この時期はどうも引きこもりになりがち。
お山に行きたい気持ちはあるものの腰が上がらずというか気力がないというか...
昨日の日曜も結局は引きこもり。
でも、そんな日は読書が捗るわけで一冊読了。
今回読んだのはコレ。
森 浩美という名は誰でも知ってる名前だけど小説を書いていたとは知らなかった。
コレは読まなきゃならんだろうということと、帯が目に付いたのでとりあえず買ってたやつなんだけど...
家族に悩まされ、家族に助けられている。
誰の人生だってたくさんの痛み、苦しみ、そして喜びに溢れている―。
作詞家・森浩美がその筆才を小説に振るい、リアルな設定の上に「大人の純粋さ」を浮かび上がらせた。
『ホタルの熱』『おかあちゃんの口紅』はラジオドラマや入試問題にもなった出色の感動作。
あなたの中の「いい人」にきっと出会える、まっすぐな人生小説をお届けします。
家族をテーマにした優しくてそして切ない8編からなる短編集。
どの物語の主人公も寂しかったり辛かったり、でも、最後は温かい気持ちに...
残念ながら今回も涙腺は緩まなかったけどとても読みやすい一冊でした。
(若い人よりもちょっと年齢を重ねた人が読むのが良いのかな?)
ちなみに、3話目の「星空への寄り道」、4話目の「カレーの匂い」と
6話目の「おかあちゃんの口紅」が良かったかな。