アウトドアライフの記録

四季それぞれに あちこちの山に登ったり、桜や紅葉の写真、および南の島の記録を写真とともに整理して、ブログにまとめました。

信濃飛騨山旅 2013年夏 中房温泉から燕岳 2013年8月28日 その3

2017-08-31 23:33:48 | 真夏の山歩き
中房温泉から燕岳 その3
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山頂到着。歩き始めて約4時間30分だ。
たくさんの人が景色を楽しんでいる。
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沢山の人が次々に登ってくる。
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三角点の向こうには、縦走路が続く。
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すぐ近くに「ホシガラス」が着て止まった。人懐こいやつだ。
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槍ヶ岳を歩きながら見ているが、雲がぜんぜん取れない。
周りの山は雲が取れても、槍だけは雲がかかっている。
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雲が増えてきたので、直ちに引き返す。道が明確でないので
雲に巻かれたら危険だ。
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この岩の足元に看板があり「めがね岩は崩れていて危険なので
近づかないように」と書いてあった。岩にも名前がついているんだ。

先程の岩はイルカ岩かもしれない。
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燕山荘から中房温泉へ下山
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滑りやすい尾根道を歩いて、燕山荘に帰ってきた。さあお昼ご飯だ。
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燕山荘のレストラン。山小屋とは思えないきれいさだ。
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パスタランチセットを注文。これで千円は山の上では良心的だ。
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食事を終わり、外に出るとこの標識の前でたくさんの人が
記念撮影をしていた。槍穂高連峰が目の前だ。
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突然槍ヶ岳の雲が取れた。やはり迫力がある。
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そして中房温泉へ下山
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下山道もたくさんの人が登ってくる。みんな今夜は燕山荘でお泊り
なのだろう。ツアーの団体客や高校生中学生の団体など。
登ってくる人があまりにも多く、「登り優先」などといっていてはいつまで
経っても下山できないので「ごめんやっしゃ、ごめんやっしゃ」といいつつ、
どんどん下山する。
下山中に次々と人が登ってくるのが見える場所に来た。
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これは「合戦尾根の頭」で休憩する中学生の団体。
更にどんどん飛ばして下山する。
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第三ベンチも無事通過する。
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振り返ると燕は雲の中に隠れてしまっていた。
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中房温泉の赤い屋根が見えてきた。もう一息だ。
ここで膝を抱えてうずくまっているおじさんがいた。聞くと「突然膝が痛くなり
膝に力が入らないので、下山できない。」とおっしゃるので
「助けを呼ぼうか」と聞くと 「少しずつ下山するからあと1時間もあれば
降りれると思う。」とおっしゃっていたので、そのまま下山した。私の足では
10分で降りれたが、あの男性はどうされたのだろうか。
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中房温泉到着。ここは日帰り入浴も出来るそうだ。

※「有明荘」も「昨夜泊めていただいた」と言えば下山後 無料で温泉に入れるそうです。

入らせてもらおうかと思いましたが明日の移動も考えてそのまま安曇野市へ行き 泊まる。
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実際に歩いた記録。
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歩いた高度記録。標高差は約1350mで、歩行距離は 12.5kmだった。
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信濃飛騨山旅 2013年夏 中房温泉から燕岳 2013年8月28日 その2

2017-08-29 22:46:02 | 真夏の山歩き
中房温泉から燕岳 その2
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合戦尾根を歩く。次第に木が少なくなる。
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燕岳がようやく見えてきた。
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燕山荘も見えてきた。もうすぐ尾根道だ。
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合戦尾根の最後の登り道。
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上りながら 燕岳山頂に人の姿が見えてきた。
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尾根の直下はお花畑になっている。咲き乱れる花の上に燕山荘の屋根が見える。
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尾根に到着した。歩き出して約4時間だ。
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尾根にリュックが沢山置いてある。みんなここにリュックを置いて
燕岳へ往復するのだろう。往復約1時間だ。
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燕山荘に到着。なかなかしゃれた建物だ。
診療所やレストラン、喫茶室、宿泊個室などを備えた人気の山小屋だ。
収容人数は数百人という。若い女性や、高校、中学の生徒が多いの
もうなずける。
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燕山荘から見た燕岳。少し雲が出てきたようだ。食事の前に行ってこよう。
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燕山荘から燕岳山頂へ
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自衛隊の隊員が沢山やってきた。
山で自衛隊に会うのは 北海道斜里岳以来だ。
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尾根道を歩いていると次第に雲が多くなってきた。
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案内地図には何も書いてないけど、これはどう見てもイルカだなあ。
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イルカ岩の足元は砂礫で、コマクサの群生地になっていた。
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いよいよ山頂が近づいてくる。
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前を行く人に追いついた。滑りやすいので慎重に歩こう。
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振り返ると燕山荘は雲の中。全く見えない。
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山頂直下の道、きれいに整備されている。
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その3へ続く。
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信濃飛騨山旅 2013年夏 中房温泉から燕岳 2013年8月28日 その1

2017-08-26 09:51:09 | 真夏の山歩き
中房温泉から燕岳往復 その1
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有明荘で前夜作ってもらった朝食お弁当を午前五時半に食べる。
当日燕岳へ登るほかの人も食堂で一緒に食べる。

中房温泉有明荘を6時前に出発して登山者用駐車場へ。
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有明荘から合戦小屋へ
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今回歩いたコースをピンクで示す。往復同じコースです。
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国民宿舎有明荘でもらった駐車場の地図。全部で120台ある。
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6時前に駐車場に着いたのに、どこも満車、凄い人気の山だ。
空き地の草むらの中になんとか車を突っ込んで駐車。
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身支度整えて6時半出発。登山口の中房温泉はたくさんの人だ。
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歩き始めて1時間強で第三ベンチ到着。
左のベンチに座っている女性と右の男性のカップルと 結果的に一日中
行動が一緒だった。
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相変わらず急な登り道が続く。沢山の登る人を少しずつ追い越しさせて
もらったが、下山する人も凄く多い。中高生の団体もどんどん降りてくる。
有明荘をお昼12時30分発新宿行きの高速バスに乗る人も多いらしい。
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時々木の間から 周りの高い山が 時々見えている。
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歩き始めて2時間くらいで「富士見ベンチ」に到着。
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遠くに富士山が見えているから「富士見」というのだそうだ。
今日は富士山が見えてラッキーだ。
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蓼科山から八ヶ岳の赤岳までが、並んで見えていた。
隣で見ていた人が説明してくださった。
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大天井岳と山小屋もみえている。これも隣で見ていた人に
説明していただいた。
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合戦小屋へあと五分の看板が出てきた。
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合戦小屋到着、3時間くらいかかった。
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合戦小屋から燕山荘(えんざんそう)へ
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合戦小屋への荷揚げは、左ステージはヘリコプター、右ステージは
ケーブルリフト。沢山の荷物が どんどん運ばれてくる。
※合戦小屋は宿泊できない。食事のみ。
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合戦小屋名物の「スイカ」、800円也。乾いたのどに非常に美味だった。
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合戦小屋の名前の由来が書いてある。桓武天皇の時代の事らしい。
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合戦小屋から少し歩くと 「合戦尾根の頭」に出る。このあたりから
森林限界になり、見晴らしはぐっと良くなる。
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「合戦尾根の頭」に出ると 南アルプスが見えている。
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その2へ続く
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信濃飛騨山旅 2013年夏 濁河温泉から開田高原を通り中房温泉へ 8月27日 御嶽山から燕岳へ移動

2017-08-24 21:38:24 | 真夏の山歩き
今日は移動日。昨夜泊まった濁河温泉を後に、まず開田高原へ。

そして今夜の宿の中房温泉へ。
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濁河温泉一日目の宿は「濁河スポーツレクリエーションセンター」。
温泉付き、一泊三食付いて8400円なり。

泊り客のほとんどが、大学、高校の陸上部の学生生徒だ。
高地トレーニングに来ている。なんせ昼の最高気温が20度前後で
夜は寒いので部屋は暖房が入っていた。

早朝出発するというと、朝ごはんとお昼ご飯をお弁当に入れてくれた。
かなり手が込んでいて、とてもおいしかった。
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濁河温泉二日目は「旅館御岳」。渓流露天風呂の下の川は硫黄混じりの
お湯が混ざり、川の水も変色している。おまけに湯気も上がっていた。
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旅館の露天風呂は、階段を250段くらい下りた、渓流のほとり。
混浴と書いてあるが、誰もいない。川の水音とカジカの鳴き声だけが響く
野趣あふれるお風呂だった。
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旅館の駐車場から見上げた御嶽山の西側。
右が摩利支天、左が継子岳。一泊二食で15,000円也。
飛騨牛の料理付きでとてもおいしかった。老体の休養に少し奮発しました。
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スキー場のチャオ御岳スノーリゾートから見た御嶽山北側。山は継子岳が見えています。
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濁河温泉の周りは蕎麦畑が多い。今は蕎麦の花が満開だ。
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開田高原はトウモロコシが有名だが、蕎麦畑も多い。
手前はたわわに実ったお米で、その向こうの白い畑は蕎麦畑の蕎麦が満開だ。
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開田高原のコスモスの向こうは、御嶽山の東側。一番左のピークが剣が峰。
コスモスの後ろは、トウモロコシ畑が続く。
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御嶽山ロープウェイ入り口付近から見た、南東部の御嶽山。
左の剣が峰の手前に「王滝頂上」のピークも見えている。
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木曽福島の太陽広場から見た御嶽山。
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安曇野から狭くて細くて曲がりくねった山道を1時間以上走ると
今夜の宿「中房温泉」だ。燕岳登山口の秘湯として有名だ。
この宿は「国民宿舎有明荘」で一泊二食11,000円也。
早朝出発というと、朝ごはんをお弁当にしてくれた。
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次は「燕岳登山」です。
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信濃飛騨山旅 2013年夏 濁河温泉から御嶽山剣が峰へ 2013年8月26日 その3

2017-08-22 09:10:33 | 真夏の山歩き
1. 濁河温泉から御嶽山剣が峰へ  その3
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急坂を登る。
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二の池新館が見えてきた。
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二の池新館を過ぎる。
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二の池本館も過ぎる。
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神秘的な二の池のたたずまい。
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剣が峰のほうへ更に進む。
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二の池が見えてきた。
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雲がうすくなると、二の池は雪渓がとけた水溜りなのがよく分かる。
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剣が峰への最後の階段を上る。
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山頂に到着した。信者の方がお祈りをされている。
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山頂付近は厚い雲に覆われだして、瞬く間に何も見えなくなった。
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天気が崩れそうなので、直ちに引き返す。
賽の河原から先程の剣が峰を振り返る。
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魔利支天を左に身ながら賽の河原を急ぐ。先は長い。
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三の池乗越しからトラバースする。
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帰路の三の池
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トラバースを終えて三の池を振り返る。
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五の池小屋に戻ってきた。
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仙人の滝に寄ってみた。下山はこの名古屋からきた方と一緒に歩いた。
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堂々とした滝だ。
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実際に歩いた記録。
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高度と距離の記録。
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濁河温泉が標高1800メートルの高地にあるので標高差は1300メートルを登るに過ぎなかったが、
それでも距離は14キロとかなり歩いた。
登り5時間、くだり4時間かかった。
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信濃飛騨山旅 2013年夏 濁河温泉から御嶽山剣が峰へ 2013年8月26日 その2

2017-08-20 09:17:27 | 真夏の山歩き
濁河温泉から御嶽山剣が峰へ その2
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振り返るとちょうど 「白山」が雲に隠れるところだった。
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五の池の向こうの摩利支天に雲がかかり出した。急ごう。
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左手に「三の池」を見ながら尾根道を進む。三の池にも雲が流れ出した。
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尾根道を歩くと 時々「雪渓」が見える。

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「摩利支天乗越」到着。左へ分岐すれば「賽の河原」へ降りるが

そのまま尾根道を進むと「摩利支天」だ。
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振り向くと継子岳と五の池山荘に雲がかかりだし、
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その向こうの高い山々にも雲がかかりだした。
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継子岳の向こうの高い山々は おそらく北アルプスの山々だろう。
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尾根道を歩いて行くと、ピークがいくつもある。
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やっと摩利支天山頂(2959m)到着、背後は「剣が峰」。
山頂看板が置いてあるので 山頂とわかった。
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摩利支天乗越へ引き返し、賽の河原から「二の池」へ向かう。
少し雲がとれた。広い「賽の河原」の向こうに今日の目的地
「剣が峰」がそびえている。(右のピーク)
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再び尾根道を歩き、「摩利支天乗越」へ引き返す。
右手(東側)から どんどん雲が流れ込んでいる。
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「摩利支天乗越」から右分岐して「賽の河原」へ降りる。
荒涼、殺伐とした河原のようだ。
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分岐から賽の河原へ降りる。
途中道が分からなくなり、ちょうど行き合わせたグループに訪ねたら
親切に教えてくださった。
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三の池を左に見ながら更に下りる。
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お昼になり、お腹がすいたので 賽の河原の真ん中でお弁当を食べる。
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その横を通り過ぎていかれた修験者の方。
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賽の河原から魔利支天を眺めながらお弁当。
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再び賽の河原を歩き出す。
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その3へ続く
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信濃飛騨山旅 2013年夏 濁河温泉から御嶽山剣が峰へ 2013年8月26日 その1

2017-08-18 23:01:59 | 真夏の山歩き
今年山旅を計画していた 信越国境付近の山々は 先ほどの豪雨で大変な事になっているそうです。
火地足先に遠征した 近所の山仲間の人の話では 火打ち、高妻はさらす字の道は 崩壊が激しく
道がズタズタで、南海も道に迷い 着の身着のままの野宿を二晩して もう少しで遭難するところ
だったそうです。
長野県警の山岳遭難速報を見るとものすごい数の遭難者が出ているのが分かります。
もう少し 現地の様子を調べることにして 延性は今しばらく延期します。

と言うことで 昔のブログのリメイクをしました。

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御嶽山は 去年2012年の初冬、雪と氷の中を田の原から剣が峰へ登った。

今回は夏に ロングコースの 濁河温泉から剣が峰へ登ってみたかった。

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温泉から御嶽山剣が峰へ 8月26日 その1
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登山口から飛騨頂上へ。
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ピンクのラインが歩いたコースでほとんどが往復。

ただし「三の池乗越」から「五の池小屋」までは帰路でトラバースした。
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朝はよく晴れていた。この橋を渡ると登山口がある。
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鳥居で一礼し、山の安全を祈願。

ここからがロングコースのスタートだ。6時15分スタート。
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木道が延々と続く。これを整備するのは大変な労力だ。
この板の下は数十メートルの絶壁で「仙人の滝」の真上だ。
※帰路に立ち寄った仙人の滝から見上げて判明した。
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「ジョーズ岩」を過ぎる。人食いザメの形の岩だ。
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湯の花峠では、硫黄の匂いが鼻をつく。
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登る道で時々右手に「摩利支天」らしい山が姿を見せる。
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所々に釣鐘がぶら下げてある。鐘を叩きながら登る。

恐らく熊避けだろう。
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「お助け水」は夏場は水がないそうだ。
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樹林帯を抜けて這い松地帯に入る。
右手の山は「摩利支天」だろう。
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振り返ると「濁河温泉(にごりごおんせん)」の先に白山が見えている。
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濁河温泉の右の屋根が昨夜泊まった「スポーツセンター」だ。
左の赤い屋根は、今夜の宿「旅館御嶽」だ。
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這い松地帯の所々に「お不動さん」や「お地蔵さん」がいらっしゃる。

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尾根への最後の登りに挑戦。
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左手には「継子岳」の稜線が見えてきた。
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尾根を歩く人の姿が見えてきた。
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稜線直下は「駒草(コマクサ)」の群生地だ。沢山咲いている。
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稜線に出た。水溜りが見える。「五の池」だ。
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飛騨頂上の「五の池山荘」到着。時刻は10時30分、歩き始めて
4時間15分で到着。しばらく休憩する。
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飛騨頂上到着。休憩の後、摩利支天へ。
その2へ続く
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ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く 高天彦神社から高天道を金剛山へ 2017年7月27日 その2

2017-08-16 22:29:00 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
高天彦道で金剛山へ その2
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今度は 下り道です。この山塊では神社が一番標高が高いのです。
時刻は2時半過ぎですが、雷が鳴り出して 当たりは真っ暗になりました。
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とりあえず山頂広場の食堂に飛び込みました。この店は明日は定休日なので 今日は午後3時閉店です。
歩きながら 菓子パンを一つ食べたので お昼はこの組み合わせです。900円なり。
食べていると突然雷鳴と共に 土砂降りの豪雨です。
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食べ終わった頃に少し小降りになりました。店を出てお寺へ向います。
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雨が降り雲が流れる 転法輪寺は幻想的な景色です。
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雷鳴轟く中、階段を登ります。
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本堂のお不動さんにお参りして 直ぐに立ち去ります。早く山頂から離れないと 雷が怖いのです。

昔奥駈道を歩いていて 突然雷に会い死にそうになりました。稲妻が横から走り 目の前がピンク色になり
轟音の中で「もう人生は終わった」と思い、泣きながら走りました。
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雷鳴に追われるように神社参道を走り
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金剛山系最高地点の神社境内に到着しました。
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拝殿の前の日付は何故か 明日の日付です。
明日が定休日の食堂の従業員が 日付を変えて下山したのでしょう。
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手短に神社にお参りして
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ブナの森を駆け下ります。
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大和葛城山は雲の中で全く見えません。
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雷鳴と雨の中 再び一の鳥居を潜り抜けて走ります。
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ダイトレを走り下りて
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やっと高天道へ入りました。
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ダイトレ直下の急坂階段を走り下りていると 次第に雨が止んで雷は遠くなりました。
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例の崩壊ポイントへ来ると 白雲岳は 文字通り白雲の中でした。
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高天滝コースとの分岐点を過ぎて
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やっとあの猪フェンスまで戻ってきました。
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蕎麦畑のように見えたのですが 姫女苑が一面に咲いていました。
往路でお話した農作業中のおじさんが話しかけてこられて「雨にだいぶやられたようだネエ」と言われました。
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集落の中を通るときに 往路では気付かなかった庚申塚と
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庚申堂があり、中にお猿さんの人形がぶら下がっていました。信州では「ボーボー猿」、京都や奈良では
「身代わり猿」といわれるお猿さんです。災いが去るからサルの人形だとか。
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高天彦神社に寄ります。大きな杉の並ぶ参道です。
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雷の中 無事に下山で来た事を感謝してお礼を言いました。
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高天滝コース入口にはバリケードがあり立ち入り禁止でした。
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歩いた記録です。
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高度と距離の記録です。
スタートが12時45分帰着16時30分、登り2時間、休憩15分 下り1時間半でした。
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ダイトレトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/kongodaitore/index.html
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ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く 高天彦神社から高天道を金剛山へ 2017年7月27日 その1

2017-08-14 21:58:13 | ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
ダイヤモンドトレイル、紀泉山脈を歩く
大阪。奈良、和歌山県境のハイキング尾根道のダイヤモンドトレイルや紀泉アルプスを歩いた記録です。
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天候が不安定で 河内地方に豪雨予報が出ていたのですが 久しぶりなので
高間道を歩くことにしました。
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高天彦道で金剛山へ その1
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登山口駐車場に着くと いきなり迂回路の案内看板です。
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なになに 高間滝周辺の道が崩れているとのことです。歩き出したのが12時45分です。
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指示通りの迂回路を行くと
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いきなり 金網フェンスがありました。ちょうど内側に 農作業中の方が居たので聞くと
「猪の被害が多いので 開けたら必ず閉めておいてね」といわれました。
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農地の中を歩いていきます。何人かの方が農作業中でした。
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やがて山道に入ると 山百合が咲いています。
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迂回路とはいえ 良く整備された道です。
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黄釣り船もあちこちに咲いていて 風に揺れて目を楽しませてくれます。
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道標はしっかりと設置されているので 安心です。
途中合流点があったので 高天滝道と合流したあとの道です。
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擬宝珠の花も 風に揺れています。
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大きく崩壊した場所です。きれいに復旧されています。
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渓筋のかなり上のほうから大規模に 崩落したようです。
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足元の高天谷の向こうに見える山は 金剛山系の4座のひとつ「白雲岳985m」です。
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自宅裏山の岩湧山ではとっくに終わった岡虎の尾がまだここでは満開状態です。
こちらの方が気温が低いのでしょうか。
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道は次第に険しくなります。
ここで一人の方に追いつきました。その方とお話していると、その方は千早村の金剛登山口バス停からカトラ谷を
登り、伏見道で下りて八幡神社から高天彦神社へ横移動して 高天道を登っているところだそうです。
つまり今日2回目の金剛山登山だそうです。すごいなあ。尤も私も昔やった事がありますが。

その方とお話しながら一緒に登る事にしました。
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道標に温度計が付いています。
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標高900m前後のこのあたりの気温は 24度ですが、植林帯のど真ん中で 風が通らず蒸し暑く
汗が噴出すのが止まりません。
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ジグザグの急登が始まりました。
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植林帯の日陰地帯なので、紫苦菜があちこちに咲いています。
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ダイトレに出る最後の急登が始まりました。一緒に登っている方が階段の数を数えています。
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ダイトレに出ました。階段は685段あったそうです。しかし長かったなあ。
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一の鳥居でダイトレとはお別れです。
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ダイトレは右へ(南へ)、中葛城山へ向います。左が水越峠へいくダイトレで、私は手前の道で山頂へ向います。
ご一緒した方は 左へ行き 千早道で下山してバスで帰るそうなのでここでお別れしました。
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分岐点の石碑には 右高野(紀見峠から高野街道経由でしょう)、左伊勢(水越峠から吉野、東吉野の伊勢街道経由でしょう)
と書いてありますが、詳しくは読めません。
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やがて葛城神社の参道に入ります。
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葛木神社の足元を通りますが とりあえず直進して帰路に 神社参拝します。
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高天彦道で金剛山へ その2へ続く
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野山の花々 7月に出会った花々  2017年7月 岩湧の森 大峯奥駈道

2017-08-12 09:41:57 | 山歩きと山野草
7月に出会った花々  2017年7月 岩湧の森 大峯奥駈道
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7月に出会った花々の写真を整理しました。
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山百合 真夏の河内長野市内を自転車ツアーしているときに 延命寺境内で見た山百合です。
昔延命寺地区の山に咲いているのを見たときに、通りかかった地元のオバアが「この花は観心寺百合というてな、
観心寺の鐘の音が聞こえる範囲でしか咲かないんや」と教えてくれました。長いこと信じていましたが
その後どこの山の中でも 見かけるようになり、少しがっかりしました。「観心寺百合」のほうが趣きがあっていいですねえ。
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鬼百合 花自体は小鬼百合より少し大きいのですが、葉の付け根にムカゴがあります。
小鬼百合はムカゴがありません。
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姥百合 これも下品極まりない名前をつけられたかわいそうな奴です。
見頃が終わると(花が終わると) 歯が落ちる(葉が落ちる) と、女性の方になんとも失礼な名前です。
ちなみに姥とは 老女の事で 能にも用いられる上品な言葉なのですが。
どんな下品な奴が命名したのか 顔を見てみたいものです。そちらのほうが興味あります。
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小鬼百合 夏になると岩湧山山頂付近のあちこちでこの花が咲き 夏の到来を感じさせる花です。
鬼百合とほとんど同じ花ですが こちらのほうが少し小さくて 葉の付け根にムカゴがありません。
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桔梗 この花も夏の花ですねえ。岩湧の山頂付近に沢山咲いて 夏の訪れを実感させてくれます。
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河原撫子 この夏の花は 山頂付近に咲きますが、そんなに群生しません。
山頂に生い茂るススキの間にポツポツと咲いています。
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山路のホトトギス 花びらの斑点が 杜鵑(ほととぎす、夏になると「てっぺんかけたか」とか「東京特許許可局」
と鳴く 例の鳥です)の胸の斑点ににているから名付けられました。普通の杜鵑に対して 花びらが二段になっていて、上の花びらが
高く突き上げているのが特徴です。
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野萓草 (のかんぞう)藪萓草が八重の花なのに対して こちらは一重の花です。
百合科の花で 「ニッコウキスゲ」と同じ仲間です。遠くから見ると良く似ています。ニッコウキスゲは黄色に対して
野萓草はオレンジ色です。
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トンボ草 見た感じが蜻蛉に見えるので 直ぐ納得できる名前ですね。花が緑色なので周りの草むらと同化して
見つかりにくい花です。逆に道に咲いていたら踏みつけられることもあります。
道端に咲いていたので踏まれないように丸太でガードしたら、心無い人に花を根っこから引きちぎられて
投げ捨てられました。
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黄釣り船 釣り舟草の黄色バージョンです。緑の中に黄色なので良く目立ちます。岩湧の森どこにでも咲いています。
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葉黒草  花びらが2枚の変わった花です。この花以外は2枚の花びらは露草くらいです。
葉が暗緑色だから 葉黒草というのだそうですが、黒い葉とは見えないなあ。普通の葉に見えます。
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土アケビの実 5月に紹介した槌アケビも今月には実をつけました。アケビに似ているというのですが、私には
ウインナーソーセージにしか見えませんが。
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盗人萩 花が終わった跡の実が入る鞘の形が 泥棒の足跡に似ているというのだそうです。
泥棒の足跡とはどんなものなのでしょう。一つの鞘に種子は2個入るのでめがねに見えます。盗人萩は日本固有種ですが、
帰化植物の荒地盗人萩は 種が5,6個入るので 5連とか6連の種袋になり、こうなるとますます盗人の足跡の意味が分からなくなります。
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南蛮煙管  (なんばんぎせる)南蛮渡来の煙管に似ているというのですが、どんなものか見たことはありません。
日本の煙管よりも太いのかもしれません。自分では光合成をせずに ススキなど萱の根から直接養分を吸い取る
寄生植物です。岩湧山頂のススキの中にひっそりと咲きます。
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擬宝珠(ぎぼうし)擬宝珠とは擬宝珠属の総称を指す言葉のようで、通常は大葉擬宝珠や清澄擬宝珠(房総半島の
清澄山で見つかったらしいのですが、全国に生育する擬宝珠で大葉擬宝珠より背が低い)をさすのだそうです。
尚 擬宝珠とは 橋の欄干に取り付けるたまねぎの形をした飾りです。
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狐のカミソリ この花の名前は花びらの形ではなくて、芽吹いた直後の葉の形から来ているそうです。
私から見ると 水仙の葉とかわりないのですが、それがどうして「狐のカミソリ」なのか分かりません。
この花は彼岸花の仲間で 花の形が良く似ています。
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岩タバコ 夏になると岩湧やダイトレの水場で咲きます。葉がタバコの葉に似ているというのが名前の由来です。
岩湧には白花の岩タバコも咲きます。
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大峯奥駈道 大峯山付近
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小紫陽花 (こあじさい) 紫陽花の仲間には花びらのような 大きな飾り額がありますが この花にはありません。
こじんまりと小さく見えるので 小紫陽花とつけられたのでしょう。きれいな花ですね。
大峯山付近に沢山咲いていました。
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飯子菜 (ままこな)自分でも光合成をしますが、回りの植物の根から養分を吸い取るという半寄生植物です。
飯子ママコ とはご飯粒のことで、種子の形が米粒に見えるという説と、花びらにある白く膨れ上がった部分が
ご飯粒に見えるという説があるそうです。
この花は標高1700m付近に咲いていたので 「深山飯子菜」かもしれません。飯子菜の花の色より
深山飯子菜のほうが少し薄いくらいで ほとんど違いは分かりません。
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山法師 (やまぼうし)一目見ると「白いハナミズキ」とまちがえそうです。街路樹や家庭の庭のハナミズキは
別名「アメリカ山法師」といいます。開花前の蕾をお坊さんの頭に見て その周りの総苞片(蕾をくるんでいる葉)
が白くて それを頭巾にみたてたからと 言われていますが 私は未だ見たことがないので分かりません。
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更紗灯台 (さらさどうだん)灯台(どうだん)とは昔の燭台の一種で 風除けの覆いの紙を この花の形に
みたてたものです。ドウダンツツジと違い この花は更紗染めのような模様があるから名付けられたそうです。
山道の両側に満開で 道に落ちた花びらを踏むのが惜しいようでした。
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梅惠草 (ばいけいそう)どこの山でも山道に蔓延ります。特に自宅近くの金剛山の九輪草群生地ではボランティアの
皆さんがこの梅惠草を取り除いています。九輪草を駆逐するからです。しぶといのですねえ。
春先の山菜取りでは 大葉擬宝珠の若葉と間違えて この梅惠草の葉を食べて中毒を起こす人が毎年新聞に出ていますね。
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車百合 鬼百合や小鬼百合ととても似ていますが 少し小さい花だと思います。名前の由来は 葉が軸の周りに
車輪状に生えるからです。
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車百合の葉  車輪状に生えた車百合の葉です。行者還り岳下のお花畑に沢山咲いていました。
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草橘 (くさたちばな)橘の花と似た花を咲かす草という意味です。橘の花も、同じく良く似たカラタチの花
(唐からきた橘の意味)も共にミカン科の木で この植物とは仲間ではありません。他人の空似というやつです。
この草橘は ガガイモ科の草です。
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大山蓮華 (おおやまれんげ)木蓮科の落葉低木で、関東以西の山地に自生しているそうです。
蓮華とは ハスの花のことで ハスに似ているからこの名前がついたといわれています。大峯奥駈道は 修験道の道なので
このハスの花に似た 大山蓮華が大切にされています。しかし近年鹿が増えすぎて この大山蓮華の木を食い枯らす
ので あちこちに保護の金網が張られています。しかし 中には10メートルを越える高木もあり、そうなると
鹿には食べられないので 沢山花が咲き下から見上げる事ができます。特に明星ヶ岳と仏生ヶ岳の間を初夏に歩くと
この花が見られます。上を見上げないと見れません。大山蓮華は下向きに花をつけます。
大山蓮華とほうの木との混血種が「受け咲き大山蓮華」で あちこちの寺院の境内で栽培されています。
受け咲き大山蓮華は上向きに花を咲かせます。
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麒麟草 または 黄輪草 (きりんそう)キリンの黄色い色をした花をつけるからという説と 黄色い花を輪になって
咲かせるという説の二つあり、それぞれ字が違います。この花は標高1725メートルの大峰山寺の石段に咲いていましたが
我が家の裏山で里山の岩湧山でも沢山咲きます。
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唐松草 (からまつそう)花の形が唐松の細い葉に似ているから点けられた名前だと 直ぐに分かります。
奥駈道でも 弥山や大峯山など標高の高い場所でしか 見たことはありません。
もちろん我が家の裏山の岩湧山では咲きません。
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山野草のトップページはこちらです。
http://yochanh.sakura.ne.jp/sanyasou/index.html
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