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客席数70-90の国産ジェット旅客機構想

2006年05月08日 | 技術・科学・航空
北海道新聞によれば、経済産業省は2006年5月3日、官民共同で進めている客席数70-90の双発国産ジェット旅客機開発で、燃費を最大20%改善するなど開発計画を強化していく方針を明らかにした。2012年度の運航開始を目指すという。

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国産旅客機は小型分野で実用化を目指していた。30~50人乗りという話もあった(JAXA)が、2005年4月12日の情報では3列を4列にして、70~90人乗りに変更されていた。

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Aerospace In Atlanta(2005年04月15日)

客席数70-90のジェット旅客機といえば、中国の計画と同じだ(2003年の情報では2008年就航予定)し、それでなくてもカナダのボンバルディアという強敵がいる。

最近の原油価格からすると、燃費20%改善ではぬるい。ターボプロップの方が良かったような気もする。ローカル線ではDHC-8程度の速度は必要十分速度だ。いずれにせよ、運行経費、特に燃費はポイントだろう。

#炭素繊維複合材など、高度な技術を特徴とするが、その点がメリットであり、デメリットだ。ただし、それはコスト次第。何しろ、問題は生産性だ。どちらかといえば、技術よりも、企画なのだ。客席数70-90にしたのはいい。確かな製品の出来であれば、後はスピードだ。

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