いちファンによるヨエコさん応援ブログ

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■アルバム『ただいま』全曲感想:「1.楯」

2005-12-21 21:56:17 | CD情報
 12月16日に発売になった倉橋ヨエコさんのアルバム『ただいま』、収録されたすべての曲の感想をちょっとずつですが書いていこうと思います。

 まずはシングルカットもされた「1.楯」。歌そのものの感想は、以前シングル発売時に書いたのですが、再度掲載します。

●歌詞とメロディが印象に残るバラード。俺は『亡くなってしまった大切な人にささげた歌』というイメージが思い浮かんだ」。

●歌い出しは、ややキーの高い声で始まり、中盤に進むにつれ、力強い歌い方に。全編を通じて、一つ一つの歌詞がしっかりと聴こえてくる。
 曲のアレンジでは、ストリングスが印象に残る。ピアノとの組み合わせで、すごく雄大な印象を受ける。
 最後はピアノとともに静かに曲が終わる。

2005-11-29  ■倉橋ヨエコニューシングル「楯」2005年11月30日発売&1日早く感想を
http://blog.goo.ne.jp/yoekofan/e/0a2808075c8fb07520395090b7ea91fa

 そして今回は、アルバムの一曲目としての「楯」の感想を。

 『ただいま』は、ヨエコさんの色々な感情(喜怒哀楽)がそれぞれの歌に込められたアルバムなのだが、アルバム全体から感じるイメージは「優しさ」あるいは「愛」である。

 そう感じる理由は、アルバムの一曲目「楯」と、ラストを飾る「春の歌」(この曲については後日)のやさしさにあるのだと思う。

 シングルで聴いたときに感じたのは、「愛する人の楯になる」という「けなげさ」だった。でもアルバムの一曲目として聴くと、この歌は「けなげさ」と同時に「やさしさ」であり、やさしくなれる「強さ」を持っているのだと思う。

 ヨエコさんは、公式サイトの中でこのアルバム、そして収録された曲たちを「子」、自らを「母」と呼んでいる。

====== 以下、引用します =====
「ヨエコ母ちゃん陣痛が始まりました。
生まれます!生まれます!!!
いよいよ明日アルバム「ただいま」発売です!」

「どの子も本当にとてもいい子です。
どうぞ、たくさん聴いてかわいがって下さいです。」

 (公式サイト > 日記「ぶつぶつぶつ」 > 2005/12/15「陣痛始まる」)
 http://www.kurahashiyoeko.com/butsu.asp
====== 以上、引用終わり =====

 この「母」と「子」というのは、もちろん比喩なのだけれど、なんだかこの曲でのヨエコさんの歌声や歌詞の世界観には、本当に子どもを生んだ母親のような「やさしさ」と「強さ」を感じる。
 だからだろうか、この曲については色々考える前に、聴いていて純粋に泣けてくる。泣いても許されるかのような「母性」を感じるのです。

・倉橋ヨエコ『ただいま』(VICB-60010)
ただいま
 1.楯 / 2.ここにいる / 3.線を書く / 4.シーソー
 5.卵とじ / 6.裏返し / 7.シナリオ / 8.石鹸ガール
 9.昼の月 / 10.ピエロ / 11.春の歌
(Amazon.co.jpの紹介ページ)

倉橋ヨエコ『楯』(2005年,VICB-35002)
倉橋ヨエコ「楯」

1.「楯」来宮良子 朗読 / 2. 楯
(Amazon.co.jpの紹介ページ)

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