神戸の路地裏にひっそりと暮らした。ただ春の夜の夢のごとし。
ネコノキオク
レストラン パトウ #9
フランス料理店レストラン パトゥにて「お昼のコース料理」をいただきました。
○アミューズ
○前菜(2つから選択)
○スープ
○メイン(2つから選択)
○デザート(5つから選択)
他にメインがお魚&お肉(両方)となるコースもあります。
アミューズ:岡山県日生産 牡蠣
期待してたよぉ♪この牡蠣を! テーブルに運ばれると良い香りが・・・ 大好きな一品。
前菜:魚介のサラダ仕立て or 蝦夷鹿のテリーヌ
魚介のサラダ仕立て
魚介がゴロゴロ、軽く火を通したレア加減も絶妙。この前菜は何度かいただいているのですが、何度いただいても、今日が一番おいし!と思う。なぜ?
蝦夷鹿のテリーヌ。真ん中の白っぽいところは、フォアグラ。
全体的にはさっぱりとした印象の前菜。
臭みがないのは当たり前、あっさりしてるけどうまみ満載。品良くしあげられています。
周りを囲っている白いところ、甘みがあっておいしかったんだけど、なんなのかわからない。「なんでしょうか?ここの部分は」と聞くつもりでしたが、きき忘れ。
鹿は脂肪の少ない赤身の肉で、共役リノール酸(CLA)などの多価不飽和脂肪酸を含む。たんぱく質も豊富。鉄分も補える。いいこといっぱいあって、その上こんなにおいしいのだから、ホント幸せ♪
スープ:みやこかぼちゃのスープ クミンのかおり
「みやこかぼちゃ」は、ふだんスーパーの店頭でよく並ぶ「えびす南瓜」より味が濃いのかなぁ。甘みやうまみがすごくあるスープ。それでもしつこさはなくて、クミンというスパイスで独特の雰囲気に仕上がっています。
メイン:鴨 or 豊後水道の本カマス
鴨のソテーはほんのりバター風味。付け合せの野菜やキノコもおいしい。
豊後水道の本カマス
パリパリの皮、軽めの塩加減。身は骨をすべてとってあってります。
魚の下にマッシュポテト。カマスのさっぱり感+マッシュポテトの組み合わせっておいしい!
ほくほくの温かいパン。
デザート:5つから選択
くるみのクレームブリュレ
バラとジャスミンティのブランマンジェ
昨日まで「今日こそ別のデザートを選ぼう」と考えていたのに、
アミューズに始まりメインまでをいただいた後、
満たされた心もちでデザートメニューを見ながら選んだのは、
今日もこのブランマンジェだった。習性だな。
神戸には「おいしい洋菓子店」がたくさんあるということになっていると思う。
でも、どこよりも私が好きなブランマンジェは、パトウのシェフがつくるこのブランマンジェ。他のどこにもない。
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「お昼のコース料理」 4,025円
ブルゴーニュ マスカット ノンアルコール(グラス) 700円
(Service Charge 10%, Tax 5%を含む金額で表示しています)
発酵後アルコールを抜いているアルコール0%マスカットのワイン
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今日はお昼一番乗り。次のお客さんが入る前の店内。
清潔感があって、心が落ち着く空間です。
外食の楽しみ方は、人それぞれ、色々だと思う。私たちは食のウンチクにウトイ(というか無知だ。さらに学習意欲も低い)。人見知りが激しいので、どこへ行こうとも、お店の方とワイワイやりとりすることはまずない。必要最低限、注文をするとか・・・ダケ。その後は、ただひたすら五感で料理を楽しいんでいたい。ソムリエもマダムも、そういう私たちの性格を見抜いているのだろう、ちょうど良い具合に放っておいてくれる。「ちょうど良い」って感じることができる接客って、難しいもんですよ。
別のテーブルでは、ていねいに調理法やその他色々話をしていたりもする。お客様によって、テーブルごとにいろいろな接客をしている。マダムもソムリエもプロだもの、私のようなシロウトが感服するのはおかしな話なんだけど、ほんとすごいと思う。この店で心地よく食事ができるのは、私たちにとっての「ちょうど良い」が何かを、考えてくれていることも理由のひとつだと思う。
Patous (パトゥ)(フランス料理 / 元町)★★★★★ 5.0
★は私的感想です(生意気なことしてすいません)
「こういうお店がお気に入りなのね~」程度の参考までに
【 more about ... 】
住所:神戸市中央区中山手通3丁目5‐10サンシャイン中山手1F
電話:078‐392‐8216
定休:火曜
URL: http://homepage2.nifty.com/patous/
(記述は全て訪店日の記録です お店データ・価格等は最新データのご確認お願いします)
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