東京23区のごみ問題を考える

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ごみ処理施設に関する黒塗り文書の情報公開命令、鳥栖市上告せず

2024年04月03日 12時58分35秒 | 中間処理施設等

鳥栖市真木町のごみ処理施設に関する情報公開請求を巡る訴訟で、鳥栖市は2日、黒塗りで開示していた文書の公開を命じた福岡高裁判決を受け入れ、上告しないと発表、今後、文書公開の手続きに入るようだ~(参考「ごみ処理施設に関する黒塗り文書の情報公開命令、鳥栖市上告せず」)

対象となっていたのはごみ処理施設建設で地元住民と市の合意条件などが記された2015~16年の文書のようだ~ 

鳥栖市真木町でどんな合意が交わされていたのかは不明だが、、、

廃棄物の焼却施設、いまでは「クリーンセンター」「環境センター」「エネルギーセンター」などと、、名称だけではよくわからないものも多い、、

しかし、やはり新たな立地、または建替となると、地元住民にとっては迷惑施設であることは変わりない。近年は、市町村によっては公募方式で決めるところもあるようだ。なかには、地元区(自治会)に数億円限度にまちづくり支援を行うという募集もあった、、、、

迷惑施設立地の見返りとしての「地元補助金」「迷惑料交付金」などいろんな名目で受け入れ地域に配布というのも常態化しているのだろう。東京都でも、清掃局時代の清掃工場建設には「地元還元施設」が整備されてきた。今では、中間処理は23区の共同処理ということで、あらたに還元施設の整備はなくなったのかな、、、

 

関連(本ブログ)
建設中のごみ処理施設の情報公開請求の「黒塗り」、鳥栖市に再び文書公開命令 福岡高裁判決2024年03月16日

佐賀県鳥栖市で建設中のごみ処理施設、情報公開請求の「黒塗り」開示、鳥栖市が敗訴 佐賀地裁が公開命じる2023年08月11日 

 


 

 

施設概要

施設名称 佐賀県東部環境施設組合 佐賀東部クリーンエコランド
所在地 佐賀県鳥栖市真木町39番地1
建物 地下1階、地上5階建て
処理能力 172t /日(86t /日 x2 炉)
焼却方式 ストーカ式
発電能力 定格3,800kW(廃熱ボイラー方式蒸気タービン発電設備)
竣工 2024年3月31日

 

 

 

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