情報教育雑記帳

都立高校の情報科教員。2007年度から学校が変わり、「情報B」と「マルチメディアデザイン」を担当。

プロジェクターオーバーヒート

2005年09月13日 | ITを活用した教育推進
文化祭のリハーサルがあった。
副担任をしているクラスが劇の中で、
プロジェクターを使って文字を映し出しながら
演技をおこなうところがあるというので、
リハーサルに付き合った。

生徒がノートPCをプロジェクターにつなぎ
出番を待っていたら、
電源ランプが赤ランプ点滅、
オーバーヒートした。

劇をやる場所が悪かった。
剣道場の窓を閉め切り、暗幕をひいて
かつ、照明を2台使用。
もちろん、エアコンはなし。

これではプロジェクターはもたない。

赤ランプが点滅したので、
もう1台もってきて付け替えたが、
それもやがて赤ランプ点滅。

本番まであと3日。

自衛隊仕様のプロジェクターってあるのだろうか。
あるなら、試しに使わせて欲しい。

手書きの紙を用意しておいた方が良さそうだ。

プロジェクターが使い物にならないのは
しょうがないとして、
そのような蒸し風呂のようなところで
劇の公演をやって大丈夫なんだろうか??

機器を使うことの損得

2005年09月09日 | ITを活用した教育推進
英語の3年選択授業で、インドネシアから日本に来ている留学生3名との交流学習がおこなわれた。

留学生の方がプロジェクターを使いたいということで、私が授業のアシスタントに入った。

授業では留学生の自己紹介、インドネシア、出身高校の紹介をした後、
グループになって留学生と交流をおこなった。

私がアシストしたのは、
プロジェクターとPCの接続及びその片づけ
授業風景の写真撮影
だけでしたが、

これを担当の先生がおこなっていたら、
担当の先生が機器のセッティングをやる時間分だけ、
交流の時間が削られていたでしょう。

そうなると、プロジェクターを使ったことが
かえって交流の妨げになったと思う。

実際には、私がアシストに入ったので、
プロジェクターが有効に使え、
生徒達は写真や図で説明を楽しんでいた。
また、交流する時間も確保できた。

授業中で機器を使うことは、
ばくちみたいなもんですね。

だから、機器を使うときは、
その使用目的を明確にしておかないと、
機器のトラブルによって、
授業をしくじることになる。

今回の場合、生徒と留学生が直接交流することが、
メインだったから、
もし、機器の操作が不安ならば
使わないこともベターな選択だろうと思った。







初めての裸婦画ようやく完成

2005年09月06日 | 水彩画
初めて描いた裸婦画がようやく完成です。

こうやって画像にすると、

小さいので細かいところが見えず、

何となくそれなりに見えるかも?

人の体を描くのは難しい。

脚、胴体、頭などのパーツの位置

バランスや大きさのバランス

また、

体に無数にある凹凸

これらを描画していくのはなかなか難しい。

オートシュイプでポスターづくり

2005年09月05日 | 「情報」授業実践
1年生の情報Aの授業が始まった。
2学期1回目は、文化祭で役立てばということで、
オートシェイプを使ってのポスターづくりをおこなった。

授業の最初に、
配色のパターンを少し教えた。
(反対色同士、類似色同士、同系色同士)

オートシェイプの使い方は
 さーっと10分くらいで説明。
あとは各自で考えながら使っていく。

配色の学習にはパソコンはうってつけだ。
いろんな組み合わせの配色を試すことが出来る。
しかも、短時間で。

自分で普段使わない色も使ってみることができ、
自分の色の範囲を広げることが出来る。

ただし、その色はあくまでも画面上での色なので、
実際の物に着色する場合は、
また、別のカリキュラムが更に必要だろうが。

若いモンは頭が柔らかい

2005年09月01日 | ITを活用した教育推進
今日から2学期。。。。

文化祭(9/17・18)に向けての準備が本格的になってきた。
1年生のあるクラスの生徒(女の子2人)が来て、
夏休みに撮った映像を編集したいので
どうしたらいいかと相談に来た。

編集というのは、
映像を短く切って、それを並び替えることだと
いうイメージだけ教えて、
あとは
パソコン室にいたディジタルクリエイト部の生徒に
ムービーメーカーの使い方を教えてあげてねと頼んだ。

映像の取り込みは手伝ってあげていたが、
映像の編集作業の方は
10分ほど教えてもらった後は、自分たちで編集を進めていた。

1時間ほどして見に行ってみたら、
もう、切り取った映像をつなぎ合わせたところで、
テロップをどうやって作ればいいのか模索しているところだった。
やり方を聞かれたが、
 適当にいじってみてごらん
とだけいって、その場を離れた。

あとで見に行ったら、映像にちゃんとテロップが付いていた。

「いやぁ~、もうできたの?」
って尋ねたら、
「はい」
と元気よく答えてくれた。
「今度、テロップの付け方教えてね」
とお願いしておいた。

今後、同様の質問が来たら、
 今度は、彼女たちを紹介するのは
  いうまでもない。