有料化に賛成、無分別にごみを大量に出す人も、ごみ減量に努力している人も、一律税金で処理よりも、ごみ有料化は減量の励みになる。
地方自治法227条の「普通地方公共団体は、当該普通地方公共団体の事務で特定の者のためにするものにつき、手数料を徴収することができる」の特定の者がいつも有料化議論の対象になるようですが、その議論を踏襲し100歩譲るならば「一定量無料」が妥当だろうと思います。一定量を超す者は「特定の者」に該当すると考えられるためです。しかし、一定量無料はあまり現実的な施策ではなく、これを実現しようとするとかなりの経費がかかってしまいます。それならば、全量有料の指定袋方式が一番現実的な手法だと考えます。有料化によりごみが減ることは前例により明らかです。無料のままでは「たくさんごみを出したもん勝ち」で、大量消費社会を続けようとする企業を利するだけ。地球環境を守ることはできません。
多摩地域ではほとんどの市町が有料です。23区も有料化すればごみ減量が期待できます。
全量有料化で厳しくした方がごみの量は減ると思いますが、一方で不法投棄が心配でもあります。今でも草むらや川土手の吹き溜まりにレジ袋やごみ袋に入ったごみを見かけます。 なぜごみを減らさなくてはならないのか、ポイ捨てや不法投棄で何が起きているかを、行政も区民にこまめに説いて回る必要がありますね。
データーによれば圧倒的に有料の割合が多いという事実は嬉しいことではありますが、ごみ減量のインセンティブに確実になるのか、不明でもありお金さえ払えばいくらでも処理してもらえることになってしまう可能性もあり、有料化と合わせて確実にごみとなるものがゼロとなる必然性の普及啓発啓蒙 工夫をしていくことが大切ではないかと思います。かつての地球はほぼごみはゼロに近く海山大地畑や田んぼ森や林池や川で生息する生き物たちに分解してもらいながらいのちの連環があった、けれど産業革命以来ジェット機並みの速さで地球の何倍もの資源を破壊し使い切り、かわりにできたのはごみの山。燃やしても空気を汚し海を汚し気候変動を生み出し、持続不可能な現状にある。もう使い捨ての時代は終わった。かつて原始時代の人々の暮らしに今一度思いをいたし地球の摂理ことわりに畏怖畏敬の念を抱き地球からいただく恵をこれ以上地球に負荷をかけないやり方で循環させる知恵をこそ生み出さなければまさに待ったなしの崖っぷちのような気がしている。せっかく国の法律としてたくさんの人々が思考し議論し作り出したプラスチック新法。法律に基づいたプラスチックの再資源化も本年4月からは本格実施になる東京23区の自治体もある。これを機にごみ文化を逆転させるような今まで観たこともないような奇想天外な方法で海山人の命を縮めるプラスチックごみゼロの時代を生み出せないものかと願っています。ごみ有料化はこれまで実現してこなかった東京23区においてはカンフル剤になるだろうし、今一度ごみに向き合うラストチャンスでありグットチャンスになるかもしれない。試みる価値は大いにあると思います。
東京の多摩地域では二ツ塚の最終処分場の問題があったとはいえ、ほぼ全市(全市になったかな?)で有料化実現。全国的にもごみ量の少ない地域となった。脱焼却とはいえないまでも脱埋立は実現可能となった。
家庭ごみの収集は、これまで通り税金で賄われる自治体のサービスであってほしい。理由としては、家庭により収入レベルに差がある中で、これまで無料で行われていたごみの回収が有料になることで、家計の負担となってしまうこと。ゴミの減量に取組めるのは、比較的生活に余裕のある層であるとも考えられる。収入レベルの低い家庭にとっては、只々負担となり、有料化は不公平な取組となってしまう可能性がある。また、有料化の代償として、不法投棄などを行う人が一定数存在していることも注視するべき。不法投棄されたごみの撤去には相応の費用が掛かり、環境も汚染される。現在の日本の環境が衛生的であるのは、一般廃と産廃の処理責任が定義され、法に基づき処理が実施されてきたことにあり、有料化によるごみの削減効果だけに注目して有料化を進めることはいかがなものかと考える。
ゴミの分別や減量に無理解な人達が、生活に忙しい若い人達に多いような気がします。
燃えるごみの8~9割が有機物4種(生ごみ、紙くず、プラ、おむつ)で占められていると思います。ゼロカーボンを掲げる自治体が多い中でこれらの分別・脱焼却が今後課題となります。しかしそれぞれ回収車を手配したり処理施設設置に対する財政負担が大きな障壁になっています。法的圧力のあるプラですら回収を倦厭されている現状です。よってこの点で財源確保のための有料化はあってしかるべきと思います。ただ、理想を言えば排出者だけに費用負担の責任を求めるのではなく、拡大生産者責任に基づいて製造者からの費用徴収を検討すべきだと思います(それは国の仕事ですね)。
有料化には一定のごみ減量効果があると思うため。有料化によって有料化をしていない区や隣接する市町にごみを出す区民もいると考えられ、有料化によって、住民のポジティブな意識変化によってごみが減量したと断定し難いと考えられる。
ごみの減量の効果よりも、不平等に感じている。
分別は時間の無駄だし、高所得者が多い地域で税収も豊かなんだから、住民の負担は最小限にしてほしい
一定量無料・有料指定袋方式が理想的かと思いますが、23区は住民の出入りが激しいので難しいかなと思います。 また、〇〇の懇談会の〇〇〇〇の〇〇(日野市の住民だそうです)が言っていたように、有料化と戸別収集はセットにしてこそ効果があると思います。でもそうするとハ-ドルが高くなりますね。
多摩地域のごみ有料化は、ごみ減量のための徹底した分別によって、例えば戸別収集を行う、多分別収集を行う、などによって高騰化する費用を補填するために必要だったというのが本当のところだと思います。単に住民の心理を利用したごみ減量の狙いなら、有料袋の値上げなどという問題は起こるはずはありませんし、また現状の袋の値段も高すぎると思っています。とはいえ限られた予算の中では、費用の掛かる分別化を進めるなら、袋による収入を期待し、有料化を行う選択はあるかと思います。しかし、それは「有料化でごみが減る」などという欺瞞的なキャンペーンではなく、きちんと必要性を区民に説明すべきと思います。とりわけ23区民の場合、あいまいな説明では納得されないと思います。
都市部では減量分の行き場がない。制度の複雑化は避けたい。分別の細分化などに取り組むべきだ。
有料化によるごみ減量効果に懐疑的。頑張って1枚の袋に詰め込もうとするだけ。出るごみは出るものであり、有料化は出るごみの量そのものを減らす効果は薄いと思う。また、23区の財政規模であれば、有料化は必須とは思わない。必須インフラであるごみ処理は、すでに支払っている税金で賄うべきであり、その他の無駄な事業を止めるべき。
東京都のように他県から入ってくる方が多い都市には有料化による弊害が色々出る気がする。
いつもブログから勉強になる情報を参考にさせていただいてます。 有料化にすると、ゴミ屋敷も増えるかもしれませんね。ずっと有料というより、年末、年度末は有料化するとか、資源ごみをポイント化して、それを可燃ごみの有料シールに使えるとか、何らかのインセンティブがあるといいかも、と思います。 というか、そもそも、高齢者などは、分別ができていませんし、ごみ分別が昭和のままで止まっています。先日もゴミ出ししていたら、ご高齢の女性に「ゴミ分別を教えて欲しい」とメモを持って聞かれました。(その後親戚の方と分別できたそうです) ちょっとしたことが積もり積もって、可燃ごみが減らないのでは?と思ってしまいます。
ごみの処理にどのくらいかかり、ごみの埋立処分場がひっ迫してきていることを皆さんが知らなさすぎる。知ったらごみ減量にもっと世の中が進むだろうし、知るべき。
集計結果の感想としては~
アンケート回答の件数が少ないので、何ともいえないが、、、
23区民の有料化賛成・反対がほぼ同程度になったのが想定内というか想定外というか、、おそらく、ごみ問題に関心のある方の回答が多数だと思えるが、慎重な意見が多かったのでとても参考になる。また、賛成・反対、有料化手法などの回答では、性別や年代の目立った傾向や特徴はみられなかった。
アンケートの設問方法も、いろいろ反省多し、多摩地域ではほぼ全地域で有料化実施中ではあるが、東京以外の道府県の方に有料化賛成か反対かだけでなく、ご自分のお住まいでの有料化実施の有無を聞けばよかったと、、、有料化手法についてもその他の方式の場合の手法記載など、、、
なお、有料化 賛成・反対化については
23区民では
賛成 6件
反対 3件
どちらかといえば賛成 3件
どちらともいえない 2件
23区以外の東京都民
賛成 6件
どちらともいえない1件
23区民ではないが関心がある1件
東京以外の道府県
賛成 5
反対 3
どちらかといえば反対 1
23区民ではないが関心がある 5
23区の家庭ごみ(可燃ごみ・不燃ごみ)有料化に関するアンケート
引き続き、アンケートは受け付けています。
いろんなご意見を寄せて下さい。
ごみを有料化する前に、企業も包装などをもっとごみが減る仕組みを確立してほしいです。
一見紙に見えても縦横に裂いてみるとコーティングされていたり、未だに過重包装だったり。
パッケージに「紙」マークをつけて、頑張ってますみたいになっていても、古紙に出せないものになってるのがほとんど。
まずは、蛇口を閉めて欲しいかなと思います。
近年増えてきている「実家の片付け」なども、昭和の家具や食器などでごみが増えているのも原因になってそうです。
災害ごみも普段断捨離で分別廃棄していれば、リサイクルできていたものがたくさんあったかも。
今後も、色々ごみ問題の投稿を楽しみにしています。