今回の料理教室のメニューは、14品。
説明を聞くだけでも、2時間近くかかってただろうか・・・?
禅系(宗)とは、座禅を用いた修行を行う仏教だそうです。
これには、3つの宗派があり、
曹洞宗、臨済宗、黄檗宗。
今回は、黄檗宗である京都の黄檗にある萬福寺で出される精進料理が、
普茶料理(ふちゃりょうり)と言われるもので、
なんと、これに挑戦のレシピでした~。
普茶料理の特徴は、葛と植物油を多く使った濃厚な味で、二汁六菜。
大皿に盛り付け、各人で自由に取って頂くという、中国風の名残を留めてます。
さっそく、
前汁は、澄子(スメ)といい、清めのお汁
梅干しと昆布だし。
次に、
まふ (胡麻豆腐のこと)
つぎが、雲片(うんぺん)葛あん料理
筍、ぎんなん、長芋、人参、えんどう、干し椎茸、蓮の実まで
入っています。
つぎに、冷拌(ろんぱん)
筍の梅肉和え
つぎに、油慈(ゆじ) 味付け天ぷらのこと。
ドーン
柿の葉、雪の下の葉、カエデ、オクラ、ごぼう、つつじ、コーン、お豆腐など
衣を工夫したりして、天ぷらに。豪華~
つぎが、素汁(そじゅう) 清まし汁のこと。
白玉と小豆 三つ葉で。
まだまだ、ドーン
笋羹(しゅんかん) 季節の菜煮の盛り合わせ~
この大皿の中には、
青菜の湯葉巻き
生麩(緑のもみじ)
ひじきの東寺巻き
茄子田楽
茗荷寿司
かぼちゃ寒天寄せ
この大皿、見た目もきれいですし、自然を感じますね。
唐揚げと、ポテトフライでいい人には、物足りないかもですが・・・。
そして、えん菜(えんさい) 香物として、
沢庵、塩昆布、普茶しぐれ
お次に、行堂(ひんたん) ご飯です。
玄米とさつま芋のお粥になります。
以上が、普茶料理で作ったメニューになります。
作ったのも2時間近くかかったでしょうか?
作ってる間、とんでもなくお腹が空いていました。
こんなたくさん品数でしたが、
さすが~チーム力
すんなりと、できていきました。
これは、是非とも、本家本元の、萬福寺の普茶料理を頂きたいと、
またまた計画中
長々と、お読みいただきありがとうございます。