アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

北国の山旅NO4 十勝岳温泉から十勝岳 その2 2009年8月10日

2014-09-01 22:21:57 | 北海道の山旅
その1からの続き
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上ホロを越えて暫く尾根を進むと、右前方に「上ホロカメットク小屋」が
見えてきました。

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誰もいないと思って歩いていたら、先行者に追いつきました。この方は
十勝岳から美瑛岳を回ってから、望岳台に降りるといわれてました。

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十勝岳直下まで来ました。山頂の人影も見えます。風が強く冷たい風なので
長袖シャツの上に ウィンドブレーカーを羽織りました。しかし山頂から下りて
きた若いカップル(イタリアから来たといってました)はTシャツ一枚なので
驚いて「寒くないのか」と聞いたら、笑って「全然寒くない」と言いながら十勝岳
温泉のほうへ 去っていきました。

若さが違うのか、白人は体質が違うのか。とにかくおじさんは 寒かった。

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十勝岳山頂(2077メートル)です。天気もよく周りの景色が良く見えました。

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十勝岳の噴煙です。昨日登った旭岳からもこの噴煙が見えました。

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北のほうを見ると、美瑛岳、美瑛富士の向こうにトムラウシが見えます。
昨日間宮岳で出会った若者は、白雲岳からトムラウシを越えて ここ十勝岳
まで行くと言って別れました。食料は4日分持っていると言ってましたが
大丈夫なのでしょうか。

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歩いて来た道を振り返ると、上ホロ山、上富良野岳の向こうに
富良野岳が見えます。

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お昼ごはんを食べる為に、上ホロ小屋に立ち寄りました。
3,4組の私と同年代らしい夫婦連れと若者グループが、食事中でした。

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小屋のまわりはお花畑で、雪渓は水場になっています。
ちなみにこの少し先のハイ松地帯で熊の糞を見つけました。

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お弁当を食べていると、シマリスが出てきて足元でじっとしています。
ご飯が欲しいのか、人なれしていました。何もやらないとそのままハイ松の
中に消えていきました。

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これがヒグマの糞です。少し小さ目なので 子供でしょう。
となると近くには母親も居たということですね。

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下山して、層雲峡への移動前に望岳台へ行ってみました。残念ながら
雲と噴煙に覆われて「望岳」出来ませんでした。

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ここの駐車場で、昨日旭岳駐車場で野営していた青森から来たおじさん

(一月以上車で寝泊りしながら放浪していました)に再会し握手を交わした

後で 僕の歩いたコースを話すと

「そのコースも面白そうだなあ」と考え込んでいました。

彼は望岳台をスタートして、美瑛岳から十勝岳へ廻り、望岳台へ下山する

予定らしかったのですが、考え込んでいました。

2万5千分の一地図を見て僕が出発した「十勝岳温泉駐車場」のほうが

ここ望岳台より300メートルも高いことを見つけたのも彼です。

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彼の車は、三菱デリカを改造したもので、窓ガラスの内側には網戸を付けて

います。昼間でも夜でも読み書きできるように、小さな机と椅子もあります。

雨の日のために、車にターフ(覆い)が簡単に取り付くようになっています。

いろいろ工夫していました。

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北国山旅は その4(黒岳)へ続く




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