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そのままVon

おもに31文字の語呂合わせ日記

八千矛の歌物語-1

2014年03月14日 |  / 古事記・古代史

2014/03/14


「大穴牟遲根の国を出て出雲にて国作りして八千矛となる(矛をたくさん作ったことによる命名ではないか)」

「王として子孫繁栄させるため妻を求めて遠征をする()」

「因幡こえ高志コシの国まで妻もとめ沼河比売を口説きたる歌()」


八千矛の 神の命は
八島国 妻娶マきかねて
遠々し 高志コシの国に
賢サカし女メを 有りと聞かして
麗クハし女メを 有りと聞こして
さ婚ヨばひに 有り立たし
婚ばひに 有り通はせ
太刀が緒も 未だ解かずて
襲衣オスヒをも 未だ解かね
嬢子ヲトメの 寝すや板戸を
押そぶらひ 吾が立たせれば
引こづらひ 吾がたたせれば
青山に 鵺は鳴きぬ
さ野つ鳥 雉子は響トヨむ
庭つ鳥 鶏カケは鳴く
うれたくも 鳴くなる鳥か
この鳥も うち止めこせね
いしたふや天馳使
事の 語りごとも こをば
(歌謡#2)」

「八千矛の 神の命は 八島国 妻娶マきかねて 遠々し 高志コシの国に 賢サカし女メを 有りと聞かして 麗クハし女メを 有りと聞こして さ婚ヨばひに 有り立たし(#2-1)」
「八千矛は遙々高志に妻求め賢サカしく麗クハし女ヒト夜這せり()」

「婚ばひに 有り通はせ 太刀が緒も 未だ解かずて 襲衣オスヒをも 未だ解かね 嬢子ヲトメの 寝すや板戸を 押そぶらひ 吾が立たせれば(#2-2)」
「夜這いせど受け入れられずいよいよと彼女の部屋の板戸を叩く()」

「引こづらひ 吾がたたせれば 青山に 鵺は鳴きぬ さ野つ鳥 雉子は響トヨむ 庭つ鳥 鶏カケは鳴く
うれたくも 鳴くなる鳥か この鳥も うち止めこせね いしたふや(#2-3)」
「立ち尽くす山に鵺鳴き雉・鶏もうるさいことよ叩くよ鳥め!()」

「天馳アマハセ使ツカヒ 事の 語りごとも こをば(#2-4)」
「天翔る 使徒たる鳥の 語りたる 事の次第は こんなものだよ()」


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