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世界の覚書

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年次改革要望書で「クレジットスコア」導入

2008年12月08日 | 経済・エネルギー・交通
SAFETY JAPAN:人間の価値を金で測る「クレジットスコア」導入に大反対する
今年の年次改革要望書に書かれていた驚くべき事項とは何か。それは、日本でも「クレジットスコア」を導入しろというものだ。クレジットスコアとは、いわば個人の信用評価点で、個人ごとに300点から850点の点数がつけられている。もともとは融資やクレジットカードの審査効率化のために導入されたもので、その点数によってどれだけお金を貸してもいいかを測る目安としているわけだ。

米国のクレジットスコアの重要な点は、それが与信審査だけに使われているのではないということだ。米国に住んでいる知人に聞いた話だが、携帯電話の購入はもちろん、レンタルビデオを借りるときもクレジットスコアを記入しろと言われるという。ちなみに、自分自身のクレジットスコアは照会できる仕組みになっている。
(中略)では、なぜ米国政府はそのような要求をしているのか。それは、外資系金融機関が、日本の膨大な個人資産を狙っていることと深い関係がある。(中略)外資にとって、日本市場参入への最大の壁になっているのが、個人の信用情報を得にくいという点にあるからだ。

外資が日本国民の資産に狙いをつけているという考えは、今回の年次改革要望書にある別の要望からもうかがえる。それは、確定拠出年金、いわゆる401kの拡充を求めている点である。この目的は、クレジットスコア以上に明確だ。現在の日本の公的年金は大部分が国債で運用されていて、一部が外資という割合だが、401kになれば根こそぎ外資系金融機関がさらっていくことも可能だからだ。
年次改革要望書に書かれてある以上、日本は必ず導入しようとするのではないか。というか、既に信用情報は蓄積されているし、その統合も行われる事になっている。

All About:クレジットスコアを知っていますか?
点数分布は刻々変わりますが、平均点は680点から700点。750点以上ならプライム層で優良な顧客。620点以下がサブプライム層で、信用力の劣った人といわれています。サブプライムローンは、この層の人たちに無理矢理に住宅ローンを貸し出した結果、発生したものです。

多重債務者を救済するために改正貸金業法が生まれましたが、この法律によって、それまで業態ごとにばらばらに管理されていた信用情報の一本化が決まりました。09年6月には指定信用情報機関の創設という名目で一本化が図られます。
「指定信用情報機関の創設」から「クレジットスコア」までは、ほんのひとまたぎだが、違いは大きい。今ならまだ踏み止まれる。日本型の仕組みは「与信目的以外の信用情報の提供の制限」だ。ここに踏み止まれるかどうか。「クレジットスコア」制度の根幹たる「クレジットビューロー」の規制がポイントか。ちなみに「クレジットスコア」はアメリカの「格差社会」の本質であるらしい。

#サブプライムの語源を始めて知った(笑)。

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