ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

行司も待ったなし

2024年05月15日 22時14分04秒 | ニュースあれこれ

 行司は相撲にとっては勝敗を決する審判として、立行司は差し違えたら進退伺を出すことが慣例となるほど、責任重大な仕事です。今日の夏場所では大関豊昇龍関がいっぺんに2人をなぎ倒すことがあったと日刊スポーツが伝えました。記事では結びの一番で平幕の平戸海関の挑戦を受けた豊昇龍関だが、右四つ、左上手を許し防戦に出ました。ただ何とか右からの下手投げで崩し体勢を整え、最後は寄り倒しで勝ちました。その際に豊昇龍関の投げを踏ん張ってこらえた平戸海関の左足が、立行司の木村庄之助さんの足を直撃、これで立行司はよろめいてしまい、さらに倒れ込んでしまいました。その後、豊昇龍関の体を預けた寄りで平戸海関が倒れ、近辺で何とか視線だけは勝負どころに注いでいた木村庄之助さんを再度、直撃するかっこうとなったそうで、踏んだり蹴ったりの結末だったが、そんな倒れ込んだ体勢で木村庄之助さんは豊昇龍関の東方に軍配を上げていたそうです。相撲も危険なスポーツですが、裁く行司も呼び出しも立ち合いの中で真剣勝負する力士たちを見守っていることを考えたら、翌日以降も出る力はありそうです。くれぐれも気を付けてください。
https://news.goo.ne.jp/article/nikkansports/sports/f-bt-tp1-240515-202405150000966.html
https://news.goo.ne.jp/article/sanspo/sports/sanspo-_sports_sumo_65I3OF3FJREENEJVLRZ4RY7N2E.html(舞の海さんは今日のNHKの中継で大関琴桜関がこの日勝ち、大関が敗れる中でこのままいくと番付が崩壊してしまいますよとコメントしました)

 このウラオモでもパン屋の倒産を取り上げましたが、ラーメンも同様に倒産が相次いでいます。中京テレビでは名古屋市のラーメン店を取材しました。お昼時お客さんが一心不乱に食べていたのは人気メニューの担々麺です。満足げな表情でラーメンを味わう一方、お客さんからは
「(ラーメンの値段が)上がってますね最近、増々」「高くなってきているなっていう感じはすごいします。だからこそ行くときは高くてもおいしいなと思えるところに行きたい」
など心配の声があったそうです。ラーメン店の危機の理由が物価高騰だそうで、マスターは
「豚肉や他の材料も上がってきていますし、ほんとに値上がりばっかりですね材料費は」
と語っています。マスターによると、担々麺に使う具材のほとんどが値上がりとなっています。ゴマは南米から取り寄せており、トウガラシなどを加えてスープにするそうです。
「去年と比べて1㎏130円上がっていて、また来月ぐらいからもう100円値上がる」
とゴマに関してはマスターも困っていました。ゴマの仕入れ価格は来月からは1,150円になるそうで、他の材料も値上がったため、人気の「担々麺」は去年冬の時点から140円値上がり、現在は990円だそうです。物価高騰の波は収まる気配がなく、ラーメン店を苦しめているそうで、東京商工リサーチによると、2023年度に倒産したラーメン店は63件と過去最多を記録、原材料費や人件費、光熱費の高騰が著しく、急激なコスト上昇に見舞われているそうです。
 別のラーメン店ではもやしがたっぷり乗ったラーメンが人気です。そんな自慢の味は2年前に600円から650円に値上げ、来月からさらに値上げし、700円になるそうです。材料費はチャーシューなど、上がっていないものはないというほどだそうで、店主は
「もうトリプルパンチですね」
と話しています。物価高騰だけでなく人件費の高騰も挙げられています。人手不足でなかなか人も集まずに、1250円に時給を挙げたそうです。時給アップについて店長は
「高いなとは思うんですけど、なかなかまだ来てもらえない。(働き始めた頃は)時給950円とかだったので、今の時給を見ると羨ましいなとは思いますよね」
と心境を明かしました。さらには新紙幣となり券売機の改修も必要となります。改修費は1台あたり25万円ほどになるそうです。
 倒産が相次いでいる理由にはこれら2つだけでなく、1000円の壁というのもあるそうで、東京商工リサーチによると、ラーメンは競合店舗が多く、近場で価格を比較されやすいジャンル、そのため“1,000円以上の値段にしにくい”面も持ち合わせいるようで、値上げがしにくい状況から、店の利益が減少、物価高と人件費の高騰、設備投資とともに、“4重苦”となって店にのしかかってくると伝えていました。ラーメン店は行ったこともありますが、どちらかというとチャーハンと餃子を食べます。ラーメンはあまりにもボリュームが多すぎて、あんまり外食には向かないと思ったからです。ラーメンが受難なことを中京テレビも感じたのでしょう。さすがオモウマイ店を制作しているだけのことはあります。果たして高騰が続いたら値段は「さあ、いくら?」
https://news.yahoo.co.jp/articles/fe0d1270d2e83b34dfc62975dfad12e478d4f54f

 今日は葵祭です。毎年平安貴族の姿を見たさに平日でも多くの人が詰めかけます。今年は光る君へが放送していることもあり、がぜん注目が集まりましたが、予期せぬことが起こりました。京都新聞によると、牛1頭が歩みを止めて「立ち往生」する一コマがあったそうです。記事では牛は上賀茂神社に向かう加茂街道の上賀茂橋付近で、歩みを止めました。15分以上にわたって立ち往生し、一時はトラックでの搬送も検討されたが、関係者が牛を促すなどして、再び歩み始めたそうです。牛は行列の後方付近におり、すでに行列先頭が上賀茂神社に到着していたため、大きな混乱はなかったそうです。牛も歩みを止めてしまったのでしょうか。牛一頭でも大変ですが、もっと多かったら支障をきたしていたのでしょうね。京都の祭りは祇園祭へ続きます。夏へ向けて走っています。牛のように準備はゆっくりというわけにはいきません。しっかり祭りを成功してほしいです。
https://news.goo.ne.jp/article/kyoto_np/region/kyoto_np-20240515162841.html

 動物というと、今年から多度大社の上げ馬神事での馬のしりをたたくことをやめたはずですが、やはりたたいていたと読売新聞が伝えました。三重県や大社によると、取り決めでは馬を走らせる合図として、馬にムチを見せたり、前脚をたたいたりするとしていたそうで、初日の今月4日、騎手がムチで馬の尻をたたいたそうで、翌5日は騎手がムチを持たなかったそうです。騎手らは
「従来のムチの入れ方が身についていた」「癖で(ムチを)振った。反省している」
と話しているそうです。動物虐待だと言われているのに、馬と相性のよい騎手にとってはスポーツと勘違いしていたようです。癖は治らないということが分かりますが、騎手は出さない方が妥当かもしれません。
https://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/region/20240515-567-OYT1T50050.html

 次はフルカウントより、助っ人選手の素顔。西武の新外国人ヘスス・アギラー内野手がいます。彼は右足首痛により登録抹消されましたが、球団の公式YouTubeでは同じく今季から西武に加入した元山飛優内野手(前ヤクルト)に、試合前のグラウンド上でマッサージしてもらっている様子が紹介されているそうで、
「オー、グッド~、グッド~、アリガトウゴザイマス」
と本当に気持ちよさそうでした。抹消前のインタビューで、
「日本のマッサージは最高だよ。特にライオンズのトレーナー陣は本当に気持ちいい」
と満面の笑みを浮かべました。来日前米国では“ご近所さん”で2021年まで西武に在籍していたエルネスト・メヒア内野手から、西武のトレーナー陣の評判を聞いていたそうです。日本でお気に入りの球場を聞くと、
「1番はやはり、ベルーナドーム!」
と即答、壁がなく、屋根を柱で支える形状で、常に外気と触れている“自然共生型ドーム”の本拠地を、
「完全なドームでなく隙間が開いているところが、とてもユニーク。このようなタイプは世界に1つだけだと思うよ」
と絶賛したそうです。ホームゲームではその本拠地まで電車通勤しているそうで、試合終了後、大勢のファンと乗り合わせることもあるそうです。また管理栄養士の勧めで人生で初めて豆乳を飲み始めたそうです。
「米国でも(生まれ故郷の)ベネズエラでも、朝食はパンや卵、ドーナツなどで、朝から糖分をたくさん摂る生活だった。日本人の朝食は魚やサラダが多くて健康的だね。それを見習い、魚を食べるようにしているよ」
と明かしました。西武の電車で通勤しているというのも珍しいですが、日本の電車が気に入ったようですね。早くけが直して、またベルーナドームでの活躍を祈っています。
https://news.yahoo.co.jp/articles/5056d4afb88608452dc24b2d753e363d48f71643

 おしまいはテレビ大分より、休部。大分県にある大分三好ヴァイセアドラーというチームがいます。バレーボールVリーグで戦ってきましたが、休部となりました。その理由はそのチームを作った創設者がお亡くなりになったからです。大分市の三好内科循環器科医院を母体として、1994年に立ち上がったバレーボールチームでした。2006年に、大分三好ヴァイセアドラーとなり国内最高峰のトップリーグに昇格しました。当時のキャプテンは
「1勝から始まった三好ヴァイセアドラーの歴史なので、自分たちのバレーで上を目指していく」
と話していました。病院というハンデもありますが、仕事が終わると練習の日々でした。ファン歴18年の女性は
「こういう形でバレーのチームを作ってくれて感謝してる。仕事半分、三好半分みたいな感じだったもんね。それがなくなるとなんか生活に張りがなくなるなと思って、けっこう三好の存在は大きかったかな。忘れることはないと思うよ。だって18年もずっと応援してきたからさ。みんなね、ファンの人もね、三好を忘れないでね。また復活したときは応援してね」
と話していました。ヴァイセアドラーはドイツ語で羽ばたいていく「白い鷲」という意味があるそうです。創設者はこの病院の院長で、生前のインタビューでは
「バレーボールも協調性を必要とするスポーツなので、とてもいい人間教育になっている」
と話していました。しかし今年3月に亡くなり、チーム存続の危機として地元OBが中心となってSNSで署名活動もしました。しかし存続する企業を見つけずに今月20日をもって休部することとなりました。OBは
「1つのチームを維持する、作るということがどれだけ大変なことなのかというのは改めて痛感させれられたし。たくさんの人の人生を背負わなきゃいけないという覚悟がいるんだ、それを先生は僕らのためにやってくれてたんだなって」
と述べました。選手たちも
「身近で休部という形になって、バレーボールが出来るのが当たり前ではないんだなって実感している」
「色々難しいことはあると思うんですけど、なるべくバレーボールを多く練習して試合に出られるような環境を探して頑張りたいと思う」
と思いを語りました。チームが復活するためには新たなオーナー企業が現れることが絶対条件です。しかし運営費は年間数億円かかるとされていて現状、見通しはたっていないようです。確かにチームがなくなることは悲しいことですが、存続するためには継続してできる企業というのも難しいのかなと思いました。先ほどのラーメンではありませんが、物価高騰で企業も大変な中で、すんなり受け入れるのかというと、企業の事情のことも考えたら無理な話です。それと病院がチームとなっている以上、緊急時に何かあった時に欠けてしまっては困ります。そんな病院のチームに対して企業としても受け入れがたいものはあります。チームを存続するためにはどうすればいいのか、地域も一体になって考えていく必要もありそうです。このチームは病院を母体としていることは当時話題となっていました。それがなくなるのもファンとしたら寂しいことです。今週日曜日のファン感謝祭が最後となります。
https://news.yahoo.co.jp/articles/31ad9b9689cb8adea43455208af9856a0b23747a

そして最後というとウラオモですが、最終回は今月26日にしました。最後へ向かって、いろんなニュースを引用していきます。


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