陋巷にさまよう (野を拓く 第2部)

プアなわが道とこの世を嗤笑するブログ

プアなブログがまる1年

2009-09-30 08:58:52 | Weblog
このブログを書きはじめて丸一年。
飽きっぽいワタシにしては、よくぞ続いたものよ。
しかし、こんなくだらないブログに時間を費やすのではなく、
もっと生産的なことで継続すべきでありましょうなぁ。

このブログを目にされた方々は、世の中には様々なアホがいると思ってくだされ。
ブログの目的は、
  (1)何ゆえにワタシがプアであるのか?
  (2)そのプアを脱却する方法は何であろうか? を明らかにし、
  (3)世の各位はワタシを反面教師とするんですよ
というものであった。

その結果及び成果はどうであるか?
ジブンなりの結論は(もうとっくに)出ましたぞ。

(1)は、そもそもの能力不足、努力不足(努力の方向違いを含む)、運のなさ、でござろうなあ。
この三重苦をつらつら考えるに、
天に見放されたというより、もともと天から相手にされていないという現実でござったよ。
それならそれで結構。
ワタシも天を相手にしてやらないから、という子供みたいな心境でござる。
天は、天をあがめる者がいてはじめて存在し得ることを分かっとるのか?
誰のおかげで存在しとると思うとんや!
な~んて悪あがきはさておき、
ワタシの様なプアが「何故か」と自問すること自体が意味をなさない、
ということでござった。

(2)は、上を踏まえると、脱却方法なんぞあるワケがない。
方法がないとなると、努力してもムダであるし、
そもそも、ジブンなりに努力しても、その努力の方向が間違っているのであるから、
ただただ蟻地獄であがくだけでござる。
このあがきも努力というのでござろうかのう?

唯一の答えが、よく言われる様に、
プアはプアなりに、身の丈にあわせて生きるということで、
青い鳥は、山の向こうや、海のかなたにいるのではない、
よく見れば、ジブンの肩にとまっている、ということでござろうか。

それも一つの、或いは唯一の答えかも知れませんがのう、
ワタシャ、一年ほど前から肩が痛くて、
普通の人が容易に手が届くところでも、腕が回らんのでござるよ。
人は、ジブンの肩の青い鳥を手にすれば良いと言うが、
今では、そのささやかなこともできないのでござるよ。

以前なら簡単に腕が届いたのでござろうがのう。
さあ、どうしたものでござろうか。
まさに「貧すれば鈍す」を地でいっているのでござる。

若いときには簡単にできたことが、
トシをとると、もうできなくなる。
気づいたときにはもう遅い、ということでござろうなあ。
残念無念であるが、結局のところ、アホの典型の人生でござったよ。

一里先のおにぎりを食うべきか、
(別方向の)千里先にあるというフルコースのディナーを食すべく遠路にチャレンジするか。

80%の人間はおにぎりを口にし、
1%の人間はフルコースを食し、
15%の者は、途中で行き倒れて何も食べられないのでござる。
ワタシャ、結局は何も口にできないグループに入ってしまったのでござるよ。

え? 100%にならんではないか?
世の中には、世渡りがうまい人種がおってござってのう。
一里先のおにぎりを食べ、その後どうするのか知りませんがのう、
フルコースを食す者を見分け、その後にすがり、おこぼれをあさるヤカラがいるのでござるよ。
世の中には。
ハイエナの様な人種が。
いや違った。
「の様な」ではなく、ハイエナそのものでござった。
その筆頭格は官僚・役人。
このヤカラには、逆さになってもかないませんなぁ。
その貪欲さと、食べ物の臭いをかぎつける能力には。
腐っていようが、食べごろであろうが、関係なくガツガツと食うのですからなあ。
もっともらしい顔をして、
ジブンのものはジブンのもの、人のものもジブンのもの。
人の迷惑なんぞ知ったことか と。

この現実は、上の(3)に対する問題提起でござるよ。
あんたはんは、どのグループを選びはりますか?

ワタシは、今でも「梅干が入ったおにぎり」くらいは食べたいのだが、
ハイエナグループには入りたくないですなあ。
ハイエナの能力や貪欲さに欠けるから、なりたくてもなれないけど。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自民党葬祭選の結末

2009-09-29 08:55:29 | Weblog
総裁選と入力するつもりが、どういうわけか「葬祭選」になった。
いっそ、タイトルはそのままにしましょうぞ。
ワタシのパソコンは、世評を写しだす機能を持っているのでござろうか?

その葬祭選、いや違った、自民党総裁選で、谷垣が勝った。
大方の予想通りではあるが、これじゃあダメですなあ。
人物の善し悪しは別として、谷垣の資質は、危機の際のリーダーではない。
あかんたれ政党がますますダメになってゆきますぞ。

アソウ自民のときは泥舟だったが、
今では、舟の底が抜け、泥沼にズブズブと足が入ってゆく状態でござる。
これじゃあ、来年の参院選では、首の辺りまで泥に埋まり、
アップアップの状態になるでしょうなあ。

是非はともかく、現在は小選挙区制だから、
その制度の下では、拮抗する二大政党の存在が前提となる。
拮抗するための対抗軸を何に求めるかが問われたのに、
その結論がこれじゃあねぇ。

自民の党員は、もう投げやり状態ではないかと想像されますなあ。
これからは、我先に泥沼から抜け出そうとする者が出るんでしょうなあ。
節操のなさと変わり身の早さは自民党の特技だが、しかし、それも考えものですぞ。

このところのNHKの大河ドラマ(「天地人」)で、関が原の場面があったが、
小早川秀秋の寝返りが、寝返りの連鎖に及んだことから、「裏切中納言」などと呼ばれる。
人間、ときに身の処し方が後々まで尾を引く場合がありますからなあ。

関が原に至る前段では、「よいしょ」の山内も光りますなあ。
山内一豊でござるよ。
家康の太鼓もちで土佐20万石の大名ですからなあ。
実像の山内一豊がどうであったかではなく、皆からそう評されてしまうのでござるよ。

他の例では、史実かどうかはともかく、
秀吉と光秀の山崎の戦いで、筒井順慶が日和見の代表選手となり、
洞ヶ峠といえば日和見を指しますからなあ。
それで歴史に名を残すどころか、会話の中の一般名詞にまでなるんだから、
それはそれで大したもんだが、
子孫や当時の家臣は不名誉このうえないでありましょうなあ。

自民党(員)は、
漠然と来年の参院選にかけてみような~んて希望的観測は捨てるべきですな。
ジブンの原点を見つめ直すことが必要ですぞ。
方法はまだある。

先ずは、八ツ場ダムをはじめとするあちこちの公共事業で、
工事中止大反対&大賠償要求運動を開始すると良い。
それらの活動を通じて「利権の自民」を大いにアピールすると良い。
住民や工事に群がる者達のフトコロをいかに潤すことができるか、
それによって「やっぱり自民党だ」となりますぞ。
「財政が逼迫し、借金だらけになろうが、ジブンとアンタだけは潤う自民党」
を本音ベースで標榜すれば、
自民党は立ち直ること間違いなし。
そう、そういう国民の代弁者になるんですよ。
それが自民党の原点。
谷垣自民は、「ええ格好しい」を捨て去ることができますかのう。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

国慶節

2009-09-28 08:56:01 | Weblog
10月1日は、中華人民共和国樹立60周年。
中国各地で祝賀の催しが行われるらしい。
また、そのために、警備がすごいことになっているらしい。

60年の内、前半30年と後半30年では大違い。
貧しくても平等な時代と、豊かにはなったが腐敗と格差の時代と、どちらがいいんでしょうなあ。
厳重というか、過剰な警備がその疑問を象徴している様に思える。
そうしなきゃあならん状況があるんでしょうなあ。

ワタシゃ、前から中国政府&中国共産党に聞きたいことがあるんだけどね。

●国内秩序維持の大義名分と、かっての「造反有理」をどう考えればよろしいのか?
●社会主義の理念と、腐敗と格差の現実をどう考えればよろしいのか?

この二つ。

国家主席の胡錦濤は、チベット弾圧の功績で党内をのしあがってきたというが、
その胡錦濤に答えてもらいたいですなあ。

しかし、中国人の特性を考えれば、何も矛盾はないのかもしれない。
社会主義なり何なりの理念は、権力闘争の単なる道具。
大義名分と現実は別だと。

ムカシは中国に期待したこともあったけど、
今は、もうそんな期待なんぞ何もないから、せめて次だけは何とかなりませんかのう?
●黄砂など、汚い空気が飛んでくるのを何とかして欲しいもの
●海流に乗って、ゴミが流れてくるのを何とかして欲しいもの

今、車に乗る者が急増しているため、
黄砂に加え、廃ガス+汚染物質が混じった汚い空気が偏西風に乗ってどんどん東へ飛んでくる。
ジブンの国を汚すのは勝手だけど、
他国にまで撒き散らすのはやめて欲しいもの。

いや、それが中国の国家戦略なのでは? と最近思う様になった。
世界中に、ゴミや有害物質を撒き散らすことでジブンの存在感を示し、
世界に冠たる国になること。
その手段が、核を含む軍事力であり、ゴミや有害物質であり、更には「人間」であると。
人間?
そう。
中国人を世界中に撒き散らすことで、その存在感はより確たるものになりますからなあ。

一言断っておきますが、
ワタシは、中国(人)を毛嫌いしているのではありませんぞ。
毎夜、寝床で読む本は、古代中国、特に春秋・戦国時代に関するものでござりますよ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

核兵器なき世界?

2009-09-26 17:35:35 | Weblog
国連安保理で「核兵器なき世界」を目指す決議を全会一致で採択したそうな。
悪い話ではないけれど、
核に限らず、軍縮のハナシや決議なんぞ、100年前から繰り返されているが、
なあ~んにも実行されておりませんがのう。

単純素朴な疑問。
オバマが核廃絶をリードしたいなら、先ず米国自身が持てる全ての核を廃棄したらどうなの?
- それは核保有国が話し合って? 現実的にボチボチと?
そんなことを言ってると、お題目で終わりますゾ。
勿論、お題目なんぞ承知の上なんだろうけど。

過日の国連で、カダフィが演説した様に、
安保理なんて、常任理事国が自身の権益を確保し、他国に制約を押しつけるだけの差別的な存在、
というのは一理ありますぞ。
いや、一理どころか、第二次世界大戦の戦勝国による戦勝国のための枠組みが、
その後何も変わっていないのだから、カダフィの主張が正しい。

オバマが、「平和利用目的の核開発」というイランに対し、
軍事行動を含め「すべての選択肢を排除しない」な~んて脅しをかけることがその典型。
ジブンの核開発は良いが、気に入らない国の開発は認めないという論理。
イラクやイランはダメで、イスラエルはいいんだって。
インドやパキスタンは核を持ってしまったから暗黙のうちに了解し、これからの開発はダメなんだって。

カダフィは、1時間半の演説の中で、
手にしていた国連憲章の小冊子を破って、ポイと捨てるパフォーマンス。
ハクシュ! わ~い、わ~い!
演説の内容も面白かったね。曰く、
「安保理は『テロ理事会』である」
「常任理事国5カ国が持つ拒否権は廃止すべき」

うん、この辺まではまっとう。

「ケネディ暗殺の黒幕はイスラエルだ」

あれ? だんだんと気配がおかしくなってきたぞ。

「タリバーンに、バチカン市国のような「イスラム首長国」の樹立が認められるべき」
「オバマ氏が永遠に米大統領に留まってくれたらうれしい」

らしいと言えば、あいつらしいねぇ。
途中で止めておけば、一定の支持は得られるだろうにねぇ。
しかし、カダフィもトシをとりましたなあ。
トシをとると、周囲の議論が青臭く見えるんでしょうなあ。
あの王政をひっくり返したときの、彼らなりの理想を追ったカダフィ。
政権を一手に握った後、狂人・狂犬と称されたカダフィ(今も同じ?)。
そして、トシをとって、グチるだけのカダフィ。

面白いものですのう。
長期の権力は、人間をダメにしますなあ。
やはり、人間、引き際が肝心ですゾ。
青年将校として王政をひっくり返したときに引くべきでありましたなあ。
さすれば、永遠の英雄になったものを。
ねぇ、カダフィさんや。
ワタシなんぞ、権力も財力も、何ぁ~んにも持たないプアだから、かえってよく見える。

ハナシが大きくそれた。
ムカシから思うのだが、
環境をテーゼとする環境省は、まさか、冷暖房や公用車を使っていないでしょうな?
原発反対を叫ぶ人は、まさか、自宅で電気を使ってはいないでしょうな?
他人や他国に要求する場合、まさかジブンのことを棚にあげて、
もっともらしいことを言ってるんじゃあないでしょうな?
自分はやらないで人に要求するのは、
偽善者か、何かふくむところがあるんだろうと疑われても仕方がない。
理想と現実を使いわけるヤカラには注意しないといけない。

オバマはホントウは何を考えているのか?
何を意図しているのか?
中国なんぞ、そう考えているのに相違ない。
中国は軍縮や核廃絶なんて全く考えていないんだから、
回りを見ながら、とりあえず口先だけあわせておこうと。
それはそうだよね。
言いだしっぺの意図が見えないんだから。
まさか、理想論で世界が動くと思ってんの? と。
力の論理、軍事力で世界を牛耳ってきたのが、正に米国じゃあないの? と。

ホントウに核廃絶を目指すなら、先ず米国がお手本を見せるべき。
できますか?
実行したら、米国はもはや米国でなくなってしまうけどね。
それを軍産複合体が許容しますかね?
軍産複合体を押さえ込み、米国のパワーの源泉を自ら放棄し、
その結果、米国の富が流出し、市民生活が疲弊する道を選択できますか?
パワーで成り立っている国が、自らパワーを放棄するのなら、
それは絶賛でござりまするよ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

プア7-(3) 排出量取引と花見酒

2009-09-25 20:32:14 | Weblog
時間的余裕がないとの機運からか、
地球温暖化に関する話題が盛ん。
その一に、CO2などの温室効果ガスの排出権を売買する排出量(権)取引がある。
炭素市場ともいう。
鳩山内閣は積極的に取り組むらしい。(もう遅いんだけどね)

基本的な構造は、
排出枠を定め、排出枠を下回った者がその削減分に付加価値をつけて
排出枠を上回った者と取引(売買)をするもの。

考え方は判らないでもないが、正直なところ、釈然としない。
「まやかし」の様に見えて仕方がない。
なぜか?

(1)削減は容易ではないから、買い手側はいるだろうが、売り手がいるのか?
   →市場取引が成立するほどの売り手、売る量が出るのか?

(2)売り手が真に削減した分なら良いが、途上国が排出枠をもて余して売る場合もあるだろう。
その場合、地球全体としてみれば、減るどころか、排出量は増えてしまう。
その対策として、国や企業に対して排出量取引量の上限値を定めることになっているそうな。

そうなると、一番難しいのは、排出枠や取引量の上限をどう設定するかという点。
これが個別の利害に直結する。
今まで一生懸命に取り組んだところが不利になりかねない。
だから、かけ声ばかりで、なかなか前に進まない。
余り厳しくすると、企業は「じゃあ、国外へ出てゆきます」となる。
雇用が減る。
それでいいんですか? となりますゾ。

釈然としない部分が連想させるのは、落語の「花見酒」。

桜の季節、金のない二人が、向島で酒を売ろうとした。
売り物の酒や、運ぶための樽、茶碗、釣り銭などを、そっくり借りた。
向島に向かう途中も大変な賑わい。
自分たちも酒を飲みたくなる。
片方が、(借りた釣り銭で)相方にカネを払って酒を飲む。
暫くすると、その相方も手にした金(最初の釣り銭)で片方から酒を買う。
相互に金を渡しながら、全部飲んでしまった、というもの。

酒を外に売らなきゃあいけないのだが、自己取引で完結。
酒は自分達の腹に入ってしまった。
ハナシのオチは、釣り銭一つで全部飲んでしまったことで「安い酒を飲んだ」というもの。

本当は、酒を売る際に独立した「さいふ」を用意しないといけない訳だが、
結果は、二人のフトコロから出たり、入ったりしただけ。

排出量(権)取引って、これと何も変わらないんじゃあないの?
結果として、借金が残っただけになりかねない。
プアなお話し。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日本の財政=とても不安・不満が 68%

2009-09-24 20:23:51 | Weblog
新聞報道に、次の記事があった(9/24日経)。

財務省が国の財政に関する国民の意識調査を実施した。
(ネットによる成人男女2,000人対象アンケート結果)

●日本の財政について、
   とても不安・不満=68%
   やや不安・不満=31%
●税金や社会保険料の「負担」と「受益」の関係は、
   負担ほどは公共サービスは受けられない=89%
   負担以上に公共サービスが受けられる=2%

で、「現状のまま財政赤字を放置すると現在の社会保障制度は維持できない」が 75% とのこと。

殆どの者が、「こりゃあかん」と思っているワケだが、
少数とはいえ、そうでない者もいる。

世の中、面白いものですのう。
いろいろな者がいるという意味で。
自分が地獄に落とされても、神や仏を信じる者はいるんでしょうなあ。
いや違う。
地獄にいるから信じるのかも。

まあ、何らかの希望なりを持ち、楽観的に考えないと、やってられないのも事実だが、
「あかん」ものに期待をしても、それは単なる夢物語でござんすよ。
最後は神風が吹く?
そんなものはありゃあせんのですよ。
ただ、百人が百人吹くと言えば、ひょっとして吹くかも? な~んてね。

鳩山氏が、国連気候変動サミットで「温室効果ガス25%削減」を表明し、
それはそれで構わないが、しかし、もう遅いんだよね。
けれども、もう遅いと言うとハナシが進まないから、
頑張ってやりましょうよ、と言うしかない。

鳩山演説を一番喜び、評価したのは、国連事務総長の潘基文(バンギムン)。
そりゃあそうだよね。
能力を疑われ、評判が悪い潘からすると、鳩山は救世主の如き存在に見えたであろうよ。
自分が運営する国連が、何とか格好をつけられそうになったゾと。
内心、涙をこぼさんばかりに喜んだに違いない。
子供みたいなヤツですのう。
マ、正直でいいのかも。

鳩山演説の中で、打つべき手として、次があるそうな。
・企業間で排出枠を売買する国内排出量取引制度
・再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度の導入
・温室効果ガス対策税(環境税)

へえ、そうなの?
遅いけど、何もしないよりはいいかもね。
一応やりましたゾと将来に向かって言えるから。
次回に「排出量取引」を書く。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

自民党 総裁選

2009-09-22 20:30:45 | Weblog
連休もあと残すところ1日だって。
ふ~ん。
世の中、お休みなのね。
報道によると、道路はそれなりに混雑しているらしい。
排ガスを撒き散らして行楽なんて、お大尽様ですのう。
この大変な世の中でも、ジブンの人生を楽しむスベを知っている者が増えているとは、
イヤハヤ、日本も随分と変わったものですわい。
構造的な問題をかかえた世の中も、どうやら、ごく一部の話しのようですのう。
そのごく一部を除くと、天下泰平でござる。

それはともかく、その連休に、自民党は総裁選。
手をあげた3人は全国のあちこちを回っているらしい。
マスコミの扱いも、以前とは違ってトーンダウン。
政権を失うと、かくも扱いが違うのかと、その悲哀を味わっているだろうよ。

しかし、この連中じゃあ、ダメだねえ。
自民党の再生はない。

谷垣禎一? 「みんなでやろうぜ」? 一体何をやるの?
もはや、自民党も、谷垣も、期待なんぞされていないというに。
西村なにがし? 語るに足らず。
河野太郎?-3人の中では一番マトモだけに、彼は自民党を出るべきですな。
彼は自民党の総裁なんぞ目指さない方が良い。
また、今の自民党の中では、受入れられまいよ。
仮に受け入れられたとしても、その先が大変。
彼は、4年後、8年後を期して離党する途がベストだと思うけどね。

やはり、手をあげる、或いは皆で推すべきは、自民らしい人物ですな。
ベストは、皆でアタマを下げて、小沢一郎を呼び戻すこと。
今は戻らないだろうけど、先を見越して水面下でハナシをする価値はありますぞ。
当面、それはないから、現状では派閥の領袖(親分)クラスが最適なんでしょうな。
名をあげると、例えば、古賀。例えば、参院の青木。或いは、森。 などなど。

やはり、カネ集めがうまく、密談&寝技の人物が、自民党に相応しい。
自民党ならではの人物を中心に、「利権一本槍」という槍を武器にすれば、
まだまだ活路はあり、大いに戦えますぞ。

日本人なんてチョロイもので、ニンジンをぶら下げれば、右向け右ですよ。
産業界なんて、その典型。
ごく一部には、右向け左もいるだろうけど、そんな者は無視。
さすれば、自民党は、党勢がどんどん衰えても、日本人がいる限り方法はある。

煮ても焼いても、どうにもならんのが官僚。
このところ、形だけ尻尾を振り始めたよ。
こういう変わり身の早さも、信用できぬところ。
徹底的に叩きつぶさないと、足下をすくわれる。
自民党は、こうした連中をうまく使うと面白い。
さすれば、国民はリトマス試験紙を手にすることになる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

地方の不景気

2009-09-19 19:53:52 | Weblog
セミナーが終わった。
それは良いとして、
懇親会でいろいろな話を聞くと、地方の不景気はハンパじゃあないですなあ。
勿論、地方にもよるんだろうが。。。
単なる不景気というより、社会構造がガラガラと変わっている感じ。

親から相続した山を、
固定資産税の負担軽減のためタダでもらって欲しいと依頼があって、
登記費用先方持ちで「貰ったよ」という話。

親が死に、都会に出ている息子が慌しく葬儀に戻ってきたが、
自家の宗派や菩提寺がよく分からず、適当な寺に葬儀を依頼し、
その後に判明した菩提寺との間の関係がおかしくなり、
菩提寺に対してお布施なりを出し、結果として葬儀を二度行う有様になった、という話。

などなど、嘘の様な話し。
上の例など、明治の「地租改正」を連想するね。
それまでの年貢米が現金での納税に変わり、現金を持たない普通の農民は、
富裕な者(後の地主)から借金をしたり、酒などの謝礼つきで田んぼを手放したりしたことを(勿論、タダで)。

これは、明治新政府の都合で、農民がどうなろうが背に腹は代えられぬと強行したためだが、
後々、昭和の農村疲弊とそれに伴う戦争への道の遠因になった。
生活者からみて、何かおかしいと感じる仕組みや現象は、
いずれ大きなしっぺ返しとなって社会に返ってくる。
それまでに年月がかかり、他の要因が複雑にからんでくるため、
原因と結果が容易に結びつかないだけ。

上の様な例は、
単なる例外の現象なのか、それとも将来のしっぺ返しの種なのか、
その辺りをどう見るか、でござるなあ。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳩山内閣の布陣

2009-09-17 08:45:58 | Weblog
鳩山内閣の閣僚が決まった。
よく知らない人もいるが、全体としてなかなかいい布陣の様に思えますぞ。

さかんに「脱官僚政治」を謳っていますなあ。
「脱」ではもの足りないけど、自民党時代よりは良い。

何たって、メダマは厚労相の長沼さんでしょうなあ。
厚労省のヤカラを、特にその腐りきった根性を徹底的に鍛え直せば良い。
どうせ変わらない、変わる連中とは思えないけど。
厚労省に限らず、霞ヶ関の連中なんぞ、毎日が息たえだえになるほどにこき使うべし。
勿論、死んだって構いませんぞ。
地方を含む末端の連中も、(精神の)足腰がたたない位に叩き直すべき。
今まで仕事と称していたのは「お遊戯」だったと猛省するほどに。
勿論、猛省などしないと思うけど。
猛省する人種なら、そもそも役人になんぞになっていないだろうから。
しかし、それでも最後のチャンスを与える意味で、叩き直すべき。
公務員の自殺者10万人、な~んてなるくらいが丁度良い。
みんなで、民主党に「精神棒」を10万本ほど現物カンパしようかね?
え? 100万本?
ああ、ワタシは何と慈悲深いのでござろう。
甘いと言われる所以かも。
今の時代では、単なるプアだけど、
時代が違えば、神と呼ばれる存在になり得たかも。。。

政策も、
今までの、利益誘導+誰でも考えるレベルのことを、
さももっともらしく政策・施策なんて打ち出すのではなく、
少々乱暴でも、大胆に取り組めば良い。

まあ、期待半分、様子見半分というところでござろうか。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳩山政権の発足

2009-09-16 08:59:48 | Weblog
鳩山政権が発足しますなあ。
今日の組閣メンバーがどうなるか、楽しみでもある。
同時に、公約をどう実現してゆくか、その取り組みも面白そう。
途中で様々な賛否両論が出るだろうから。

新しい政権は、どんどん旧弊に切り込めば良い。
既得権益はバサバサ切るべし。
自民党時代の方針や施策なんぞ、全部覆すが良い。
戦争に負け、占領軍がやってきて、GHQがやった様に。
社会や組織が一時的に混乱するのは、当然のこと。
混乱しない方がおかしい。
それが「変わる」ということ。

我々は、それをよく見ておくべきでしょうなあ。
特に、役所や官僚がどういう臨み方をするかを。
戦後の学校で、教師が敗戦前と後で教育方針がどう変わったか、変わらなかったか。
同じく、新聞社がどうであったか。
それと同じ様に。

象徴的な案件として注目されているものがあるそうな。
例えば、八ッ場ダム。
経済面や、住民の生活面を考えれば、中止は必ずしも得策ではないかもしれないが、
そもそも意味のないダムなんぞ、即刻中止すべきでありましょうなあ。
結果としてムダになろうが、そんな決定をしたヤカラが、
そして、やむを得ず賛成せざるをえなかった者も、
それを思い知る様に。
同時に、そんなダム建設を決め、推進した者の責任も追求すべき。
難しい面もあるとは思うけど。

高速道路の無料化も、早速に取り組むが良い。
これもいろいろな意見が出るでありましょうなあ。

ただ、子供手当はいかがなものでござろう。
手当だけ支給すればそれですむワケではない。
国民の生活モデルが昔と変わっているのであるから、
それに対応する、今後を展望した中でのあるべき姿は、手当ではあるまいよ。

他にもいろいろあるが、 
いずれにせよ、お手並み拝見でござる。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする