そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

万葉集#3.0313

2009年05月31日 |  / 万葉集
5/31
「み吉野の滝の白波知らねども語りし継げば古思ほゆ
(土理宣令トリノセムリョウが歌一首 #3.0313)」
「この読み手珍しき名か土理トリと読むどんな人生過ごせし人か()」
「み吉野の滝の白波知らないが語られきたる昔を思う()」
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万葉集#3.0312

2009年05月31日 |  / 万葉集
5/31
「宇合は不比等の子にて4人いた同胞は逝く天然痘で
(式部卿ノリノツカサノカミ藤原宇合の卿に、難波の都を改め造らしめ
たまへる時よめる歌一首)」
「難波とは仁徳・孝徳の旧都だが朱鳥元年すべて焼けたり()」
「昔こそ難波田舎と言はれけめ今は都引き都びにけり(#3.0312)」
「昔では難波は田舎と言われたが今は少しよくなってきた()」
「宇合はうまくはなけれ詠む歌は叙情はなくて重複はあり()」
「宇合が都をつくるは初耳も力任せに色々せんか()」
「宇合は神亀三年十月に造営役に任命される
(天平四年<686年-726年>までその役にあった)」
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万葉集#3.0311

2009年05月30日 |  / 万葉集
5/30
「按作止利とルーツは同じかな何で豊前にいたのか知らず
(按作村主益人が豊前国トヨクノミチノクチより京に上る時よめる歌一首)」
「梓弓引き豊国の鏡山見ず久ならば恋しけむかも(#3.0311)」
「梓弓弾く豊国の鏡山長く見なけりゃ恋しくならん()」
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万葉集#3.0310

2009年05月30日 |  / 万葉集
5/30
「門部なる王オホキミはのち大原の真人といえる姓賜る
(門部王の東の市の樹を詠みたまへる歌一首)」
「平城の東の市は今でいう杏カラモモ町で交歓の場と()」
「東の市の植木の木垂るまで逢はず久しみうべ恋ひにけり(#3.0310)」
「市の樹の繁れるまでの長き間も会わずにいては恋しく思う()」
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万葉集#3.0307-3.0309

2009年05月29日 |  / 万葉集
5/29
「博通は名前をあまり聞かないが他には話題なき人なのか
(博通法師が紀伊国に往きて三穂の石室を見てよめる歌三首)」
「この岩屋紀伊の日高の三尾湾の辺りにありし岩屋といえり()」
「はた薄ススキ久米の若子が座しけむ三穂の石室は荒れにけるかも
(歌1/3首#3.0307)」
「この岩屋神社仕様に飾れるか元々荒れるところでなきか()」
「常磐なす石室は今も在りけれど住みける人そ常なかりける(歌2/3首#3.0308)」
「岩室は昔も今もあるけれど住みける人は同じであらず()」
「石室戸に立てる松の樹汝を見れば昔の人を相見るごとし(歌3/3首#3.0309)」
「ここでいう昔の人は岩屋戸に住みしといえる久米の若子だ()」
「伝説の久米の若子はどのような話を持って岩屋に入る()」
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