10月に引き続き、アルバムを作り終えたという達成感、充実感が感じらせた。また、演奏・歌・MCとも自信と落ち着きが印象に残った。

 次回は2005年年末の下北沢440での4days。さらに2006年2月のツアーと続きます。

【 参考 】
[ 倉橋ヨエコ公式ページ http://www.kurahashiyoeko.com/
[ 倉橋ヨエコ CD ( リンク先はAmazon.co.jp ) ]

「礼」(2000年発表,ミニアルバム)


「思ふ壷」(2001年発表,ミニアルバム)


「婦人用」(2002年発表,アルバム)


「人間辞めても」(2002年発表,マキシシングル)


「モダンガール」(2003年発表,アルバム)


「東京ピアノ」(2004年発表,アルバム)
東京ピアノ


倉橋ヨエコ『楯』(2005年,VICB-35002)
倉橋ヨエコ「楯」


・倉橋ヨエコ『ただいま』(VICB-60010)
ただいま
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■遅ればせながら朝日新聞記事の感想を

2006-02-19 00:44:19 | メディア登場情報
 遅ればせながら、朝日新聞に掲載された倉橋ヨエコさんの記事の感想を。
 東京では、2006年2月3日(金)の夕刊、文化芸の欄に掲載されています。

 俺は朝日新聞はとっていないので、近くの図書館で読んできました。
 まず思ったのは、朝日新聞に載るって、すごいなあ、ということ。小学生みたいな感想ですが、やっぱりそう思いますよ。

 内容は、シングル「楯」について、歌手活動を始めたきっかけ(熊谷幸子さんの影響の話)、現在の生活について。

 歌うことで「感情を、聞く人と共有できる幸せを知りました」というヨエコさんの言葉が、印象に残るなあ。ヨエコさんの歌の魅力のひとつは、この点だよなあ。

 写真もりりしくて素敵。ライブの衣装と同じキャミソールの上に羽織。髪は切る前の写真で、ボンパドールにコサージュとなっています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■2006年4月、下北沢での倉橋ヨエコさん出演ライブの詳細発表

2006-02-16 21:09:41 | ライブ情報
 倉橋ヨエコさん出演ライブの情報を。
 
 2月10日のワンマンライブ(@渋谷O-WEST)でも少し話があった、2006年4月、下北でのライブの詳細が発表されました。
 下記URLでご確認ください。VINTAGE ROCKのライブ情報ページです。

・VINTAGE ROCK>ARTISTS>倉橋ヨエコ
http://www.vintage-rock.com/artists/yoeko.html

 4月29日(土)、北沢タウンホールにて、「ヨエコノハカスタ倶楽部」。「下北沢ゴールデンカーニバル」というライブイベントの一環のようです(「下北沢ゴールデンカーニバル」についての詳細はまだ不明)。
 北沢タウンホールは、ちょうどディスクユニオンの下北沢店のはす向かいあたりにあります。何度か通りかかったことはあるけれど、中の様子はわからないなあ。

 対バンはサキノハカthe castanets(リンク先は公式サイトです)。

 おお、ザ・カスタネッツと対バン!

 これは楽しみ!
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■アルバム『だたいま』全曲感想:「7.シナリオ」

2006-02-15 22:10:37 | CD情報
アルバム『ただいま』の全曲感想の続きです。

7.シナリオ
 バンドネオンの音が印象に残る、タンゴアレンジの曲。
 自分の生き方をひとつのシナリオに例えている。それも、結末はハッピーエンドではなく悪い方を想像をして、そこからいかにいい方向を目指すかというのが、ヨエコさんらしい歌詞の世界。

・倉橋ヨエコ『ただいま』(VICB-60010)
ただいま
 1.楯 / 2.ここにいる / 3.線を書く / 4.シーソー
 5.卵とじ / 6.裏返し / 7.シナリオ / 8.石鹸ガール
 9.昼の月 / 10.ピエロ / 11.春の歌
(Amazon.co.jpの紹介ページ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■このブログ内の主な記事へのリンク(2007.12.17追加)

2006-02-14 22:52:43 | 主な記事の目次

 このブログの中で、ライブレポートなど、管理人としてぜひ読んでいただければと思う記事について目次を作りました。
 随時更新していきます。

■倉橋ヨエコさんディスコグラフィ

■ライブレポート

●(余計なお世話かもしれないけれど)倉橋ヨエコさんのライブに行かれる方へちょっとしたアドバイス

■CD感想文

・アルバム『ただいま』
・倉橋ヨエコ『ただいま』(VICB-60010)
倉橋ヨエコ「ただいま」(Amazon.co.jpの紹介ページ)
 1.楯 / 2.ここにいる / 3.線を書く / 4.シーソー
 5.卵とじ / 6.裏返し / 7.シナリオ / 8.石鹸ガール
 9.昼の月 / 10.ピエロ / 11.春の歌

・シングル「楯」
倉橋ヨエコ『楯』(2005年,VICB-35002)
倉橋ヨエコ「楯」
(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.「楯」来宮良子 朗読 / 2. 楯

・ミニアルバム『御中元』
倉橋ヨエコ『御中元』(2006.07.26,VICB-60016)
倉橋ヨエコ『御中元』
(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1. 夏 / 2. ラジオ / 3. 追跡 / 4. 東京 / 5. 部屋と幻 / 6. 楯
第一印象

・アルバム『色々』
倉橋ヨエコ『色々』(2007.02.21,VICB-60021)
倉橋ヨエコ『色々』
(Amazon.co.jpの紹介ページ)
1.桜道2.薬箱3.いただきます4.赤い屋根の下で5.花とダンス6.あいあい7.方程式8.ダルマさんが転んだ9.損と嘘10.廃工場 11.今日も雨12.白の世界 / 13.春夏秋冬(CD-EXTRA:「損と嘘」ライブ映像)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■webサイト「hot express music magazine」にインタビュー掲載

2006-02-12 22:01:30 | メディア登場情報
 先日書いたO-WESTのワンマンライブ、たくさんの方に読んでいただいているようで、ありがたいことです。もっともっとたくさんの人に、ヨエコさんの魅力を知ってもらえればと思います。

 音楽情報サイト「hot express music magazine」に、ヨエコさんのインタビュー掲載されています。

http://www.hotexpress.co.jp/interview/kurahashiyoeko_20060202/

 音楽を始めたきっかけから、自主制作CD『おかえりなさい』、そして歴代のアルバムについて、もちろん『ただいま』や今回のツアーについても、結構盛りだくさんの内容です。

 デビュー前の話は、興味深かったなあ。『おかえりなさい』って、ディスクユニオンの自主制作コーナーで販売されたんだねえ。

 「人間辞めても」の誕生秘話にも、ヨエコさんのプロ意識を感じました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■ライブレポート:ワンマンライブ@2006.02.10渋谷O-WEST

2006-02-11 03:35:52 | ライブレポート
 渋谷O-WESTでの倉橋ヨエコさんワンマンライブ、見てまいりました。簡単ですが感想を。
 まずはセットリストから。

[ 倉橋ヨエコ : ボーカル・キーボード ]
[ 古城康行 : ベース ]
[ 一ノ瀬久 : ドラム ]
[ 根上誠二 : ギター ]
[ 矢島秀治 : マニピュレーター ]

1.M-9.追跡系
2.過保護
3.はないちもんめ
- MC -
4.線を書く
5.昼の月
6.盗られ系
- MC -
7.つぶつぶ
8.ラブレター
- MC -
9.石鹸ガール
10.感謝的生活
11.東京
- MC -
12.薬指のためのエチュード
13.ここにいる
14.裏返し
- MC -
15.白い旗
16.ピエロ
17.シーソー
- MC -
18.恋の大捜査
19.シナリオ
20.人間辞めても
- MC -
21.卵とじ
22.春の歌
- MC -
23.楯
アンコール1.ロボット
アンコール2.流星


 曲リストをごらんいただければお分かりの通り、ワンマンライブらしく全25曲と盛りだくさんの内容。

 まずはインストの「1.M-9.追跡系」。まず古城康行(ベース)、一ノ瀬久(ドラム)、根上誠二(ギター)の三氏がステージに登場し、演奏を開始。そしてヨエコさんが登場。キーボードで演奏に参加し、更に日本古謡の「さくらさくら」を一部歌う。
 ヨエコさんの衣装は緑のロングスカートとオレンジのキャミソール、オレンジの羽織の和装スタイル。髪はショートボブで、コサージュをつけています。バンドの男性陣は、ジャケットにハンチングで衣装を統一。

 インストでの4人の楽器のセッションの後、「2.過保護」へ。演奏がすごいのはもちろんなのだが、照明のタイミングなども含め、ステージ全体に迫力があり、見入ってしまう。
 続いて「3.はないちもんめ」。ライブバージョンではノリのいい激しいアレンジになっているのだが、この日もやはりノリノリ。後半の根上氏のギター、古城氏のベースもかっこいい。古城さんは、おなじみのベースを弾きながらのターン(ぐるりと一回転)を見せてくれました。

 その次にMC。こんばんはのあいさつの後、「今日はワンマンなのでビッグサイズの水を」と、1リットルくらいのペットボトルを掲げるヨエコさん。会場から歓声と笑いが起こる。
 このMCでは、本日のライブがアルバム『ただいま』のレコ発ツアーの初日であること、お客さんへの感謝、開始前に会場の一階のコンビニエンスストアに行ったら当日券待ちの行列があって感激したことなどの話があった。
 『ただいま』からの曲や、デビューしてからこれまでの5年間の曲を披露することを発表し、再び曲へ。

 切なくて泣ける「4.線を書く」、激しい「5.昼の月」、そしてノリノリの「6.盗られ系」と、趣の違う曲が3曲続く。いずれの曲でも感じるのは、ヨエコさんの歌うときの表情の豊かさ。曲の雰囲気を思わせたり、聴いている方にとっては意外なところで笑顔が見られたり、様々な表情が表れる。

 次のMCでは、持ち時間が踊るようにあって、曲のリストもいつもの倍くらいあって、ワンマンだと改めて思うという話。そしてO-WESTの思い出。
 ヨエコさんが初めてO-WESTに来たのは7年位前。まだ曲作りを始めたばかりで、ライブの経験もない頃、先輩ミュージシャンのライブをお客さんとして見に来たそうな。そして、ライブの非日常的空間に衝撃を受け、人前で歌うことがなんてすごいのかと思ったという。そしてそのライブの帰り、人前で歌ってみたいとめくるめく妄想を繰り広げたそうです。
 そして今、O-WESTで歌っていることがよくできた妄想なのではと思いつつ、お客さんを見ていると現実なんだと思うとのこと。でも、もしも妄想でも最後まで楽しくがんばりますとの言葉の後、再び曲へ。

 「7.つぶつぶ」と「8.ラブレター」。どちらもかわいい曲。「つぶつぶ」では古城さんのコーラスとの掛け合いも印象的。「つぶつぶ」は、かわしらしい歌なんだけれど、なんだか泣けてくるなあ。不思議な気持ちになる。「ラブレター」は、マーチのようなドラムのリズムにあわせ、こちらはひたすらかわいらしい。

 次のMCで、ひとりでしゃべって歌って申し訳ないです、との話。次の曲はよかったら参加してくださいということで、次は「石鹸ガール」を歌うことを発表。口笛やフィンガースナップ(指パッチン)が得意な方は是非ということだったのだが、これはちょっとハードルが高かったかもしれない。

 「9.石鹸ガール」は、CDではヨエコさんのコーラスが多重録音されているのだが、そうしたエフェクトのないシンプルなライブバージョンのアレンジも、またいいなあ。
 そして、イントロにスキャットが挿入された「10.感謝的生活」、ギターが加わっていることでいつものライブアレンジとはちょっと雰囲気の違う「11.東京」を披露。

 続いてのMCで水を飲みながら、なかなか水が減らないと言い、でもライブで飲みきろうと決意を口にするヨエコさん。
 改めて、ワンマンっていいですね、との感想。いつもならこの辺で最後の曲ですが、今日はまだ全然ですとうれしそうに言う。見ている側も、うれしい。
 ここで、コンピレーションアルバムに収録されている曲を演奏しますとの紹介の後、「12.薬指のためのエチュード」を演奏。

 「薬指のためのエチュード」は、6分以上のインスト。2005年12月28日(水)「ヨエコと雄一」@下北沢440で、グランドピアノのソロで演奏されたのだが、今回はバンド編成での演奏。
 前半はヨエコさんのソロのキーボード。中盤以降、ドラム・ベース・ギターが加わる。このセッションには、4人のそれぞれの楽器のプレイヤーとしてのレベルの高さがひしひしと伝わる。
 そのまま「13.ここにいる」へ。この流れはすごかったなあ。その後の「14.裏返し」は、「裏返す、裏返す、……」のリフレインにエフェクト(エコー)がかかって、印象的。

 次のMCで配布しているチラシ「ヨエコくらぶ」とアンケートの案内。そして、一旦バンドがステージ上から退く。一番初めは一人で弾き語りのライブをしていて、今でも原点で大好きですとの言葉の後、「15.白い旗」。

 その後、ステージ上には根上誠二氏と矢島秀治氏が登場。2005年12月27日(火)ヨエコとトモフ@下北沢440と同じ「ヤジガミヨエコ」の編成。矢島のヤジ、根上のガミ、そしてヨエコから取った名前です。ヨエコさん曰く「幻のユニットの復活」。

 この編成で「16.ピエロ」、「17.シーソー」を披露。「ピエロ」は、歌詞の雰囲気に合わせた夏らしいSEをバックに、ヨエコさんの歌とキーボード、根上氏のギターでの演奏。「ピエロ」をライブで聴いたのは初めてだったが、いいなあ。この切ない感じがたまらない。

 ここで、古城・一ノ瀬の両氏もステージに戻り、5人編成での演奏に。その前にMCで、メガネレンチのCD・Tシャツ、ヨエコさんの新しいグッズ(Tシャツ・ステッカー)を紹介。

 そして「18.恋の大捜査」。この曲でも古城さんのコーラスとの掛け合いが印象に残る。「19.シナリオ」は、バンドネオンの音色もシーケンサーで流し、CDバージョンに近い雰囲気になる。「シナリオ」のラストから、リズムボックスがつなぎとなってそのまま「20.人間辞めても」へ。この流れもかっこよかったなあ。

 次のMCでは、いよいよライブも終わりに近づき、すごくさみしいとの話から、『ただいま』は自信作なので、ひとりでも多くの人に聴いて欲しいとの話など。
 そして今後の東京でのライブの予定を発表。3月17日(土)、下北沢440でのCRAZY FINGERSのライブにゲスト出演するとのことです。これは多分、CRAZY FINGERSと同じステージで演奏するということなのかな。
 それから、詳細は秘密とのことですが、4月の後半に下北沢のおしゃれな場所でライブをするとのこと。
 ううむ、気になる。俺がぱっと想像(というか妄想)したのは2ヶ所。多分、いわゆるライブハウス以外の場所じゃないかと思います。
 その1:mona records(http://www.mona-records.com/)。ここはカフェ・CDショップであり、ライブスペースでもある店です。
 その2:ヴィレッジヴァンガードレコーズ(ヴィレッジヴァンガード下北沢店)。何度か他のミュージシャンの方のインストアライブが行われたことがあるので。
 これは、正式発表を楽しみにしましょう。

 その次の2曲は「21.卵とじ」と「22.春の歌」。「卵とじ」を歌うヨエコさんは、本当にうれしそうだなあ。そして今個人的には一番好きな「春の歌」、この曲は何度聴いてもいい。

 ラストのMCで、今日のライブはもうすぐ終わりで寂しいけれど、自分が歌えるのは聴いてくれる方がいるから、みなさんのおかげで歌う人生を送れていますという感謝の言葉。
 そして最後は「23.楯」をバンドアレンジで披露。弾き語りももちろんいいのだが、バンドの中で披露されるヨエコさんの歌とピアノもまたいいなあ。

 その後アンコールに答えて、やはり5人編成で「ロボット」、「流星」を演奏。アンコールでは全員がヨエコさんの新作Tシャツで登場。会場からの「ヨエコさんかわいい」の声に「なんと、すばらしい方がいる」と返事をして、会場の笑いを誘う。

 「ロボット」は、リズムマシーンの効果でCDバージョンに近いアレンジ。後半はリズムマシーン、それぞれの楽器の音が激しくぶつかり合い、アバンギャルドな感じがかっこいい。
 そして本当のラスト、「流星」。この曲は、締めくくりにふさわしい雰囲気を持っているなあ。

 ワンマンライブは初体験でしたが、なんというか、「ヨエコさん祭り」という感じで、満足でした。色々なミュージシャンとの対バンもいいけれど、やっぱりワンマンはいい。しみじみそう思いました。
 2006年も、ヨエコさんのライブには可能な限り行きたいと思います。

【 参考 】
[ 倉橋ヨエコ公式ページ http://www.kurahashiyoeko.com/
[ 倉橋ヨエコ CD ( リンク先はAmazon.co.jp ) ]

「礼」(2000年発表,ミニアルバム)


「思ふ壷」(2001年発表,ミニアルバム)


「婦人用」(2002年発表,アルバム)


「人間辞めても」(2002年発表,マキシシングル)


「モダンガール」(2003年発表,アルバム)


「東京ピアノ」(2004年発表,アルバム)
東京ピアノ


倉橋ヨエコ『楯』(2005年,VICB-35002)
倉橋ヨエコ「楯」


・倉橋ヨエコ『ただいま』(VICB-60010)
ただいま

・V.A.『EBONY meets IVORY~10 Groovy Fingers on the Keyboard~』(コンピレーションアルバム。「薬指のためのエチュード」収録)
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■セットリスト:ワンマンライブ@渋谷O-WEST

2006-02-10 21:51:17 | ライブレポート
 渋谷O-WESTでの倉橋ヨエコさんワンマンライブ、見てまいりました。
 いやあ、すごいライブだった。
 詳しい感想は後程ということで、取り急ぎセットリストだけお知らせします。

1.喫茶スキャット→間違い。正しくは「M-9.追跡系」
2.過保護
3.はないちもんめ
MC
4.線を書く
5.昼の月
6.盗られ系
MC
7.つぶつぶ
8.ラブレター
MC
9.石鹸ガール
10.感謝的生活
11.東京
MC
12.薬指のためのエチュード
13.ここにいる
14.裏返し
MC
15.白い旗
16.ピエロ
17.シーソー
MC
18.恋の大捜査
19.シナリオ
20.人間辞めても
MC
21.卵とじ
22.春の歌
MC
23.楯
アンコール1.ロボット
アンコール2.流星

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■明日2月10日は渋谷O-WESTで倉橋ヨエコさんのワンマンライブ!

2006-02-09 23:57:00 | ヨエコさんに関してつれづれ
 明日2月10日は、待ちに待った渋谷O-WESTでの倉橋ヨエコさんのワンマンライブです。


(↑チケット)

 いやあ、楽しみだ。今からワクワクします。
 実は今朝、夢に見たくらい楽しみにしているのです。夢の内容は、開始時間を間違えて会場に着いたり、メガネを忘れたりと、結構あせるような内容だったのですが、明日はそうしたことのないようにしっかり準備をして、楽しんでこようと思います。 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■アルバム『だたいま』全曲感想:「6.裏返し」

2006-02-08 21:00:10 | CD情報
 やや、更新の間隔が空いてしまいました。本日は、アルバム『ただいま』の全曲感想の続きです。

6.裏返し
 最初の「裏返す」のリフレインが印象に残る。
 歌詞の世界や、歌に込められたヨエコさんの感情は、「2.ここにいる」に共通したものを感じる。
 ヨエコさんの、人を裏切りたくないという誠実さ、律儀さを強く感じる。ファンがヨエコさんに惹かれるのも、この誠実さがひとつの魅力だからだと思う。
 それゆえに、この歌はだましや裏切りが許せないという、正義感から起こる怒りが込められているように感じる。もともとはヨエコさん自身の寂しさ・むなしさから生まれたのかもしれないが、歌は世の中の正直者の思いの代弁のように聴こえてくる。

・倉橋ヨエコ『ただいま』(VICB-60010)
ただいま
 1.楯 / 2.ここにいる / 3.線を書く / 4.シーソー
 5.卵とじ / 6.裏返し / 7.シナリオ / 8.石鹸ガール
 9.昼の月 / 10.ピエロ / 11.春の歌
(Amazon.co.jpの紹介ページ)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

■朝日新聞に登場&BabeStarサイトで再びビデオレター

2006-02-03 23:08:07 | メディア登場情報
 ちょっと更新が滞ってしまいました(元々は週一回くらいの更新を考えていたのですが、やはり更新をし始めるとどんどん色々なことが書きたくなりますね)。

 さて、今回は倉橋ヨエコさんのメディア登場情報をふたつ。

●2月3日(金)の朝日新聞夕刊にインタビュー掲載
 買いそびれてしまいました。
 今度近くの図書館で読んでこようと思います。

●レーベルBabeStarにビデオレター掲載
 下記URLから見ることができます。今回もご本人の姿を見ることができます。
 ※画像を見るには、ソフトウェア「RealPlayer」が必要です。
http://www.babestar.net/yoeko/v-00526.html

 さて、いよいよ渋谷O-Westでのワンマンライブまで一週間だ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする