母のところへ 66

首都高トンネル大渋滞でグルっと迂回

さて、今日の母はどんな感じでしょうか

 

トントン

こんにちは～～

室内の電気がついていない

食堂かな？

 

でも

ちょっと待て、布団がふくらんでる？

そ～っと寄ってみると

寝てる

お母さん、どうしたの？

 

へ・・・ちょっと具合が悪くて・・・

 

そうなの？大丈夫？お熱は？

お菓子持ってきたから、とりあえず起きようか（有無を言わさぬ早業）

 

そうですね・・・

起きたばかりだから気を付けて歩きましょう

といつもの椅子へ

お茶を持ってきたスタッフが

あら、〇子さんセーター着たんですか？

 

具合が悪い・・・と言ってた割に、結構ご機嫌で

けらけら笑い

あなたが来ると楽しいわ～

なんて言っちゃう

 

6月に、姪の〇と〇【母の弟（死去）の娘達】が来てくれるんだって

うう～ん・・・・忘れたわ

大丈夫、子供の時と顔は変わって無いから、会ったら思い出すよ

 

もし、分からなかったらどちら様ですか？って聞いちゃったりして

 

そうだね

忘れたって、命に関わらないから問題ないよ

そうね

 

たわいない話でも、会話が成立してる

 

 

私は『昔からの知り合い』みたい

 

あなた、今日は泊っていけばいいじゃない

お父さんがいるとイヤかな？

 

ん？妹と思ってるな

 

ここは残念ながら泊れないんだよ

そのうち、また外に食事に行こうね

また来るよ～