桜があるのは、志木市柏町(少し分かりにくい)住宅街の中ある。
毎年、なかなか見に行くチャンスがなかった。
桜は下記に示すように、樹齢400年、幹まわり約3メートル、高さ約11メートルである。
現在は7分咲きであり、大きな白い花を咲かせていたが雨にぬれ旗弁が良く見えなかった。
まだ上の枝は蕾状態であり、見ごろを迎えるのは2,3日後のようだ。
特徴等は下記の通りである。
チョウショウインハタザクラはヤマザクラの一種で、「櫻の科学(日本櫻学会編)」平成10年9月版誌上において世界に一つだけの新種とされている。
樹齢400年と言われ、幹まわり約3メートル、高さ約11メートルである。
一重で比較的大輪の花を咲かせ、中には雄蕊の1・2本が旗弁を成すものがあることから「旗桜」と呼ばれる。
昭和期まであった長勝院にあった桜であることから「長勝院の桜」と呼ばれていた。平成5年10月6日に市の文化財に指定された。
チョウショウインハタザクラはヤマザクラの変種だが、野生のヤマザクラと比較して次のような特徴が見られる。
枝はやや太く、花は大型で花弁は円形に近い広楕円形で、長さ2センチ弱にもなる。ほとんどが白色で時には先端に淡紅紫色を帯びる。蕾の時は白色で先端は淡紅紫色を帯びる。
他の桜と同じく花弁は5枚であるが、かなりの頻度で6?7枚の花弁が見られる。正常の5枚以外のものは雄しべが花弁のように変化したもので、これが旗状になっており「旗弁」と呼ばれ、ハタザクラの所以である。
一輪の花の中に可憐なハタがゆれるのは、まことに優美で自然の妙に感激してしまうほどで染井吉野では味わえない趣のある桜である。
成葉になると葉身の長さは最大約14センチ、幅は約7センチにも達し、他のヤマザクラと比較してかなり大きい。
≪志木市観光協会HPより≫
折角なので近くの桜をパチリ!
我が家の庭樹
チョウショウインハタザクラ