そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

牧伸二さん逝く

2013年04月30日 | 挽歌もどき

4/30
「牧伸二ウクレレ漫談頂点を極めたれども失意のありか()」
「多摩川の橋の上から身を投げて逝ってしまえり嫌になったか(享年78才)」
「彼ならば死なずに隠居するべしと思えど彼に事情のありや()」

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万葉集#16.3857

2013年04月30日 |  / 万葉集

4/30
「飯食めど 美味くもあらず 歩けども 安くもあらず 茜さす 君が心し 忘れかねつも(夫セの君を恋ふる歌一首 #16.3857)」
「メシ食えど美味しくないよ歩いてもうまく歩けず茜さすあなたの心忘れられない()」

「いかなるか佐為王サイノオホキミ人の情わかる人なり逸話ありそう(右の歌一首は、伝云けらく、佐為王サイノオホキミ、近習婢マカタチ有り。時に宿直トノイ遑イトマなく、夫の君遇ひ難し。感情ココロいたく結ぼれ、係恋オモヒ実マコトに深し。ここに宿トノイに当たる夜、夢の裡に相見る。覚寤オドロきて探抱カキサグれども手にも触れず。すなはち哽咽歔欷カナシみ、高く此の歌を吟詠ウタひき。因カレ王聞かして、哀慟アハレみたまひ、永へに侍宿トノイすることを免ユしき)」
「伝えるに佐為王サイノオホキミ近習婢マカタチの宿直の役が長きにわたる(右の歌一首は、伝云けらく、佐為王サイノオホキミ、近習婢マカタチ有り。時に宿直トノイ遑イトマなく、夫の君遇ひ難し。)」
「近習婢マカタチの情ココロは深く結ばれてある晩夢で互いを求む(感情ココロいたく結ぼれ、係恋オモヒ実マコトに深し。ここに宿トノイに当たる夜、夢の裡に相見る。覚寤オドロきて探抱カキサグれども手にも触れず。)」
「がっかりし嗚咽しながら歌を詠む王は許せり宿直の役を(すなはち哽咽歔欷カナシみ、高く此の歌を吟詠ウタひき。因カレ王聞かして、哀慟アハレみたまひ、永へに侍宿トノイすることを免ユしき)」



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安野光雅の世界

2013年04月29日 |  / 万葉集

4/29
「安野氏の展覧会を見にいけり率直にいいよくわからない()」
「絵ならば普通の画家と感覚がちょっと違えり違和感覚ゆ(絵巻物のようで大きく描いたものがない)」
「ヨーロッパスケッチ旅行のその絵などのんびりとして心楽しい()」
「絵本界デビューは私が社会人なった時なり津和野の出とか(1926年生まれ)」
「安野氏の画業の背景文学や科学・数学造詣が深い()」
「絵描きなら一品くらい油絵があっていいかな嫌いなのかな()」

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万葉集#16.3855-16.3856

2013年04月29日 |  / 万葉集

4/29
「葛英爾カツラフジ延ひおほとれる屎葛クソカヅラ絶ゆることなく宮仕へせむ(高宮王の数種クサグサの物を詠める歌二首 1/2 #16.3855)」
「葛藤に纏わり生える屎葛ようにまとわり宮仕えする()」

「婆羅門バラモンの作れる小田を食む烏瞼マナブタ腫れて幡桙ハタホコに居り(歌二首 2/2 #16.3856)」
「婆羅門バラモンが作る田圃で食う烏瞼マブタが腫れて幡桙ハタホコのよう()」


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田端義夫さん逝く

2013年04月28日 | 挽歌もどき

4/28

「通称はバタヤンなどと親しまれ親らが聞きしその歌声を(豪快な人柄だったとか、享年94才)」
「ディック・ミネあれバタヤンのどちらかな巨根伝説持ちし歌手とは()」
「持ち歌の『大利根月夜』はどんな歌聞けばわかるかそのメロディーは()」
「また一人昭和の星が落ちたるが櫛の歯折れて隙間が増える()」
「ラスベガススロットマシーンで777記者会見で吹くふくをくばれる)」

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