2014/03/14
「大穴牟遲 須佐之男訪ね 根之国に 行けば最初に 須勢理に会えり(御殿から出てきて出迎えたのだろう)」
「一目見てふたりは惹かれ契りたり御殿に入りて父に紹介()」
「須佐之男は出てきて言うに『なんとまあ葦原色許男』とおっしゃいました()」
「これからは葦原色許男に須佐之男は試練あたえりなんとか耐える(須勢理比売の協力のもと)」
「根之国の須佐之男命はまがまがし試練はいずれも気持ち悪けり
(1蛇の部屋で一晩過ごす:須勢理が渡した蛇用の領巾を三回振ると蛇が逃げる
,2ムカデとハチの部屋で一晩過ごす:須勢理が渡したムカデとハチ用の領巾を三回振るとムカデとハチが逃げる
,3鏑矢を野原に射て取ってくるように命じられる。野原に入ると火をつけられる:鼠が出てきて地中に入るように指示。鼠が鏑矢をもってきてくれる
,4部屋に呼び入れて頭の虱を捕れという。しかしそれはムカデだった:須勢理が椋の実と赤土をわたし、実を咬み赤土を吐き出してごまかした)」
「気をよくし寝た須佐之男の髪の毛を梁に結わいて逃げていきたり
(1大きな岩で室の入り口をふさぎ
,2須勢理比売を背負って
,3宝物の太刀、宝物の弓矢、美しい琴
を持ち出し逃げた
)」
「逃げるとき琴が樹に触れ音たてて須佐之男起きて室引きたおす()」
「髪の毛を木から解きたるその間遠くに逃げておしまいになる(大穴牟遲と須勢理比売)」
「須佐之男は黄泉比良坂まで追いて大国主に呼びかけるなり
(1太刀や弓で敵をやっつけろ
,2八十神を坂の上に追い詰め
,3河の瀬に追い払い
,4大国主を自称し、
,5須勢理比売を正妻にし
,6宇迦の山の山本に大きな石の上に宮柱を太く立て
,6大空に高く棟木をあげて住みなさい
このやろう!
)」
「須佐之男のおっしゃるとおり八十神を退治なれて国作りする()」
「八上比売出雲に来れど妻恐れ子をおいたまま因幡に帰る(
須勢理比売を恐れて、生んだ子を木の俣にさし挟んだまま帰ってしまった。その子の名前は、木の俣の上、またの名を御井の神という)」
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