陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

一年間の座席譲られ結果(通勤電車)

2011-12-30 08:59:39 | Weblog
ほう。
民主党税制調査会は、消費税率の引き上げ時期を当初案より半年遅らせることを決めたそうですぞ。
2014年4月に8%へ、2015年10月に10%にするそうな。
半年遅らせることに何の意味があるのか知らないが、姑息な税調でござります。

「公務員人件費や議員定数の削減を実施したうえで、消費増税を実施する」
「経済状況を総合的に勘案したうえで、引き上げの停止を含める」
などの文言も盛り込まれたが、
それが引き上げの条件なのかどうかについては見解が分かれるそうで、
いつもながらの玉虫色でござります。
大総理の「決断」で党内年内決着をみたことで、次がどうなりますかなぁ。 

さぁて、今日は、朝・夜の通勤電車で座席を譲っていただいた、その結果を発表いたしましょうかの。
ワタシは2年前から杖をつきながら、JRの中距離電車で通勤をしておりまするのぢゃよ。
そして、座席を譲られた場合、その回数を記録しておりますのぢゃ。

じゃ~ん!
今年一年間で、通勤電車で座席を譲られた回数は。。。。

発表いたします。
合計 35回でござりました!  

勿論、往復での合計回数でござります。
昨年の計 13回(2009/11~2010/12)と比べると、大幅な増加でござります!
何故かと思いをめぐらせると、
考え方を変えて、4月からそれまでの一般席ではなく、優先席のエリアに行くようにしたのでござります。
その結果、約 3倍増 でござります。 再びハクシュ! 

やはり、優先席は違いますなぁ。
やはり、優先席の日本人はマナーが、そしてココロが優しいんですなぁ。
優先席に座るお人は、そもそも一般席とは人格が違うんですぞ!

ワタシの計算では、
一般席で譲ってくださる人は、100人に一人なのだが、
優先席では、100人に三人なのでござります。
さすがでござります。
素晴らしいことでござります。
譲ってくださった方々には感謝でござります。

年代別にみてみましょうかの。
■年代別内訳(年齢は厳格ではなく、ワタシの推測)
 20歳代   2人(男 1、女 1)
 30歳代  16人(男11、女 5)
 40歳代  11人(男 6、女 5)
 50歳代   4人(男 3、女 1)
 60歳代   0人(男 0、女 0)
 70歳代   2人(男 2、女 0)
      計 35人(男 23、女12)でござります。

一番多いのは 30~40歳代で、その年代に集中しておりまする。
それ以外はゼロに近いですなぁ。
一方、70歳代のお方からも譲っていただきましたぞ(2回)。
この年代傾向は、一般席も優先席も違いはござりませんなぁ。
いやはや、申し訳ないことでござります。
ただ、ワタシも一回お譲りしましたよ。優先席で。
相手は、80歳前後のお方でござりました。
周囲に座っておるお人たちは知らんぷりでござりましたがね。

では、座席を譲らないお人は、どういうお人でありましょうかの?
そりゃあ、何てたって顕著であるのは次でござりますよ。
 1)若者(20歳代の男女)
 2)労務者(風)の男
 3)マンガ本を読んでいる中年男
 4)携帯やスマホをいじっている男女

でござりますなぁ。
勿論、上は顕著ということで、それ以外のお人は違うという訳ではござりませぬよ。
20歳代の者は、まず譲ることはないですな。
上の20歳代 2人の内、女性一人は日本人ではなかったから、
昨年を含めた 2年間で、譲ってくださった20歳代の日本人は一人(男)なのでござります。

20歳代の本人もモンダイだと思うのだが、
一番問題なのは、その親でしょうなぁ。
20歳代の者の親というと、40歳代の後半から50歳代の前半辺りの年代かと思うが、
その親世代がなっておらんのでしょうなぁ。

ワタシは今後の日本社会を悲観的にみているのだが、
いや違った、絶望的にみておるのですがね、
その根拠の一が上の現実でござります。
こんな現状だから、逆さになっても日本の未来が明るいとは申せませぬ。
稀に「若者に期待する」な~んてことを言う者がおるが、媚びておるのでありましょう。

あ、蛇足ながら申しておきますがの。
上の回数は、乗車駅から降車駅までという訳ではなく、途中からの場合が多いのでござります。
その記録はとっていないが、そうですなあ、2/3 は途中からですなぁ。
「途中から」がどういう意味かというと、
  ・目の前に座っていた人が、思い切って途中で声をかけてくれた場合
  ・座っていた者が降車したあと、その前に立っていた人が譲ってくれた場合
などでござります。

しかし、短いところでは、品川-新橋間(約5分)というのも何度かあって、
品川で替わってくれても、正直なところ、ありがた迷惑のときもあるのでござります。
具合が悪いときは、座って、再び立つ、その方が難儀なときもあるのでござります。
5分ほどなら、立ったままの方がいい、とも思いつつ、
しかし、せっかくの好意を断るのも悪いですからなぁ。
それを考慮して、仮に(乗車駅から降車駅の)時間ベースの回数カウントにすると、
その回数は、およそ上記の半分(35回÷2=17.5回/年)以下になるでありましょう。

ということで、昨年に続いて、年末に1年間の座席譲られ結果を発表したが、
残念ながら、この実験は今年でオワリなのですぢゃ。
いろいろあるのだが、その一つとして通勤がキツイもので、来年からは毎日の通勤を断念しましたのぢゃ。

上の公表数値に異論があるお人がおられるかも知れませんな。
ぜひ、反論する実験を、最低1年間継続してやってくださいな。

あ、附言を一つ。
上は通勤時間帯のJR中距離電車なのだが、
通勤時間帯ではない小田急(江ノ島線)に何度か乗りましてな。
少々感心させられておるのでござります。
電車内が混んでいても、優先席が空席になっていることが多いのでござります。
勿論、全員がそうだという訳ではないが、
この沿線の人たちの意識は、東海道線・横須賀線とは少し、いや大分違いますなぁ。

【後日の追記】
上記の小田急江ノ島線の言は撤回いたしまする。
数度のことで全体を判断をしたら「アカン」という見本でござった。
撤回のブログはこちら。
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