アイ・ラブ みどり

逆境にもめげず、けなげに生きるみどり達がいとおしくてなりません。

セイロンベンケイソウ咲かず

2007年01月25日 | うちの庭では
昨年の今頃は沢山の蕾を着けていたセイロンベンケイソウが、今年は一向に蕾を着けません。室内の照明が災いして、短日植物のセイロンベンケイソウの生理が狂ってしまったのかもしれません。
花が咲かないとあらば、オブジェを飾って鑑賞しようと考えました。スーダンの首都、ハルツームの市場で買い求めた木彫りの人形を置いてみました。異常にひょろ長い人形で、狩猟民族、マサイがモデルなのだろうか。背の高いセイロンベンケイソウの木陰に佇む風情が、アフリカ情緒を漂わせます。箱庭のように、姿に特徴のある草花にマッチしたオブジェを取り合わせるのも、室内園芸の一つの楽しみ方ではないでしょうか。そのうちオブジェ作りにも挑戦してみたいと思います。
スーダンは建材の乏しいところで、3階建ての建物も日干し煉瓦で造ります。昔は雨の少ない地域で、日干し煉瓦でも長持ちしたのですが、アスワンハイダムが出来てから雨が多くなりました。滞在中にも何回か大雨に見舞われ、その度に幾つかの建物や土塀が崩壊するのです。私の所属する事務所の建物も日干し煉瓦造りで、壁に大きなクラックが走り、執務中も心穏やかではありませんでした。久しぶりに取り出した人形をみて、そんなことを思い出しました。
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