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国宝その上世界遺産の姫路城訪問記

2012年05月07日 | 車・お出かけ・美味しんぼう

5月4日。
2009年から2015年3月迄かけて大修復工事と知りつつ行って来ました。
国宝姫路城へ。




そして更にその上、世界遺産なのです。姫路城。




なんと美しいこと・・・・だが残念、工事中。
大天守は全部覆われ、そこに実物大の城の絵が施されている。
まあ、これはこれでなんとも記憶に残る観光なのだと思いませう。


30代位のカップルに「写真撮ってもらっていいですか、残念な城をバックに(笑)」と言われ、
夫曰く「いいですよ、僕らも おしい広島 から来たんで(笑)」 
わかる訳ないじゃん。心の中に寒風が吹きすさんだ。



工事中とわかっていてもどうしても行ってみたくなった理由ですが、
なんかの番組でお城マニアの人が姫路城がどんなに素晴らしいかを
説明しているのが頭に、いや心に残っていてどうしても見たくなったという訳なんです。

その素晴らしさをここで力説しても良いでしょうか?
しますよ。
日本の築城技術が昂揚期を迎えた江戸初期に造営された最も完成された
城郭建築であり、壮麗な連立式の天守閣郡をはじめ、数多くの建物が築城当時のままの
美しい姿で今日まで残る唯一の城としてその普遍的な価値が認められ
平成5年、法隆寺と共に日本で初めて世界遺産に登録されたということ。

そして、築城当時のままの美しい姿が残るには
姫路城の長い歴史の中で一度も戦や大きな災害に遭うことなく奇跡的に生き残り、
多くの人々の努力と熱意によって保存・整備されてきた結果だということ。だそうです。



そんなに素晴らしさを力説するんだから当然天守閣に登ったのでしょ?
と思われるでしょうが、
ご承知の通り工事中。とは言え「大天守修理見学施設見学ルート」なるものがあって
そこにはエレベーター利用なら2時間待ち。階段登りも大大大行列。
昼食を済ませて13時頃到着した我らにとって
外観5層、内部は地上6階地下1階を見尽くすだけでも所要時間は1時間半ということで
今回はあきらめました。再会を胸に姫・・・なんちって。

二の丸入り口の櫓門。窓を彩る金箔の飾り金具は華麗です。





この石垣の稜線。圧倒されますな。
敵が容易に入り込めないよう通路は全てクランクになっています。





やや、忍びの者に出くわしました。
斬られたら「うわーっ」と倒れるマネをするのが関西の流儀。
吹き矢を吹かれたらこれまた「うーーー」とノドに刺さった矢を抜くマネをすべし。

このお子さんは小芝居などせず、素直に喜んでおられました・・・。





丸、三角、四角の壁の向こうはお堀。
鉄砲、弓矢、槍などで攻め入る敵に応戦するのだ。
しかし幸運にも、姫路城では一度も戦はなかったのです。

 





播州皿屋敷のお菊井戸。
家宝の大切な10枚セットの皿を1枚無くしたとして(本当はわざと抜かれたのだが)
お菊さんが投げ込まれたとされる井戸。
井戸の中から か細い声で聞こえてくるのは「1枚〜、2枚〜・・・9枚〜。1枚足りな〜い」

このパロディで「1枚足りない煎餅9枚入り」というお土産がありました。さすが関西。

でもお菊さんの祟りが気になり私は買いませんでした。







大天守はあきらめたけど西の丸は行って良かった。
この部屋は西の丸にある千姫の化粧櫓というお部屋。
千姫って昨年の大河で上野樹里ちゃんが演じた「江」の娘です。
そして家康の孫娘。




化粧櫓の窓から見渡せる西の丸の百軒廊下。
長~い廊下の片側にはお女中さんがたの小部屋がずらりと並んでいます。

姫路城が凄いのは当時のままの部屋や内装が残っていること。
他の城も素晴らしいのですが、たとえば広島城にしてもコンクリートで修復され、
内部は資料展示館のようになっている城が多い中、
やはり姫路城は国宝であり、世界遺産たる所以と言うわけなんですね。

2015年3月にリニューアルオープンなので機を見計らってまた行きたいです。
それまでに機会があれば他の名城も研究しておきたいな。
あれ?いつのまにかお城マニア?



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