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世界の覚書

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高速道路無料化政策とCO2対策

2009年08月14日 | 経済・エネルギー・交通
50年に80%削減は可能と分析 日本の温室効果ガスで環境庁(共同通信) - goo ニュース

8割削減というと、5分の1である。ほんとに可能なんだろうか?

50年に80%削減は可能と分析 日本の温室効果ガス、環境省
自動車からの排出削減は、電気自動車の実用化と大幅な普及で実現。
民主党は高速道路無料化を政策にしている(首都高などは除く)。これは、少なくともCO2問題とは大いに矛盾する。また、限られた国民所得を鉄道や飛行機から自家用車(主にガソリン)に再配分するため、公共交通機関の経営を圧迫し、そちらのCO2対策の足を引っ張る。

逆に言えば、自家用車のCO2対策の推進効果はあるだろう。自動車産業への支援効果もあるだろう。トラック業界も助かるが、鉄道シフト(モーダルシフト)には逆効果。

CarWatch:NEDO、「エネルギーITS推進」プロジェクト概要説明会-2010年度には、新東名でトラックの隊列走行実験も

自動運転と隊列走行が実現すれば、燃費低減、人件費低減につながる。今聞いてもSF的にしか聞こえないが...

ちなみに電気自動車のCO2排出量は実質40~50g/km程度にしかならないはずだから、近年中に平均100g/kmくらいまで改善されるガソリン車と、そうかけ離れた数値ではない。ガソリン車が50g/kmになれば、純電気自動車(EV)の立場がなくなりかねない。まあプラグインハイブリッド(PHV)とか、色々ある。

ちなみに新型プリウスのCO2排出量は既に61g(10・15モード)~71g/km(JC08モード)である。結構、肉薄しつつあるのが、お分かり頂けるだろうか。

トラックも全高を抑え、全長を長くして、なるべく空力ボディにしたらいい。#分離型にして自動隊列走行にすれば、同じ事になるともいえる。

いすゞ:車両の走行抵抗

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2 コメント

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Unknown (通りすがり)
2009-08-15 23:39:34
通りすがりで失礼します。

民主党は、2020年までにCO2排出量を1990年比25%削減するとしています。
マニフェストには高速道路無料化、暫定税率廃止のほか、地球温暖化対策税の導入についても書かれています。
目標を達成するためには、自動車利用者にとって、高速道路無料化、暫定税率廃止と引き換えに、地球温暖化対策税による今まで以上の負担が必要となります。
仮に増税になっても、マニフェストに記載されていますから言い訳ができますね。
また、首都高速、阪神高速などの渋滞路線は有料のまま存置すると、当初から主張していますね。

一方、高速道路一律1000円は、何の前準備もなく導入されました。土日限定としたのも交通実態を考慮したものではなく、単なるバラマキで大衆受けにすぎません。そのせいで、各地で渋滞が多発し、CO2排出量の増大といった弊害が出ています。その対策は何も打ち出していません。
民主党は、自民党のこの施策を反面教師にすべきですね。
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地球温暖化対策税 (worldnote)
2009-08-16 00:52:26
地球温暖化対策税について別途考えてみます。
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