本日で3日目となりました淡路島の平家所縁の地のご紹介・・・
今日は島の北の玄関口、岩屋地区( 2012/01/24 岩屋の町並み )にあります絵島をご案内します
地質学的に約2千万年前の砂岩層が露出したといわれる絵島は岩肌の侵食模様が珍しい小さな小島
古来より和歌を詠む名所として名高く西行法師の詠んだ句
「千鳥なく 絵島の浦に すむ月を 波にうつして 見るこよいかな」(山家集)
でも見てとれるように平家絶世の優雅な時代に須磨の浦より船で渡り
絵島の月を愛でながら歌会を催したと平家物語にも記述が残っています
また、この絵島は平清盛とも所縁が深く、島の頂上には小姓にあたる松王丸の供養塔が建っています
清盛が当時の中国(宋)と貿易をするため、当時は大輪田の泊(現在の神戸港)と呼ばれていた
港の改修工事を始めますが難工事のため上手いきません
陰陽師の占いにより龍神さまの怒りのせいだと鎮めるために多くの人柱をたてますが、
それに憂いた松王丸は若干17歳の若さで自ら進んでひとり人柱となりました
平清盛は大輪田の泊を築造する際、絵島の美しさについて松王丸とよく語り合ったそうで
可愛がっていた松王丸を偲び、清盛が絵島に供養塔を建てたと言われています
そんなお話しを淡路市インターネット放送局監修で紙芝居風に動画で放送しておりますのでぜひ→☆
国生み神話から御食国、平家の落人の史跡など歴史を辿りながら
島を周るのも面白いので興味のある方はぜひ・・・
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