情報教育雑記帳

都立高校の情報科教員。2007年度から学校が変わり、「情報B」と「マルチメディアデザイン」を担当。

ITを使うメリット◇1◇

2004年11月29日 | ITを活用した教育推進
ITを使うメリットは何か?

それは
ネットワークを使うこと。

IT=情報機器だが
最近では情報通信機器
という意味としてとらえられている。

ネットワークを使うことのメリットとして
 ・データが共有できること
 ・ディジタルデータとして
   いろんな種類のデータを
    ごっちゃにおいておくことができる。

例えば・・・・
 他の人が作った教材を使わせて頂くことができる。
 (もちろん著作権を侵害してはならないが)
 文書のデータ、画像のデータ、動画のデータなどを
  1つのフォルダ内にごっちゃに入れておくことができる。
・・・・

教員が授業を行うときに、
 教室にネットワークがきていて かつ
 それに接続できるPCがあれば、
 授業の途中で教材がほしいとき
  ネットでちょちょっと取り出すことができる。

なので、
 これをうまく使いこなせば、
  授業の流れで、
   あの写真を見せようとか、
   あの映像を見せよう
  と思ったとき、
 ネットワークでそれが実現できる。

しかし、これがスムーズにできないと意味がない。
スムーズに行かないと、
 前日の日記の例で言うと、
  自動車を使うよりも馬車の方が
   いいということになる。
 つまり、
  ネットワーク上においた動画ファイルではなく
  VHSテープで見せた方がよいってことになる。

なので、
教室でネットワークを黒板とチョークのように
 使えるようにするための条件は
・ネットワークにすぐに確実につながる
・それを40人に見せるすべが常に教室にある
ということでしょう。

その工夫を
 IT推進校がゼイゼイ言いながら試行錯誤している。

 

IT推進校 中間報告会&公開授業

2004年11月26日 | ITを活用した教育推進
「ITを活用した教育推進校」中間報告会及び公開授業
が無事終了した。

約50名のお客さんがいらっしゃった。

公開授業後の研究協議会で
 教育庁の先生がおっしゃったことが
  一番印象に残った。

昔、馬車で生活していた時代に
 蒸気機関車や自動車が世の中に登場してきたとき
  機械のトラブルがちょくちょくあり、
   馬車を使った方が早かった
    なんてことが多々あった。
でも、時代が進み、今では
 蒸気機関車は更に進化し電車になり、
  自動車もほとんど故障することなくなり、
   それらは当たり前のように使われている。
 馬車なんかより、はるかに便利だ。
同じように、
 ITも今はめんどうだったり、トラブルを起こしたりして
  手間がたかることが多々あり、
   まだまだ、ITを使うよりも黒板とチョークを使った方が
    効率がよいこともある。が、
やがて、学校でITを使うことが
     当たり前になるときがやってくるだろう。


今まで、無線LANがなかなかつながらず苦労したことや
 授業でノートPCを使う際の準備・片づけにあれこれ工夫してきたこと
  授業で使ってみたが生徒から不評で授業内容を練り直したこと
などの苦労が、
 報われる時がいつかはやってくるよな と思い
  ガンバロー って気になりました。

同じ映像でも
 アナログなら、
   いちいちまき直さなきゃいけないが、
 ディジタルなら
   瞬時に元に戻せるし、
   同じ映像を何回も見せることができる。
  また、ネットワークを利用すれば
   みんなで共有して使うことができる。

ディジタルの特徴をうまく活かせるような実践を
 積み重ねて行けば、やがて、
  学校教育でITを当たり前のようにして
   使う日がやってくるだろうと
    確信した。

実践あるのみ。



もうすぐ中間報告会&公開授業

2004年11月24日 | ITを活用した教育推進
11/26(金)に勤務校で
 中間報告会及び公開授業を行う。

本校は「ITを活用した教育推進校」なのだ。

ノートPCをいっぱい導入し、
 ITを使って教育効果を上がる工夫を
  考えて実践している。

なので、
 毎年、その報告会及び授業の公開を行っている。

私はその担当となり、情報科の相方と2人で
 ITを活用した教育推進のコーディネートをしている。

で、あさってのための準備中って感じ。

 資料作り、IT機器の割り振り、教室の割り振り、
 当日の先生達の役割分担決め、、、、、、、
などの庶務的仕事から
 IT機器を使った授業を行う先生と一緒になって
  授業の組み立てを考えたりもしている。

ITを使った普通教科の授業は今までに前例がない。
(情報教育の事例は多々あるが)

 今までの授業の延長上でもなく、
  情報処理の授業の延長でもない。

 また、ITを使う使わないに関係なく、
  生徒の学力を伸ばすにはどのような授業が
   いいのかという見識も必要である。

 この2つを踏まえて、
 IT、ネットワークの特質を理解した上で、
  授業でどう使ったら教育効果があるか
   あれこれ考えて実践していかなければいけない。

こんなことは1人ではできない。
だから、
 何人かで意見を言い合いながら築き上げていく
  よう取り組んでいっています。

やる気のある人、ない人、どこにでもいます。

現在、やる気のある先生方と楽しく
 新しい授業を創っていっています。


 
 





主税局からの不気味な手紙 最終章

2004年11月18日 | プライベート
昨日からの続き

午前中に主税局立川支局から連絡があった

回答
同じマンションの号数を間違えたとのこと
ジャンジャン

同じマンションなのでどこの人のが間違えて
きたのかが分かった。

なので、
明日、宛先違いということで投函してあげることにした。

しかし 気になることが1つ出てきた。

その宛名には確か
*****有限会社と書いてあった。

ということは、
その部屋の住人は法人名でマンションを
購入?したことになるのか。

でも その部屋に住んでいる。
住居じゃないの??そこは

税金のことはよく分からないが、
これって、税金対策?
住まいを法人名義にしているってことかな??

よくわからない。。。。。。。

主税局からの不気味な手紙 その2

2004年11月17日 | プライベート
昨日の続き

今日はさっそく問い合わせの電話をした。
問い合わせ先は主税局の本店(新宿)

その封書を送った支局は立川だったので、
 そこから改めて担当者が電話するとのこと。

夕方電話がかかってきたが、
 私が会議中で電話に出られなかった。

会議後、
 こちらから電話をしたが
  5時半だったので担当者は帰宅していた。

というわけで、
 なぜこのようなミスをしたのかについては
  今日は分かりませんでた。

明日 再度担当者から電話がくることになっている。

はてさて、
 どんな回答を得ることができるのだろうか??


主税局からの不気味な手紙

2004年11月16日 | プライベート
仕事とは関係ないが、、
昨日東京都主税局から封書が届いた。

住所は確かに間違いないのだが、
名前が、
****** 有限会社 様
となっていた。

なんじゃこりゃ。。。

ちなみに中身は法人税申告書

さっそく主税局へ電話した。

しかし、このようになった原因は
はっきり教えてくれず、
宛名が違うとか何とか書いて
投函していただけたら とのこと。

翌日、一応宛名の会社を
インターネットで検索したら

ない。。。

その代わり
株式会社 ******
はあった。

どういうことか???

まさか、住所が勝手に使われている
わけではないよなぁ~??

明日再度問い合わせしてみよう。

つづく



アシスト

2004年11月12日 | ITを活用した教育推進
今日は午前中4h、午後1h授業の予定だったが

午前の4hの情報の授業はTTの相方の佐藤先生に
任せっぱなしで校内をあちこちと動き回っていた。

1,2限目は体育(柔道)の授業の撮影
 11/26の公開授業でVTRで公開するため
3,4限目は美術の授業のアシスト
 美術で初めてノートPCを1人1台使うため
 私とIT専門家(アドバイザー)の方と2名で
 アシスト
 この間、時々そこから抜けて2,3人の先生と
 11/26公開授業の打ち合わせ
6限目総合的な学習の時間
 担当の教室で担当の生徒達を指導
 自分でテーマを見つけて調べて発表するという
 オーソドックスなかたち。
 だが、生徒の一番苦手なことはスケジュール管理。
 いつまでにこれこれをやっておくということが
 うまくできない。
 教員はいつもこの部分を管理せざるを得ない。
放課後は
 情報のレポート作成で多数の生徒がPC室にやってくる

今日は
 教員、生徒を交互にお世話した1日でした。

 



デジタルデータの特徴

2004年11月11日 | 「情報」授業実践
授業でデジタルデータの特徴について説明した。

特徴8つ(教科書通り)あり、
その1つ1つについて説明した。

加工・編集・再利用が可能
情報を統合的に扱うことが可能
情報を複製しても情報の品質劣化が少ない
情報の検索が容易
多くの情報を計算・処理することが可能
遠隔地に瞬時に情報を伝えることが可能
・・・などなど

このような学習は、
ある程度実習を行ってからでないと、
実感として理解できない。

だから、
本校の情報の授業では、
2学期中盤までとにかく実習を行い、
座学っぽい学習は2学期後半から
行っている。

でも、まだ試していないことがある。

遠隔地に瞬時に情報を伝えることが可能
ということ。

南米あたりにメールを送り、
すぐに受信するところを
テレビ会議システムを使って
確認したい。

確認してみないと、本当に瞬時に
届くのかどうかわからん。。。





2分間のプレゼン

2004年11月08日 | 「情報」授業実践
今日の「情報A」の授業は4コマとも
プレゼンテーションだった。
各班でアンケート調査を行い、その結果に
基づいた考察を発表する。

2分間というのは難しいですね。
データに基づいてちゃんと説明しようとすると、
3分くらいになってしまう。
手短に話そうとすると、1分半くらいで終わるが、
中身がない。

2分という時間で話そうとしたら、よほど練り込まないと
いけないようだ。
あるいは、
しゃべる人のキャラクターを前面に出して、
中身を手短に話してしまうのがいいのかもしれない。






親子インターネット教室

2004年11月06日 | ITを活用した教育推進
今日から4回にわたって土曜日に公開講座を実施する。
講座名:「親子インターネット」

今日が1回目。
 インターネットの便利なサイトの紹介
 新札に登場する人物に関する事項の検索

対象者は小学校5,6年生及びその保護者

20組の募集に対して応募してくれたのは7組。
このくらいの人数だと、講師2人で十分に目が届く。

しかし、もうちょっと人数がほしかった。。。

やはり、小学校5,6年生で毎土曜日このような講座に
くることは難しいのだろうか。。。。

うちのカミさんいわく
「おもしろそうならもっと人が集まるんじゃないの」
ごもっとも。