県内企業倒産29件
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1 熊日 県内企業倒産29件 19年上半期、負債総額は3年連続減
県内企業倒産29件 19年上半期、負債総額は3年連続減
2019/7/5 11:00 (JST)
©株式会社熊本日日新聞社
東京商工リサーチ熊本支店が4日発表した2019年上半期(1~6月)の熊本県内企業倒産(負債額1千万円以上)の負債総額は、前年同期比60・8%減の18億9300万円だった。件数は7件増の29件だったが、10億円以上の大型倒産がなく総額を押し下げた。負債額の減少は3年連続。
件数を業種別にみると、建設が7件増の9件で、3年ぶりのトップ。一方、前年8件で最多だった卸売りとサービスはそれぞれ6件と3件だった。原因別では販売不振が16件で最も多く、熊本地震関連は3件増の6件だった。負債額別では10億円以上が7年ぶりにゼロだった一方、1億円以上は前年と同じ6件だった。
同支店は「熊本地震からの復興需要が落ち着き、波及効果が限定的だった小規模企業の倒産が増えた。今後、業績が上向かずに息切れした企業の倒産が増える可能性が高い」とみている。
6月単月の倒産件数は1件増の5件、負債総額は2・7倍の2億2900万円だった。 帝国データバンク熊本支店が発表した19年上半期の法的整理の件数は4件増の27件。負債総額は64・7%減の17億2千万円だった。(福山聡一郎)
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1 熊日 県内企業倒産29件 19年上半期、負債総額は3年連続減
県内企業倒産29件 19年上半期、負債総額は3年連続減
2019/7/5 11:00 (JST)
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東京商工リサーチ熊本支店が4日発表した2019年上半期(1~6月)の熊本県内企業倒産(負債額1千万円以上)の負債総額は、前年同期比60・8%減の18億9300万円だった。件数は7件増の29件だったが、10億円以上の大型倒産がなく総額を押し下げた。負債額の減少は3年連続。
件数を業種別にみると、建設が7件増の9件で、3年ぶりのトップ。一方、前年8件で最多だった卸売りとサービスはそれぞれ6件と3件だった。原因別では販売不振が16件で最も多く、熊本地震関連は3件増の6件だった。負債額別では10億円以上が7年ぶりにゼロだった一方、1億円以上は前年と同じ6件だった。
同支店は「熊本地震からの復興需要が落ち着き、波及効果が限定的だった小規模企業の倒産が増えた。今後、業績が上向かずに息切れした企業の倒産が増える可能性が高い」とみている。
6月単月の倒産件数は1件増の5件、負債総額は2・7倍の2億2900万円だった。 帝国データバンク熊本支店が発表した19年上半期の法的整理の件数は4件増の27件。負債総額は64・7%減の17億2千万円だった。(福山聡一郎)