ウラとオモテの日記

私が見た裏と表の話を紹介する。今話題のニュースよりもあまり取り上げることの少ないニュースに注目します。

寂しいな、みんなの悲しみ、ああキダさん、お悔やみ申し上げます(日本海みそ風に)

2024年05月16日 21時53分29秒 | ニュースあれこれ

 キダタローさんがお亡くなりになりました。93歳、立派な大往生です。関西の人たちにとってもなじみ深い曲が数多くあります。数えきれないくらいでした。そんな彼が最高顧問として務めていたのが探偵ナイトスクープです。サンスポによると、公式Xにて追悼しています。
「最高顧問キダ・タロー先生が、お亡くなりになりました。4月19日の放送が、最後の出演となりました。これまで最高顧問として、上岡さん、西田さん、松本さんという3人の局長を、そして、探偵たちの働きぶりを、我々スタッフを、優しく、厳しく、見守っていただきました」
https://news.goo.ne.jp/article/sanspo/entertainment/sanspo-_entertainment_geino_WJJJSDD67BAU5OG6CAMHNZZD24.html
2代目の探偵局長として務めた西田敏行さんも追悼しています。スポニチの取材に答えていて、
「あの笑顔、あの声、あの可愛い仕草(しぐさ)に触れられないのかと思うと胸が苦しくなります。人生の大先輩ではありますが、可愛い愛おしい人でした。無常の喪失感と淋(さび)しさに襲われています。今はただ御冥福を祈ります」
と語っていました。
https://news.yahoo.co.jp/articles/0ca351a358d87989d86c00197f89fce82d08dfc8
探偵からも哀悼の言葉が届きました。カンニング竹山さんはめざまし8に出演し、
「僕はずっと長年、大阪でやっている探偵!ナイトスクープという番組の最高顧問という立場で、番組のちょっと両親的なものがあったので。キダ先生、ずっとお元気で1カ月前も会いましたけれども、お酒も飲むし、晩年にまたたばこを吸い始めたりとか、たまにゴルフやったりとかって“100歳以上いきますね”って話をしていたので、ちょっと急にこういう訃報を聞いたのでショックですけども…なんとかキダ先生も遺志を継いで、今いろいろあって、うちの局長がお休みしてるんですけど、みんなでちょっと頑張りながら、またいいものをつくっていこうという気ですね」
と語っていました。
https://news.infoseek.co.jp/article/sponichin_20240516_0092/
そして桂文珍さんは大阪・なんばグランド花月で、毎年恒例の「吉例88 第四十二回 桂文珍独演会」(8月8日、なんばグランド花月)のPR会見に出席したと報知が伝えました。キダさんの思い出について
「よくご一緒させていただきました。大変お世話になった方。残念な思いとともにゆっくり休んでいただきたい。ご冥福をお祈りしたいと思います。(カンテレの)花の新婚!カンピューター作戦という番組をやらせていただいて、そのテーマ曲もキダ先生でした。軽妙洒脱(しゃだつ)ですね。自分のことを『浪花のモーツァルト』と。しゃれた方でした。私は浪花の大谷か、落語界のダルビッシュで」
と笑いも忘れず悼んだそうです。文珍さんも最近はNHKぐらいしか出ていなかったので、近況の写真があってよかったです。いろんな曲とともにいろんな番組にも出ていたということもあり、いろんなテレビ局で哀悼の言葉があったと思います。ちなみに本名ですが、漢字で書くと
「木田太良」
というそうです。「太郎」だと思った人は残念でした。また追悼番組もあるのでご覧になればと思います。お悔やみ申し上げます。
https://news.goo.ne.jp/article/hochi/entertainment/hochi-20240516-OHT1T51080.html

 木村拓哉さん主演のBelieveは橋づくりをする彼が逮捕され、刑務所に入るという衝撃的な話ですが、その後脱走しました。キムタクが脱走というのもさすがだなというところですが、そんな刑務所のシーンについて元受刑者がモノ申しています。ディリ―新潮から紹介します。新型コロナの給付金詐欺で逮捕・起訴され、山陰地方にある刑務所で約3年服役し、昨年11月に出所した50歳男性だそうで、
「ドラマの演出だということは承知の上ですが、どうしても引っ掛かるのが受刑者役の髪型です。一ノ瀬ワタルさんが演じる特殊詐欺犯の灰谷がロン毛ですが、さすがにあんな髪型の人は絶対にいません。受刑者に許される髪型は丸刈りか、それに準ずる髪型の2択しかありません。仮釈放の本面接後、もしくは満期満了の2カ月前から髪を伸ばすことが認められますが、それでも2カ月でロン毛にするのは不可能でしょう。木村さんが演じる狩山もこざっぱりした髪型をしていますが、あれも刑務所内では当然、NGです。木村さんを丸坊主にさせないために、ロン毛の受刑者を同房にさせたんじゃないのかと思って観てしまいます。第2話で狩山が同房者と食事をしながら、お箸で橋を造るシーンがありましたが、箸の目的外使用にあたるため懲罰対象となります。いくら刑務所から脱走を図ろうとした狩山とはいえ、わざわざそんな無意味なリスクはとらないはず。そもそも、同房者同士で会話することはありえません。食事時間は短く、黙々と食べます。就寝時のヒソヒソ話も、声が他の房(部屋)まで聞こえるからあり得ませんね。作業着で運動するシーンもありましたが、運動する際は必ず運動着に着替えます。また、狩山が上川隆也演じる林区長を『区長さん』とか、刑務官を『職員さん』と呼ぶ場面がありましたが、受刑者が役職名で職員を呼ぶことはありません。役職を知らせることは、出所後に身元がバレる可能性につながるので、タブーとなっています。ちなみに、私の場合、20代の自分の子供みたいな担当職員に『私のことをオヤジと呼びなさい』と強要されました。また、第1話で有罪判決が出て、拘置所で狩山が指輪を外すシーンがありましたが、どうせあそこまで描くなら、肛門チェックは無理だとしても、厳しい身体検査のシーンがあってもよかったのかもしれませんね」
と証言したそうです。元SMAPで古畑任三郎で逮捕されてからの刑務所暮らしはその後スマスマでも放送されたり、草なぎさんがスペシャリストで刑務所に入っていた刑事(こちらも現実にはあり得ませんが)を演じたりと、いろいろ旧ジャニーズにも受刑者役は相当多いはずです。なおこの人は良いことも教えてくれたそうで、
「木工作業のシーンですかね。私の場合、刑務所で自動車のライトの配線作業をしていましたが、ドラマの作業場の雰囲気はそれらしい感じがしました。刑務官を呼ぶ時は、左手を耳に当てて、垂直に手を上げて当ててもらうまでジッと待つのが基本。刑務官に名前を呼ばれたら、(1)番号(2)氏名(3)用件を伝え、刑務官が『ヨシ』と言ったらそれに伴う行動をします。『作業の件で隣の〇〇さんと口談許可、お願いします』『用便の許可、お願いします』と伝える際もこの手順を踏むのですが、あの木工作業のシーンはそれに近いものでした」
と述べていました。刑務所のドキュメンタリーとかを見ても社会復帰のための取り組みなどもありますが、現実の刑務所を見てやっぱり恐ろしいと感じた人もいるはずです。キムタクが果たして今後どうなっていくのか、タイトルのBelieveのごとく信じる者は登場するのか、今後も目が離せません。
https://news.goo.ne.jp/article/dailyshincho/entertainment/dailyshincho-1127235.html

 次は産経新聞から夜間中学です。大阪府泉佐野市に新たな夜間中学が誕生しました。今月8日に開級式・入学式が行われましたが、そこにはある市教委の人の熱意がありました。その人は教委教育総務課の夜間中学担当参事で、1年前に胃がんが見つかり全摘出していました。話は約3年前にさかのぼります。当時は教育部長をしていたこの人は千代松大耕市長から
「夜間中学の設置を検討してほしい」
と依頼を受けました。だが当時参事はあまり積極的ではなかったらしく、
「(近隣の)岸和田市に夜間中学があり、市民からも特に要望がなく、予算もかかる。正直、うちの市にいるのかなと思いました」
と振り返りました。産経新聞では夜間中学を取り上げた企画記事を掲載しており、市長からその記事が手渡されると、戦争や貧困、いじめや親の介護などによる不登校、紛争地域から逃れてきた外国人らさまざまな背景を持ち、義務教育を十分に受けられなかった夜間中学生たちの姿が描かれていました。令和2年の国勢調査で、中学校を卒業していない人が泉佐野市内でも約700人いることがわかったそうで、昭和12年に生まれた母親のことを思いました。
「戦争で学校に行かれへんかったから、勉強わかれへんねん」
と明るく笑い飛ばしていた母がどの程度読み書きができたのか、意識したことはなかったようです。次第に夜間中学は
「あった方がよいもの」「なくてはならないもの」
に変わっていきました。定年退職後も再任用され、夜間中学の開設準備にあたります。
 しかしその中で胃がんの宣告を受けます。それもかなり進行していたそうで、退職も考えていましたが、黒澤明監督の映画「生きる」を思い出しました。無為の日々を過ごす定年前の市役所の課長が、がんで余命いくばくもないことを知り、残された人生を住民が切望していた公園の整備に注ぎ込む姿を描いた名作だそうで、それが自分と重ね合わせました。
「教育行政の経験を積んだ自分にしかできないこともある。夜間中学の立ち上げだけは何としてもやり遂げたいと思いました」
職場の仲間には隠さずに病状を打ち明け、7月に手術をし、9月から仕事に復帰、胃を全部摘出したため体重は20キロ以上減りました。抗がん剤治療の副作用もきつく、髪の毛はほとんどなくなり、家で意識を失って倒れたこともあるそうです。開設準備を進めていると、新たに設置を検討している他の自治体から問い合わせが相次いだそうで、
「国勢調査の結果や不登校の子供の増加などで、ニーズがあることはわかっている」
といいます。いやいや関わり始めた夜間中学との出会いに今、感謝しています。
「夜間中学を作り上げていく中で、いつでも、いくつからでも、学び直したいと思ったときに学び直せる社会になればと思うようになりました。それが実現できれば希望のある社会になるのでは」
と語りました。今春、想定を超える41人が佐野中学校夜間学級の門をくぐりました。
「本当に生徒が来てくれるのかという不安もありましたが、たくさんの人が入学して、勉強したいという思いが伝わってきました。やっとここまでたどりつきました」
とほほ笑みました。夜間中学を必要とする人の掘り起こしや、もっと学び直しを始めやすい仕組みづくりなど、もう少しやっておきたいこと、見届けたいことがあるそうで、
「そんなことを言っていたらきりがありませんが、もう少しだけ頑張ります」
と語っていました。この産経新聞が記事にしている「夜間中学はいま」という企画で記者宛てに今回の参事から長文のメールが届いたのがきっかけで今回の記事となったそうです。病気と闘いながらも夜間中学を作るというドラマみたいな話し、いつか24時間テレビのドラマとかになってほしいなと思いました。ここ最近夜間中学が増えてきており、ウラオモでも取り上げたことがありました。戦前に通えなかったり、外国の人もいましたが、最近ではいろんな人たちが中学の青春を取り戻すべく頑張っています。近くの地域にもできるかもしれません。またその時には心温かく迎えてください。
https://news.yahoo.co.jp/articles/3d4b6f97841bdbee25cd167011a4a118ef7a5a9f

 今日TBSでボヤ騒ぎがありました。スポニチによると、午後1時ごろに発生し、本社8階から、煙が充満していると110番通報がありました。電動アシスト自転車のバッテリーから出火したとみられ、局員らは一時避難し、周囲には緊急車両が到着し、一時騒然となったそうです。Nスタでも冒頭取り上げ、井上貴博アナウンサーは
「ちょうどリモート打ち合わせ中で、驚きましたね」
ホラン千秋さんは
「その時はTBS社内に入るところで、何台もの緊急車両というか、消防車が来ていまして」
と振り返ったそうです。井上アナは
「正常性バイアス…ちょっと動けなくなる感じがありましたけど。無事にケガ人なく、火も消し止められたんですけど、電動自転車のバッテリーから出火したのではないかということで、皆さんもぜひお気を付け下さい」
と述べていました。さすがにゴゴスマでは取り上げてはいなかったのかな。しかしこうしたニュースをトップニュースにするほど、身内に起きたボヤも真剣に伝えていたことは評価したいですね。全国では伝えていたのか気になります。
https://news.goo.ne.jp/article/sponichi/entertainment/sponichi-spngoo-20240516-0254.html

 おしまいはジャイアン、ではなく木村昴さんです。7月11日スタートの日本テレビ・読売テレビ系連続ドラマ「クラスメイトの女子、全員好きでした」でドラマ初主演するとグループ企業のスポーツ報知が伝えました。ドラマは同盟エッセーを原作にオリジナル要素もあるそうで、枝松脛男さんという作家志望の主人公が中学の同級生が記したと思われるノートを手にして、中に書かれていた小説を倒錯して文学賞を受賞してしまいます。小説の真の作者を探るため、自身が中学時代に思いを寄せていた同級生たちへの再会を試みるストーリーだそうです。今回のドラマについて木村さんは
「全然モテなくてクラスメートの女の子と何の関係も築けなかった男の子の話で、彼が大きくなってどんな大人になったか、なんで全員のことを好きになれたのかが描かれていく。そこに温かなメッセージを感じました。今回、スネオ(脛男)役ということですごく不思議な気持ちになっています」
と笑みをみせたそうです。アニメではなくドラマの主演というのも異例ですが、記事ではここ最近声優がドラマに出るケースも多く、今年はNHK大河ドラマ「光る君へ」に三石琴乃さんが、NHK連続テレビ小説「虎に翼」に田中真弓や平田広明さんが、TBS系「9ボーダー」に緒方恵美さんが出演するなど、ベテラン声優がドラマで見せる新たな一面が話題を呼んでいると書いていました。昔は子役出身者が声優として活躍していましたが、少子化の影響もあり最近では若い元子役の声優が少なくなっています。今後も数は増えないのではと思いました。声優と俳優のボーダレス化は今後も続きそうです。
https://news.yahoo.co.jp/articles/7e3c0a2d01106e611520ef71efb42eb3dd4be3d6
https://news.goo.ne.jp/article/nikkangendai/entertainment/nikkangendai-1041534.html(光る君へは平安時代が舞台ですが、合戦シーンがないことに賛否分かれているそうです)


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