やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

みなさまに深くおわびします 朝日新聞社社長

2014-09-12 | 政治・経済

asahi1朝日新聞社の木村伊量社長は11日、記者会見し、東京電力福島第1原発の吉田昌郎元所長=昨年7月死去=が原発事故当時の状況を語った「聴取結果書(吉田調書)」に関して、5月に掲載した記事を「間違った記事と判断し、取り消す。読者の信頼を大きく傷つけた」と謝罪した。

また、従軍慰安婦をめぐって1980~90年代に出した記事を今年8月に取り消したことにも「誤った記事を掲載したこと、訂正が遅きに失したことについておわびする」と謝罪。過去の報道を検証するために有識者による第三者委員会を設置すると明らかにした。

慰安婦問題に関して、朝日新聞の報道を見てみよう:
英文(全文はこちら):

In the Aug. 5 morning edition's special coverage titled "Thinking about the comfort women issue," the Asahi retracted articles based on testimony judged to be a fabrication that was provided by the late Seiji Yoshida about forcibly taking away comfort women from Jeju Island, South Korea.


We made that decision on the thinking that in order to look squarely at the comfort women issue, which has as its themes the dignity and human rights of women during war as well as overcoming and reconciliation of past history, we had to admit to past errors in Asahi reporting on the issue and to advance our original arguments seeking to construct relationships of mutual trust with neighboring nations in Asia. There is absolutely no change in our standing on that point.


However, we have received criticism for the lack of words of apology even though the articles were retracted. While we did say we "reflect on the fact that there was insufficient information-gathering to support those articles," I now painfully realize that we should have taken a more humble approach as a journalism that strives to provide reporting based on facts.


I apologize to our readers for publishing erroneous articles related to Seiji Yoshida as well as for the failure to issue the correction earlier.


日本文 (全文はこちら):
様々な批判、指摘を頂いている慰安婦報道についても説明します。朝日新聞は8月5日付朝刊の特集「慰安婦問題を考える」で、韓国・済州島で慰安婦を強制連行したとする吉田清治氏(故人)の証言に基づく記事について、証言は虚偽と判断して取り消しました。戦時の女性の尊厳と人権、過去の歴史の克服と和解をテーマとする慰安婦問題を直視するためには、この問題に関する過去の朝日新聞報道の誤りを認め、そのうえでアジアの近隣諸国との相互信頼関係の構築をめざす私たちの元来の主張を展開していくべきだと考えたからです。この立場はいささかも揺らぎません。

 ただ、記事を取り消しながら謝罪の言葉がなかったことで、批判を頂きました。「裏付け取材が不十分だった点は反省します」としましたが、事実に基づく報道を旨とするジャーナリズムとして、より謙虚であるべきであったと痛感しています。吉田氏に関する誤った記事を掲載したこと、そしてその訂正が遅きに失したことについて読者のみなさまにおわびいたします。

これで本当に謝ったのだろうか?
慰安婦問題の誤報によって多くの人が苦しみ、国際社会で日本の名誉が傷つけられたことは事実と言っても良い。
名誉回復は困難かもしれないが、河野談話の見直しなど、取り組みが必要ではないか?



トップへ戻る(全体表示)


秋の風物詩「上海ガニ」、販売価格が大幅下落

2014-09-12 | 食事・食物
上海蟹上海ガニで知られるチュウゴクモクズガニが旬を迎えたものの、中国政府による「公費ぜいたく禁止令」の影響で販売価格がこの6年で最低になっているようだ。

江蘇省南京市の水産市場関係者が「大きいサイズのチュウゴクモクズガニの価格が例年より4割減」になっているとし、例年140元前後で販売されている150-200グラムのメスが今年は80-95元で取引されている」と語っている。

また、この関係者は「以前は8月に入ると国有機関から高級ガニの注文が入ったが、今年は全部なくなった。こちらからセールスをかけてもやんわりと断られた」と。

公費節約ブームに、高価なカニの販売に見切りをつける業者も続出しているようだ。
例年ならば街頭に専売店が無数出現するにもかかわらず、今年は数えられるほどにまで減少したと。←9月10日SEARCHINA


トップへ戻る(全体表示)