さんどにっき

本のこと、音楽のこと、子供のこと、その他諸々…
人生いろいろ…を実感しつつ、
不定期に、気ままに綴っている日記です

ヴォーカル・アンサンブル・カペラ「ディドーの嘆き~あるルネッサンス写本の物語」

2010年12月29日 | 音楽
長いタイトルです。
今年購入した数少ないCDの中で、一番のお気に入りです。

今年、インターネットラジオ「OTTAVA con brio」の存在を知り、
特に、ここ数ヶ月、よく聴くようになりました。
家に一人でいる時間、
家事をしながら、
手芸をしながら、
本を読みながら聴いています。
オンデマンドという言葉も知りました。

オッターヴァの番組でオープニングやBGMなどで流れるア・カペラの音楽が極上の響きで、
初めて聴いた時から、心奪われました。
さっそく購入したのがこの長いタイトルのCDです。
期待を裏切らない、美しい響き。
そんな歌声をイメージして、
来年もコーラスで歌っていきたいと思います。

そうそう、コーラスといえば、一目ぼれした「近代日本名歌抄」
ぜひ歌いたいと先生にリクエストしたところ、
再来年のコンサートのプログラムにしてもらえることになりました。
来年のプログラムも楽しみがありますが、
さらに再来年の楽しみも与えてもらいました。
50台になっても頑張らねば!

明日、帰省するので、これが今年最後の更新になるかと思います。
(実家にも弟が帰ってきて、ネット環境が整っているので、
 もしかしたら、まだ更新できるかもしれませんが…)

今年も、拙い文章に最後までおつきあいいただきありがとうございます。
この頃は、更新が随分滞っているのですが、
それにも関わらず、訪問してくださる方はいるようです。
本当に気まぐれ日記で、思いつくままに、気分で書いているだけなのです。
目的は、
自分を振り返るため、
純粋に文章を書くため、
記録のため、
ごく一部の知人・身内への近況報告のため、
こんなところでしょうか。

やめてしまおうかと思うことも時々あるのですが、
こんな調子で来年も続けることと思います。
これからもよろしくお願いいたします。









「往復書簡」(湊かなえ著)

2010年12月28日 | 
次女が買い物から帰ってきて、

「これ買ってきたから、あとでお金ちょうだいね」

と調子のよいことを言う。

確かに、以前から、

「欲しい本(コミック以外)があれば、
いつでも買ってあげるよ」

と本を読ませたいがために、
気前のいいことは言っていたのですが。

それにしても、文庫でなく、
単行本を迷わず買ってくるとは…。
自分の貯金をおろして、
珍しくお財布にお札が入っていたのが
気を大きくしたのでしょうか(笑)。
本屋さんで立ち読みしていたら、
どうしても続きが読みたくて
買ってきてしまったそうです。

読み終えて、

「おもしろいから、お母さんも読んでみなよ」

というので、さっそく読んでみました。
湊かなえは、話題作「告白」以来です。
「告白」はとてもスリルがあって、
どんどん先を読みたくなる展開でしたが、
内容が重苦しくて、どうも好きになれませんでした。
この「往復書簡」もそんな内容だったらいやだなと思ったのですが、
それほどでもありませんでした。

「十年後の卒業文集」
「二十年後の宿題」
「十五年後の補習」

三つの中篇、全てが手紙、往復書簡です。
メールでなく、電話でなく、手紙でなくてはならない状況設定になってます。

それぞれにやはり「事件」があります。
次女は最初のが一番おもしろかったそうです。
私は、それ以外の二つの方がおもしろかったです。

この頃、手紙を書くことは、ほとんどなくなっています。
が、たまに、手紙をもらうと、とてもうれしいものです。
自分でも書かなきゃとは思っても、
悪筆なので、どうしても敬遠してメールにしてしまいます。

さて、今年もあと3日。
新年の準備としては、
「箱根駅伝公式ガイドブック」を手に入れ、
観戦準備万端です。
2・3日の予定はまだ未定です。
録画でなく、ライブでテレビにはりついてずっと観戦していたいのですが、
どうなるかな。



大掃除

2010年12月25日 | 家族
今日は1日かけて、長女の部屋の大掃除を手伝いました。
昨年1人暮らしを終えて帰ってから、
その荷物をただ部屋に積んであっただけ。
しかも、その後は仕事が忙しく、
片付ける余裕もなく、
全くひどい有様でした。
この週末、めずらしく2連休になったので、
その1日を部屋の片付けにあてるよう半強制。

いらないものが出ること出ること。
クリーンセンターに持っていくゴミを山積みし、
かなりすっきりしました。
疲労困憊。

今日はクリスマス。
あらかじめリクエストにこたえたプレゼントは渡してあります。

長女には金のブタの貯金箱
息子にはベッド
次女にはスポーツバッグ

今朝はサンタさんからのプレゼントをわざとらしく演出(笑)。
ほしそうなものはリサーチ済みです。

長女には「ダンボ」のDVD
次女には「さよならの贈りもの」 (ドーン・ロシェルの季節 1)
夫には、衣類 でした。

息子にはいい本が見つからなくて、未発送。
読み終わった「チーム」を読ませたいな、と思っています。

やはりホワイトクリスマスになりました。




駅伝

2010年12月23日 | いろいろ
文字を読む時間が多いと、
老眼が進む気がします。
老眼鏡なしでは、読書できない悲しさ…。

「チーム」(堂場瞬一著)を読んでます。
箱根駅伝に出ることのできない大学のメンバーで構成される学連選抜チームの話です。
駅伝はおもしろい。
駅伝といえば、朝の連続テレビ小説「てっぱん」に、
「駅伝君」が登場していて、
駅伝の話題がたくさん出てきます。
音楽に興味を持って見始めた連続ドラマでしたが、
何だか得した気分です。

戦国時代

2010年12月22日 | 
大河ドラマ「江」のガイドブックを読みました。
何しろ、歴史に疎いので、
参考書(「日本の歴史を変えた302人」)で人物を確認しながら、
前編のストーリーがわかりました。
織田信長~豊臣秀吉~徳川家康までの時代が、
とても短い期間だということが初めて胸に落ちました。
江は信長の姪っ子で、家康の息子の嫁なのですから。
歴女をめざし、しばらく戦国時代を勉強しようと思います。

義母のこと

2010年12月19日 | いろいろ
先月末、義母が急逝しました。
通院しながら闘病生活はしていたものの、
普通の生活はしていたのに、
肺炎にかかり、
あっという間に亡くなってしまいました。

義母はほんとうに丈夫で働き者でした。
数年前に病気にかかるまでは、
ほとんど医者にかかったことがなく、
農業への思いは人一倍で、
丹精込めて、野菜や花を育てていました。
農作業をする体力は、
とても私にはかなわず、
驚異的でもありました。

そんな強い義母でしたが、病気には勝てませんでした。
でも、最後まで寝込むようなこともなく、
時々、お友達や二人の嫁たちとランチに行ったり、
買い物を楽しんだりできたし、
最期もそれほど苦しむこともなかったのはよかったと思います。

菩提寺がとても丁寧なところなので、
初七日から七日ごとにお寺におまいりしています。
二七日、三七日、~七七日、という言葉も初めて知りました。
それぞれ意味があることも、調べて少しわかりました。
信心深い義母だったので、
四十九日を待たずに、もう天国に導かれ、
仲のよかった義父に笑顔で迎えられているような気がします。

義母が亡くなった翌日がコーラスの定期演奏会でした。
こんな時にどうしようか、迷ったのですが、
家族にも背中を押してもらい、
ステージに立たせてもらいました。
感謝です。

今年も、残すところ二週間です。
例年に比べ暖かい中で、
いろいろ締めくくりをしようと思います。