さんどにっき

本のこと、音楽のこと、子供のこと、その他諸々…
人生いろいろ…を実感しつつ、
不定期に、気ままに綴っている日記です

「原因」と「結果」の法則

2005年04月30日 | 
すごい本に出会えた。

もう100年以上昔に英国で出された本だが、今でも世界中で読み継がれており、
聖書に次ぐロングセラーとも言われているらしい。
日本での翻訳本が出たのは2003年だから、まだ新しい。

「原因」と「結果」の法則 ジェームズ・アレン (坂本貢一 訳) サンマーク出版

心は、想像の達人です。そして、私たちは心であり、思いという道具をもちいて自分の人生を形づくり、その中で、さまざまな喜びを、また悲しみを、みずから生み出しています。私たちは心の中で考えたとおりの人間になります。私たちを取りまく環境は、真の私たち自身を映し出す鏡にほかなりません。

環境は「思い」から生まれるものだと説き、
気高く、清らかで、勇気と信念に満ち、活気にあふれ、好意的で寛容で愛に満ちた思いが、
穏やかで、平和で、明るく、慈愛と自由と成功と豊かさに満ち、喜びにあふれ、安全と安心、繁栄と真の富に満ちた環境として姿をあらわすのだと言っている。

そして、「思い」と「目標」を結びつけることが大事で、
目標を達成するためには、自己をコントロールし、欲望を犠牲にしなければならないとも。
最後にこう述べている。

穏やかな心は、この上なく美しい知恵の宝石です。

「静かにしていなさい。穏やかにしているのです!」


そして、
大きな目標を発見できないでいる人は、とりあえず、目の前にある自分がやるべきことに、自分の思いを集中して向けるべきです。…
…間もなく、とても自然に、より大きな目標が見えてくるはずです。


この部分は、今まさに、自分の人生の目標、夢が見出せず、悶々としていた私を、力強く励ましてくれた。

今までに聖書は何度も挑戦しても数頁でめげてしまっていた。
この本は、私のバイブルとし、何度も何度も繰り返して読み返そうと思う。

まんがまるごと小倉百人一首

2005年04月29日 | 
6月の漢字検定に向けて、毎日こつこつ勉強している。
最初は模擬試験で合格点までいかなかったが、
この頃はだいたいクリアできる。
でも、やはり、忘れてしまいやすい字はかなりあり、
勉強をやめたらきっとまた書けなくなる自信がある(笑)。
だから、試験までは何としても続けなければ…。
同じ二級を受ける息子には絶対負けたくないし!

気が早いが、その後はどうしようかと考えていて、
(準一級はあまりにも難しすぎて、挑戦しないことにした)
思いついたのが「百人一首」
今までにしっかり勉強したことも、覚えたこともない。
でも、いつかちゃんと勉強したいな、という気持ちだけは以前からあり、
子ども向けだが、百人一首図鑑のような本は買ってあった。それが、
「まんがまるごと小倉百人一首」(学研)

漫画で全部の歌について意味が説明されていて、
百人一首にかかわる膨大な知識もわかりやすくまとめてあるものだ。
子ども向けとはいえ、これだけのことがわかれば十分すぎるといえる内容だと思う。

思いついたが吉日、で単語カードを買ってきて、上の句と下の句を表裏に書き、
かつての受験勉強のようなことを始めた。
とりあえず五つだけ。
あまり無理せず、少しずつでも日々続けることだと思っている。
来年のお正月までにしっかり覚えて、娘達と勝負したいな。

それから田辺聖子さんの「歌がるた小倉百人一首」もいつか読みたいと思っている。

何でも思いついた時というのは、とても元気が出るものだ。
「元気セラピー」にも、書いてあった。

元気になれる時のひとつは、自分で思いついたことを自分で形にする時

失敗の巻

2005年04月28日 | 動物
いつものように林道での放し飼い散歩の帰り道のこと。
今まで誰にも会ったことはなかったのに、向こうからおじさんが…。
そらはうれしくてはしゃいで、飛び掛りそうになり、
おじさんは怖がって逃げ回り、
「ちゃんとつないどけ!」
と怒られてしまった。
幸い怪我はなかったのでよかったが、反省。
おじさん、ごめんなさい。

こういう時に、呼んだらすぐに戻ってくるとか、
人に飛び掛らないというしつけがちゃんとできていれば、問題ないんだろうけど…。
これからは、林道での自由行動はお預け。
私もそらも、お互いちょっと窮屈な散歩になるけど、しかたない。
世の中には、犬の嫌いな人もいるだろうし、
(私もかつてはそうだった…)
怪我をさせてしまったら大変だ。

幸せの袋

2005年04月27日 | いろいろ
心の中にある「幸せの袋」
口元にはフィルターがついていて、
嬉しかったこと、楽しかったこと、感動したことだけがその袋に入る。

その袋が満タンだと、幸せでいられる。

でも、袋が傷んでいると、せっかく溜まった幸せの素もどんどん漏れてしまう。
それに、フィルター機能が故障していると、
余計なもの(苦しかったこと、つらかったこと、哀しかったこと)まで袋に紛れ込んでしまう。

そうなると、せっかくの幸せが、わずかな時間しか味わえない。

さえない毎日。
何とか気持ちを盛り上げようと、いろいろやってはみるが、
わくわく感が長続きしない。

幸せの袋がだいぶ傷んでるな、と感じる。

どうやったら、修復するのだろうか…。

「夢」が見つかればいいんだろうなぁ…。
その夢が見つからないから、小さな目標を立てて、一応がんばっているつもりでいるが、
それが「夢」につながっていくものでないことに、虚しさを感じてしまう。

「充実」と「空虚」

「夢」を抱いて、それに向かって少しずつでも前進することが確認できれば、
どんなに苦労があっても、きっと幸せの袋は満タンでいてくれるんだろうな、と思う。

私の夢はなんだろう…。

狂犬病予防注射

2005年04月26日 | 動物
無事行ってきました、予防注射。
去年は日程の中に休日もあったので夫が行ってくれたけど、今年は平日ばかり。
あまり人込み、犬込みに行くことがないので、
興奮して飛びついたり逃げたりしたらどうしよう…と非常に心配だった。

いつもの林道での自由行動で十分に体力を使わせた後、
10分ほど歩いて会場まで行った。
思ったほど犬は集まっておらず、数頭に会っただけ。
ほかの犬に寄っていこうとしたり、注射の時には少し抵抗したけど、
それほど困らせることはなかった。

それでも家に帰ると、いつもより長い散歩と緊張に、
そらも私もぐったりしてしまった。

しばらくすると、雷が鳴り、雨が降りだした。
途中で降られなくてよかった。

家庭訪問

2005年04月25日 | 家族
下の娘の家庭訪問。
家庭訪問は、上の子が保育園に行き出してから続いているから、今年で15年目。
3人あった年もあるが、今年は一人だけだ。
たった15分ほどだが、その時間までは気を使うものだ。
とても話しやすい先生で、しかも3年目なので、話し合いはスムーズだった。

心配なことは?と聞かれて、
やっぱり、人間関係。
喧嘩をしてもいいから、ちゃんと仲直りもして、
いろんな関わり方を実践で学んで欲しいと思う。

子どもに期待するものは、
思いやり
決して多くは期待してはいけないと毎日自分に言い聞かせなければ…。

家族に期待すること

2005年04月24日 | いろいろ
今日は地区の作業だった。
いつも夫が出てくれるが、今日は仕事が重なり、私が出ることになった。
道路の側溝さらいが中心で、午後の春祭り用のお団子作りもちょっとだけ手伝った。
8時から11時までかかったが、天気もよく、肉体労働が心地よかった。

黙々と作業しながら、「家族に期待すること」を考えていた。
今までは、実に多くのことを期待しようとしていたように思う。

子どもに対して、
健康、勉強、習い事、お手伝い、身の周りのこと、マナーなどなど、
挙げるときりなく期待していたことが出てくる。
ひとつだけにするとしたら、
思いやりのある子でいて欲しい
ということだろうか…と考えた。
意地悪したり、相手のことを考えない自己中心的な態度をとったりした時には真剣に叱ることにしよう。
それ以外は、まぁいいか…と考えて、軽く注意するくらいにしておこうか…。
でも、できるかなぁ…。
やりっぱなし、散らかし放題に平静でいられるだろうか…。
だらだらテレビを見ている姿を見て、冷静に注意できるだろうか…。
自分との戦いかもしれない(笑)。

夫に対しては、
元気で働いて、私には優しく
ということにしようと思う。
二つなってしまうけど、家の外でのことと家の中でのことだから、許してもらおう。
この二つには大きな期待をし、それ以外のことには目をつぶる。

「もっと子どもの相手をしてくれればいいのに…」
「家の外周りの仕事をやって欲しいなぁ…」
「ゴロテレしている姿は見たくないなぁ…」などなど…
期待がたくさんあり、大きいほどに、イライラや不満は溜まる。

でも初めから期待しなければ、してもらった時に、「ラッキー!」と思えるのかもしれない。

自分が元気でいられるための秘訣~その1~
一人一期待

元気セラピー

2005年04月23日 | 
木曜日にラジオを聞いていたら、大谷由里子さんという人が出ていて、
その話にものすごく惹かれた。
さっそくHPを見て、ますます興味を持ち、そして、感激した。
最近出た「元気セラピー」という本をすぐ読みたくなり、
何件かの本屋さんをあたったが見つからず、
その日のうちにネットで注文、それがもう今日届いた。
田舎にいても、いや、田舎にいるからこそ、ネットでの買い物というのは便利だ。

そして、その「元気セラピー」は、本当に元気をもらえる一冊だ。
大谷さんという人は、吉本興業で横山やすしのマネージャーをし、その後結婚退職、
それから企画会社を設立するなどの経験を経て、
研修会社「志縁塾」を設立し、「人のココロを元気にすること」にこだわり、
人づくりの研修プロデュースをしている。
NPO法人笑いと幸せ研究所の理事も務めている。
まだ40そこそこで、すごく明るく元気で前向きな生き方をしている人だ。

その本に書かれていて、なるほど…と思ったことからひとつ。

期待するのは一人につき一つだけ、あとはおまけ

相手に期待する⇒裏切られる⇒落胆
こんな図式にすごく疲れて、
ある時、「そうか、期待しなきゃいいんだ」と思うようにした。
そしたら、愚痴も減るし、イライラすることも減る。
でも、期待しない関係というのは、寂しいものだ。
それに、期待しないようにと思っても、やっぱり期待してしまう。
そして、裏切られ、心が痛む…。

大谷さんは、相手に対して期待することを一つにしておけば、
それ以外のことをしてもらったら嬉しくなるし、得した気分になれる、
おまけがいっぱいあれば楽しい、と書いている。

子どもに対しても、夫に対しても、何か一つこれだけは、ということは期待する。
でも、それ以外は、どうでもいいよ、と思えれば、すごく気持ちが楽になり、
腹が立ったり落ち込んだりすることなく、元気に暮らせるような気がする。

さて、一つだけ、何を期待することにしようかなぁ…。

参観日

2005年04月22日 | 家族
本年度最初の参観日、息子の中学校へ行ってきた。
でも、息子も「おもしろくないから来なくていい」と言うし、
私も、今までの経験で、あまり参観者もおらず、確かにおもしろくないので、
授業参観には行かなかった。
PTA総会と、学年PTA、学級PTAに参加してきた。

PTAや習い事関係で、我が家ではここ何年もずーっと委員長とか部長とか大役を連続して引き受けていた。
昨年は夫がやってくれていて、今日のPTA総会で無事終了。
私がやっていたヴァイオリン教室の役員も来月で引き継ぐ。
今年は子どもの関係では何の役員もないので、ちょっとひと休み。
(地区のちょい役はあるけど…)
でも、来年はたぶん末娘のクラスで何か引き受けることになると思う。
なんせ、クラスの人数が15人。
クラスから選出する役が4つ。
6年間で二回はやらざるを得ない計算だ。

いやだなぁ、めんどくさいなぁ、と思ってしまう役員だが、
やればやったなりの満足感もあるにはある。
人との出会いもあるし、刺激もあるし、少しは人の役に立てるという自己満足も味わえる。
子どもがいる以上嫌だと言っていても仕方ないので、
やることになったら、できるだけのことはしようと思っている。

でも、やっぱり、やらずにすめば楽かなぁ…。

来週は小学校の家庭訪問と参観日がある。
犬の予防接種もあるし、盛りだくさんの週になりそうだ。

生クリームと粒マスタード

2005年04月21日 | 食物・飲物
作ってみました、粒マスタードバージョン。
結果を申しますと、「お醤油の方がおいしかった」です。

醤油を粒マスタードにかえ、生クリームの半分量を牛乳にしてみました。

前回、ちょっとこってりしすぎる感じもしたので、牛乳にしたのは良かったと思います。
でも、味は絶対醤油に軍配が上がります。
家族も、上の娘がどっちもいい、と言った以外、全員醤油派でした。

息子は、普通のしょうが焼きの方がもっといい、ということでした。

浪漫的恋愛

2005年04月20日 | 
今日は久しぶりの雨。
犬の散歩も短時間だけ、外の作業もできないので、
読みかけていた一冊を終えることができた。

実は、これを読む前に、初めて読む人の本を読みかけていた。
でも、どうも気持ちが入り込めず、なかなかすすまなかったので、
浮気してしまったのだ(笑)。

古本屋さんで、ふと手にした一冊。
「浪漫的恋愛」
ヒロインは46才の既婚の編集者。その年齢が自分に近かったので買ってしまった。
この物語には、のっぴきならない恋におちてしまう男女3組が出てくる。

まず、ヒロイン千津がアンソロジーの編集に関わることになり、その中の一遍の小説の中で。
夫の友人と恋におち、二人は一緒に縊れてしまう。
そして、ヒロインの母親。
娘の主治医と恋におち、別れた後で精神を病み、孤独の中で縊れた。
その母の血をひくことを常に意識し、静かに過ごしていたヒロインだが、
編集した小説の作家の遺族と、恋におちてしまう。
母と同じ轍を歩むことにおそれながらも、相手と別れ、淡々とした生活の中で生きていくことを決意する。

小池真理子の作品の中では、珍しくサスペンスを感じさせない、でも、どきどきするものだった。
時代の違う3組の恋愛模様が同時進行的に描かれ、それぞれに幻想的・官能的である。
また、現実的な心理描写に共感できる部分がたくさんあり、とても惹かれる作品だった。

さて、読み放りだしていた作品もちゃんと読まなければ。

豆ご飯

2005年04月19日 | 食物・飲物
「発芽大豆 青豆」で豆ご飯を炊いた。
うるち米3合にもち米1合を混ぜた。
豆ご飯は大好き!ついつい自分が食べ過ぎてしまう。
おかずは、筑前煮。鶏肉、こんにゃく、ごぼう、にんじん。
圧量鍋で煮たので、鶏肉がとてもやわらかく煮えた。

最近読書の時間がなかなかとれなくて、読み終えられないのが悲しい。

ししゃも

2005年04月18日 | 食物・飲物
ウチの子どもたちは、小さい頃は魚をよく食べたのに、
思春期頃からあまり食べなくなった。
ある時期を抜ければ、また食べるようになるだろうが…。
自分にも覚えがある。

かと言って、好きなものばかりメニューにするような優しい母親ではないので、
魚だって食卓にのせる。
サケ、マス、ホッケ、サバあたりが無難だ。

今朝は、ししゃもを焼いた。
余ることなんかめったにないのに、
今朝はお父さんも含めてあまり食べなかった。
たくさん余ったししゃもをどうしようか…レシピを調べて、アレンジしてみた。

玉ねぎをよく炒めて、耐熱皿に敷く。
その上に焼いたししゃもの残りを並べ、
とろけるチーズをたっぷりかけて、オーブントースターで5分ほど焼いた。

チーズで魚臭さが緩和され、香ばしくておいしかった。
学校が休みだった息子と二人の昼食、そして夕飯で全部終わったのでよかった。

花見

2005年04月17日 | いろいろ
午後、下の娘と、車で一時間ほどの街まで買い物に行って来た。
自宅付近はまだまだ桜はつぼみだが、
北に向かったにも関わらず、
向こうは桜が満開だった。
道々、ため息が出るように咲き誇る桜に、ついついわき見を…。

我が家の周囲では、こぶしの花が昨日一斉に開き始めた。
朝一つだけ開いていた蕾が、夕方には木一杯に広がったのは見事だった。
あと、水仙も各種咲き始め、とってもかわいい。
桃の蕾がだいぶ色づいてきている。満開になるのが楽しみだ。
レンギョウの黄色い花も待ち遠しい。

花粉で苦しいこの季節も、花の美しさは、つかの間至福の時を与えてくれる。

季節の花の写真でUPできたらいいなぁ、と思う。
自分専用のデジカメが何とか「漢字道」の懸賞で当たらないものかと祈りつつ、
時間を見つけては漢字クイズと格闘している(笑)。

暗譜が苦手

2005年04月16日 | 音楽
私は暗譜が非常に苦手。
小さい頃からのピアノの発表会でも、大学時代のピアノや歌の試験でも、
暗譜には苦労のしっぱなしだった。

3月に、自宅で開いている「山の音楽教室」の第3回「山の音楽会」では、
久しぶりに暗譜で一曲演奏した。
モーツアルトのトルコ行進曲。
今、次回の演奏用に、ショパンの「子犬のワルツ」の暗譜にかかっている。
ちょっとした音が、なかなか覚えられなくて、とっても歯がゆい。
二曲とも、かつて暗譜したはずなのに…。

でも、これから1年に1~2曲のペースで暗譜で弾ける曲を増やしていけば、
確実に毎年レパートリーが増えていく。
そのためには、毎日のように引き続けるしかない。すぐに忘れてしまうから。

今コーラスで練習している曲の中にも、手拍子が入るために暗譜しなければならない曲がある。
こちらもコンサートのたびに、アンコールなど含めて、何曲かは暗譜しなければならず、いつもいつも苦労している。

それにひきかえ、下の娘は、ヴァイオリンでもピアノでも、すぐに暗譜してしまい、
すごくうらやましい。でも、忘れるのも早いけど(笑)。

覚えたことは、継続していなければ身にはついていないんだということだ。

「継続のみが力なり」