(童話)万華響の日々

いつもご訪問ありがとうございます、ブログ開始から大分心境も変わってきました

「鳥獣戯画」(東京国立博物館)をみて

2015-05-18 21:24:24 | 展覧会

いま上野の東京国立博物館で「鳥獣戯画」展が開催中です、巻物に鳥獣戯画が描かれているねですが、

むかし中学校の歴史科で教科書で見たぐらいですが、そのインパクトはいまだに強く残っています、

兎やら蛙やら猫やら猿やらが漫画風に戯れている様子が描かれているものです、これは一度実物を

観てみたいと思っていたのでいい機会です、先週の木曜日に行ってみました、朝から夏のような

暑い日でした、10時過ぎに現地へ着きましたが博物館の庭にはすでに長蛇の列ができていました、

博物館所有の日傘が貸し出され、飲料水補給のコーナーもあり、さっそく利用しました、

最後の列は館内入場まで120分待ちと看板を持った係りの人が立っております、これですっかり

うんざり気分、20人ぐらいのブロックごとに入場させています、やっと館内にはいったときは

正午過ぎです、館内の食事処でともかく腹ごしらえをして目当ての「鳥獣戯画」の展示されている

甲コースへ並びました、ここで待つことまたもや120分です、すっかり腰も足も疲れて

嫌になりました、お目当ての巻物が観れたと思ったら止まらず歩くように言われ3分ぐらいで

通過です、病院の待ち時間2時間、診察5分よりも悪いです、出口から出たら入口にはまだ待ち人

の長蛇の列は相変わらずでした、そこで若干休憩後乙、丙、丁のコーナーに行きました、

こちらは比較にならないくらい空いていました、とにもかくにも古稀のじいさんとばあさんが

5時間もの立ちっぱなしの苦行に耐えられたのは我ながら驚きで、かつちょっと体力の自信も感じました


介護、心情的な問題は簡単に片付けられない

2015-05-08 21:18:43 | 看取りと介護道

最近、近所に住む知り合いのおばあさんと話をする機会がありまして、重要なことだと思ったので書いて

みます、ご主人は認知症を患いショートステイを利用していました、しかし、自宅では老々介護がどうし

ようもないくらいに苦しくなったので春ごろから介護付き老人ホームに入所させたそうです、おばあさん

は体も気持ちも楽になったものの、知り合いの人からおじいさんのことを聞かれて事態を話すたびに

なんとなく「どうして家で夫の世話をしてやらないのだ、妻として責任を果たしていないのではないか」

と面と向かって言われているのではないが、なんとなく揶揄されなじられている気持がすると苦しい胸

の内を打ち明けてくれました、これは私にもあることです、老親を結局は施設に入れてしまって介護の

責任を放棄したのではないかという思いが介護と見取りをおわったいま胸中去来するのです、

あれだけ自分たちの現実を分析して一番良かれと思って道を選択し決行してきた道筋でした、どうして

もそういう後ろめたさが心を痛めます、おばあさんは、もしも施設に入れなかったら介護する家族全員

(といってもこのおばあさんだけですが)が共倒れしてどうなったかわからなかったという感想を聞いて、

その通りだよ、それ以上自分を責めることはよくないことだ、と言いました、その言葉は自分自身に

向けた言葉でもあったのです、いまは喪失の落ち込みから正しくものごとを見ることができていない

かもしれません、しかし、このおばあさんは慰められ力を回復してもらわなければいけないと思いました


映画 パレードへようこそ 2014年 イギリス

2015-05-04 19:16:18 | 映画の印象

出会いというものは偶然に与えられるものでもあるが、チャンスさえあれば選ぶこともできる、炭鉱労働者と同性愛者グループの出会いは誰もが予想できたものではない

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⇒「映画の真相とその隠された深層」